土壌改良剤として畑やプランターに
最終更新日 2005年11月 10日

1.ほだ木は軽く、柔らかくなっている
 椎茸の出なくなったほだ木は椎茸菌に分解されて軽く軟らかくなっている。
まさに養分を吸い尽くされたといったところである。しかし、ごみとして捨てれば市の収集や焼却にかかる費用を増加させ、僅かでも灰の処理のため最終処分場の寿命を短くさせてしまう。
活用方法を考えて「ごみ」としては出さずに処理することにした。

2.細かく砕いて土壌改良剤に
 第一の方法は細かく砕いて畑や鉢植えの用度に混ぜて利用することにした。
通常は腐葉土を使用するのであるが、腐葉土に混ぜて古いほだ木を使うのである。全量を古いほだ木に変えるのは不安なため腐葉土に混ぜて使ってみることにした。

 軟らかくなっているので手で破砕することも出来るが、細かく砕くのは結構時間がかかる。
「鯵のたたき」を作る要領で、木の台に載せたほだ木を鉈で細かく砕くのが最も簡単で細かく砕くことが出来る。
小さな鉢には細かく砕いたもの、大きな鉢には中くらいのもの、花壇や畑ならばかなり荒く砕いたものでも良い様である。

3.使用結果
 種々な鉢植えに使ってみたが腐葉土に比べ遜色ないようである。
むしろ腐葉土に比べ分解されるスピードが遅く、鉢土が固くなることが少ない様子である。
皆さんも試したら如何でしょうか。

4.クワガタが出てきた
 細かく砕く作業中にコクワガタムシの成虫が出てきた。注意して探すと成虫と共に幼虫が何匹も出てきた。
クワガタが棲む雑木林は家から2キロメートルほども離れているので、クワガタが棲み付いていることは待った予想していない出来事であった。
原木に卵が産み付けられていたのか、近くに成虫が住んでいて卵を産んだのか定かでないがクワガタも飼うことにした。

 今まで腐葉土をえさにカブトムシを何代も育ててきた。これを機にカブトムシの幼虫のえさとして腐葉土に混ぜて使うことにした。

ほだ木で育ったコクワガタの3齢幼虫…間もなく蛹に



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