花が終わると芭蕉(ばしょう)に似た葉を出すのでこの名がある。雪解けを待って、葉より先に純白の仏炎苞を立てて群生する姿は大変美しい。 サトイモ科で思い出した。 数年前、家庭菜園で栽培していた『里芋』に花が咲いた。ミズバショウの花に似た花だったが、仏炎苞の色が薄い茶褐色、とても美しいとはいえない花。 しかし珍しい花だ! ところが、残念というか、間が悪いというか、カメラにはフィルムが入っていない。 翌日、撮影しようと思ったが急に仕事が忙しくなり、4日後見に行ったときには萎んでしまっていた。悔いが残ることの一つである。
ミズバショウは谷戸の湧き水の流れ出す水たまりに見られるが、狭山緑地では自生していたのでなく移植されたとのこと。 花期は3~4月 |