クリ/別名シバグリ

ブナ科 クリ属 (Castanea crenata)


クリの雄花と雌花


クリの実(いが)

  落葉高木

  山地に生え、高さ15〜20メートルになる。樹皮は淡褐黒色で縦に裂け目がある。
雌雄異花(しゆういか)・・・・同一個体に雄花と雌花が咲く・・・・であり、雄花序は黄褐色で房状につき長さ10〜15センチ。
雌花は緑色で小さなイガの形をして先端に雌しべがある。花期は6〜7月で、独特の強い匂いを発する。

『桃・栗3年、柿8年』と言われ比較的成長が早い。材は他のブナ科の木に比較すると、やや軽く柔らかい。腐食に強く土台や線路の枕木に使われた。

 狭山緑地にわずか生えているが、新しく再生する雑木林にはクリの木を多く育て、秋には「栗拾い」を楽しめるようにしたいと考えている。


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