クヌギ [椚]

ブナ科 コナラ属 (Quercus acutissima)


クヌギの幹とホンドリス
  落葉高木

山地に生え、高さ15〜20メートルになる。コナラと兄弟とも言える樹木。コナラと大きく異なるのは樹皮で灰褐色で厚くコルク状であり、独特の縦の裂け目がある。
ドングリは直径2センチと大きく球形をしている。春咲いた花につくドングリが成熟するのは翌年の秋で、下半部は椀型の殻斗に包まれている。
葉はやや大型で、落葉が遅く春先まで残っていることもある。比較的湿気の多い土地に生える。

用途
 材は硬く、器具材、薪炭、椎茸の原木


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