ヒヨドリバナ

キク科 フジバカマ属 (Eupatorium chinense)

 各地の山野に見られる1〜2メートルの多年草。
茎には縮れた毛があってざらつく。葉は薄く卵状長楕円形又は楕円形で、ふちに鋭い鋸歯がある。
上部の枝先に多数の頭花を付ける。筒状花は白色だが、まれに紫色を帯びる。

 ウィルス病で、葉に黄色の斑紋が現れることがある。
秋の七草の一つの『フジバカマ』によく似るが葉に香気はなく、フジバカマの頭花が淡紅紫色であるのに、ヒヨドリバナは白色である。

 花期は8〜10月



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