ぴょんバッタ

「ぴょんバッタ」ってなに?
 牛乳パックと輪ゴムで簡単に作れるおもちゃです。
飛ぶ様子からバッタを想像しで「ぴょんバッタ」と名付けた次第。幼稚園から小学校低学年の児童でも作ることが出来ます。
トノサマバッタの絵も描いてみました。
 

これがぴょんバッタ

用意するもの
1.材料
  ・洗って乾燥した牛乳パック
  ・輪ゴム

2.副資材
  ・速乾性木工ボンド(白い容器に入っている)
  ・フェルトペン(油性)

3.道具
  ・OLFAカッター…大型のものが良い
  ・千枚通し
  ・定規

ぴょんバッタを作る
1.牛乳パックを輪切にする
 (1)材料は洗って、乾燥させた牛乳パック、
  資源ごみとしてリサイクルに出す牛乳パックです。
  汚れや折れているものは使えません。

 (2)幅3センチの輪切を作る
  ・簡単に輪切を作る方法
   先ず、底に沿って胴をカッターで切り、底を切り離す。
   底を切り離した牛乳パックを平らにつぶし、
   定規を当ててカッターで切ります。

   注:
   一度に切るのは難しいので、数回カッターを引き切る。
   定規は動かないように力を入れて押さえ、カッターには余り力を
   入れない。

   1リットル入りの牛乳パックから6個切り出せる。

2.輪ゴムを掛ける穴と切れ目を入れる
   パックの角の部分に縁から5ミリの場所に千枚通しで直径1.5ミリの穴を開ける
   穴から縁に向かい切り込みを入れる


   対角の角にも同様な穴と切り込みを入れる

3.輪ゴムを掛ける
   下の写真のように輪ゴムをかける


これで完成

  注:
  ・ここまでは他の方の考案したおもちゃを紹介しました。

   輪ゴムをかけていない角を押してつぶし、ばっと手を離すと伸ばされたゴムの力で飛ぶ。
   しかし、慎重に押さないと折れ曲がって遊べなくなってしまった。
   特に子どもに遊ばせると最初から折れ曲がって使えなくなってしまった。

もっと強いぴょんバッタに!
☆ 2枚を貼りあわせる(2倍の厚さになると数倍強くなる)
  牛乳パックから30×67ミリの短冊を切り、ぴょんバッタの4面に貼る。
  表面に絵を描いたり、文字を書き込むために、印刷のない面を外側に貼る。

  飛び出す力を強くするには、輪ゴムを2本掛ける。


強化したぴょんバッタ

  注:
  ・木工ボンド薄く均一に延ばして貼りあわせる。
   …沢山塗っても強くならないし、固まるのに時間がかかり、はみ出して作品が汚れる。
  ・貼りあわせる面に軽くサンドペーパーをかけてコーティングを剥がすと接着力が増す。
  ・速乾性の木工ボンドなので短時間で固まる。

応用・発展・遊び・メッセージ
1.表面に絵を描いたり、文字を書いたり
  自分だけの作品となり、愛着が増します。
  多数の子どもと作るときは名前を書く…遊ぶときに自分のものを探しやすくします。
  注:
  油性のフェルトペンが適しています。
  ここで紹介した作品はパソコンで絵を描き貼り付けました。


出来上がり

2.飛ばす競争をすれば、一層楽しい


3.遊びながら理科の勉強が出来る
  最初の印象で「ぴょんバッタ」と名付けました…ぴょんぴょんはカエルだよと意見あり。
  バッタを表すには「きち、きちバッタ」と飛ぶときの特徴の名前が良いかもしれません。

  昆虫の特徴の名前を付け、昆虫の絵を描けば遊びながら勉強にもなりますね。
  例えば:
  「ころころコオロギ」…コオロギの絵を
  「りーんりーんスズムシ」…鈴虫の絵を
  「かなかなヒグラシ」
  「ぶんぶんミツバチ」
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「ころころコオロギ」と「りーんりーんスズムシ」で飛ばしっこ。

4.皆さんも作り方、材料、遊び方の工夫をしませんか
  問い合わせ、実施例の紹介、提案を歓迎します
   疑問点の問い合わせ歓迎。面白い工夫や実施例もお知らせ下さい。

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記事の無断転載お断り、初版掲載 2006年7月


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