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新涼の頃、「禅を知る」ワークショップに皆様のご参加を頂きましてありがとうございます。お陰さまでお天気もなんとか持ち、定員の方も一杯でした。
さて、禅はヨーガの瞑想をその源としていることを知っていますか?禅のルーツをたどると、ヨーガの瞑想に行きつく。それはヨーガの根本経典『ヨーガスートラ』に書かれている「ディヤーナ(瞑想、静慮)」を漢字で表した「禅那(ぜんな)」に由来し、「ディヤーナ」はサンスクリット語でヨーガの瞑想の一つの段階として定義されています。このことから、禅はヨーガの修行体系の一部を強調したものだとも言えるのです。
禅は中国の禅の教祖として知られるボーディダルマ(菩提達磨)によって鎌倉時代に日本から中国に渡った僧侶や渡来僧によって日本に伝わった。その代表宗派が道元の広めた曹洞宗と、栄西が広めた臨済宗です。
今回のワークでは禅とはどういった教えなのか。その悟りの境地とはどんな状態を言うのだろうか。
ヨーガが目指す瞑想が、本当の自分と出会い、そしてすべての物は一つであるという梵我一如の考えにたどり着くことを目的とするならば、禅とヨーガとの違いはどこにあるのか、その真儀についてヨーガ哲学からの観点と、国際禅交流日本代表としてヨーロッパ、アメリカ、南米などで長年広く禅の普及に貢献される大菩薩山僧堂堂長の森山大行老師先生のご厚意により、禅の観点からお聞きする貴重な機会を得ましたことにこの場をお借りして心から深く感謝を申し上げます。
禅の原則としても「調身」「調息」「調心」があると聞きましたが、ヨーガでも同じです。
本来ヨーガの主旨から言えば、瞑想こそが本命でアーサナ(ポーズ)は準備とも言えるのです。体の動きは心にも影響し、心の動きは体にも影響するように瞑想は心と体が完全な心身一如の状態で実現します。今回は手づかずの自然と祈りによって浄化されたすばらしい「気」に充ちた瑞岳院堂長の森山大行老師先生の深いご理解のもと、森林浴をしながらのヨーガセラピーを体験して頂きました。地元の方もおられましたが、こんなにも近くに日常からはなれた素晴らしい場所があったことに感銘しておられました。参加された皆様には次回は泊まりでのワークショップをぜひやってくださいとの要望もあり、森山大行老師先生のご厚意もありこのような機会を心がけていきたいと思っています。これからも、このようなワークをとおして自然と触れ合うことで自然のリズムをチャージして皆様のさらなる「元気」のお手伝いが出来たと思っています。
リラクゼーションYOGA 佐々木 裕生子
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