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ラングドック地方(Le Languedoc) は、プロバンスの西隣。リゾート地として世界的に有名なニースから地中海沿岸を南下すると、カンヌ・トューロン・マルセイユと続き、ニームにでる。

このニーム(Nîme)からはじまって、モンプリエ(Montpellier)、ベジエ(Béziers)、ナルボンヌ(Narbonne)、そしてここで東に折れてカルカッソンヌ(Carcassonne) までがラングドック地方である。

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このラングドックと、隣接するルシロン地方は、フランスでは最も広いワインの生産地帯で、フランス産 Vins de Table と Vins de Pays の大半をここで生産している。一方、Minervois, Faugères, Fitou などのA.O.C.ワインやA.O.V.D.Q.S.ワインも生産している。日本でも最近これらのワインをよく見かけるようになった。葡萄品種が多いことが特徴。
日本の酒屋でも最近よくみかける Vin de Pays d'Oc(Vins de Pays)


LANGUEDOCの簡単なA.O.C.分布図はこちら。