単一品種から作られるのが特徴。白は、シャルドネ(Chardonnay)、アリゴテ(aligoté,ラベルにはBourgogne Aligoté と明記する必要がある) が主要品種。赤はピノノワール(Pinot Noir),
ガメイ(Gamey,ホージョレ地区で使用)など。
ブルゴーニュのAOCは、地方名(ブルゴーニュ)、地区名、村名、畑名に細分化されており、最小単位である畑名をラベルに表示したワインが最も格上。畑はさらに、特級畑(Grand Cru)と一級畑(Premier Cru)に格付けされる。
地区名は、シャブリ(Chablis,ヨンヌ県)、コート・ド・ニュイ(Côte de Nuits)、コート・ド・ボーヌ(Côte de Beaune,以上 コート・ドール県)、コート・シャロネーズ(Côte Chalonnaise)、マコネ(Mâconnais,以上ソーヌ・エ・ロワール県)、ボージョレ(Beaujolais,ローヌ県)の6つ。
ここにとりあげたコート・ドール県は、AOCをもつ村、畑がブルゴーニュの地区の中で最も集中する文字通りブルゴーニュの中心。ニュイ・サン・ジョルジュ村以北がコート・ド・ニュイ地区(Côte de Nuits)。それより南がコート・ド・ボーヌ地区(Côte de Beaune)。両地区で、AOCをもつ村名だけあげておきたい。どなたでも一回は耳にしているものばかりではないだろうか?
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