潜水艦 1999年10月14日


長崎港に海上自衛隊の潜水艦「あさしお」が入港しました。

ヴィクターのお客様の一人が、艦長の同級生だそうで、

14日に艦内見学に誘われました。

一般の人間には、まず乗る機会がない乗り物なので、

御一緒させて頂きました。

そう広くない艦内で、何日も生活するのは

相当なご苦労があるだろうと思われます。

ただ、想像と違ったのは、クーラーがよく効いているという点でした。

昔の戦記をよく読む私としては、狭くて暑い艦内で何日も

というイメージがあったのですが・・・・・・

案内してくださった水雷長の説明では、昔と違って

今のハイテク潜水艦には、コンピュータが満載されているので、

人間のためではなくコンピューターを保護するために、

年中クーラーを効かせているのだそうで、

夏でもジャケットが必要なほど寒いのだそうです。

水に関しては造水装置があるので、昔のような苦労はないようです。

ただし、狭い艦内で何日も暮らすわけですから

身体的および精神的な適性について

かなりシビアなチェックをクリアし上で、

潜水艦乗りになれるのだそうです。

厳しい状況下で暮らしながら国を護るために働いてくれる

自衛官の皆さんに感謝いたします。

よい経験をさせて頂きました。

艦長はじめ、乗員の皆さんの御無事と御武運をお祈り致します。