新 慣 用 読 み
慣用読みとは、慣用音とも言い、
本来、正しくはないけれど、長年の慣習的に普通に通用している
漢字の読み方を言います。
例えば、「消耗」と書くと、普通は「しょうもう」と読みますが、
本来は「しょうこう」と読むべきところを、
どこかで「しょうもう」と読み誤ったまま普及して今に至り、
現在では一般的に認められてしまった読み方です。
「撹乱」も本来は「こうらん」が正しいのですが、
慣用的に「かくらん」と言う読み方が認知されています。
このような、長年の歴史の中から生まれた慣用読みとは別に、
近年生み出された、本来とは違う読み方をする漢字熟語を集めて、
「新慣用読み」と名付けました。
生み出しているのは、主に作詞家や漫画家、
コピーライターと言った人達です。
私が見つけたものをいくつか記載しましたが、
皆さんも新慣用読みを発見したら、掲示板やメールでお知らせください。
「本気」と書いて「マジ」
「女」と書いて「ひと」
「男」と書いて「ヤツ」
「瞬間」と書いて「とき」
「宇宙」と書いて「そら」
「幸福」と書いて「し・あ・わ・せ」
「気持ち」と書いて「ココロ」
「故郷」と書いて「クニ」
「貴女」と書いて「あなた」
「彼氏」と書いて「アイツ」
「機械」と書いて「マシン」
「子供」と書いて「ガキ」