赤箱

赤箱の外観です。
写真ではVICTORの「I」と「R」が取れていますが
今は修復してあります。

開けたところです。
蓋に取り付けてある3本の棒は
懐紙や袱紗が落ちないように押さえつけておくためのものです。

中には熱湯の入った魔法瓶、
小さいようですが10人分は楽に点てられます。
排水を持ち帰れるよう密閉式のガラス建水、
円柱タッパーには茶筅と茶筅立て、
ピンクのタッパーは御菓子、
もうひとつのタッパーは湿らせた茶巾、
布袋に包んだ茶碗、
その中には、やはり袋に包んだ茶入れ。

蓋にはゴムバンドが付いていて
茶杓が数本立っています。
左側に板で押さえているのは、すだれ状の掛け物
その下、見えにくいですが袱紗、
右側の上は真ML九州支部ロゴ入りの懐紙、
その下は濡れティッシュ状の使い捨て茶巾

これがスタンバイ状態です。
箱の中で点てる事ができます。

茶杓を載せているのは茶入れですが、
撮影だけだったので茶入れに抹茶が入っていません。
コルクで密閉できるガラス器ですので、持ち運んでも
抹茶が出てくる事がありません。
風で倒れないための茶筅立ては、
有田の楊子立てを流用致しました。
茶碗は雑貨屋で見つけた器です。
本来は茶碗ではないようです。


掛け物はクリップで蓋に取り付けます。
お客様の位置によって、右でも左でもOKです。