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蜂塚 (大阪府摂津市)


蜂塚は大阪府摂津市の金剛院の境内に建っています.金剛院は真言宗の寺院で,行基の創建と伝えられ1200年以上の歴史を誇っています.

”平安時代末期にこの付近に盗賊が出没し村人を苦しめたが,金剛院の本尊に祈願したところ,数万の蜂群が2度にわたって出現し盗賊たちに襲いかかった.その後盗賊たちは姿を消した.”と言い伝えられています.その時戦って死んだ蜂を埋葬したのが蜂塚で,本堂の裏手に五輪塔が建っています.この時に寺号も蜂熊山蜂前寺と改められました.


摂津市千里丘三丁目10
JR東海道線”千里丘”駅下車 南西へ徒歩700m


蜂塚地図



塚の前に立っている説明板には次のように書かれている.

 平安末期第75崇徳天皇(1119〜1164)の御代に賊徒蜂起し,官軍はこの討伐に向かったが逆に押され,これまでという時当山に駆け込み、蜘蛛の巣にかかった蜂を見て「もはや命運つきたり,この上はせめて蜂の命を助け善根を施さん,薬師如来よご照覧あれ」と蜂を助け、「ご本尊様,この度の討伐勝利を得ば,更に堂宇を林営し,永く鎮守国家の道場と為さん」と誓い祈念したところ、それに呼応するが如<山内鳴動し数万の群峰出現して彼の賊徒を刺し、あるいは眼に入り、無牙にして追い払えりと.
 然れども歓喜のあまりこの由を速やかに奉上すべく去り、誓った堂舎の造営可ならず.供田若干を寄付せられたのみとある.その後も蜂の大群が盗賊から村人を救い,二度までも不思議な蜂の出現に本尊の霊験あらたかなるを知り,永くお加護を戴くため,放光山味古寺は霊蜂山(現蜂熊山)蜂前寺金剛院と改称した.