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新聞記事で見る全国の刺傷被害発生情報 2013


【スズメバチに11人が刺される  熊本県】
 7月11日,阿蘇郡産山村のキャンプ場で,幼稚園児11人がスズメバチに刺され病院に搬送されたがいずれも軽症.草むらに入った園児が地面の下に巣を作っていたクロスズメバチに刺された.

【オーナーのコメント】
 クロスズメバチは比較的おとなしいハチであるが,地中に巣を作るため,知らずに巣を踏みつけて刺される事例が時々発生する.被害を防止するためには,むやみに山林等の道以外の場所に入らないよう注意する必要がある.


【ハチに6人が刺される  富山県】
 7月23日午前10時10分頃,小矢部市で,滝見学の参加者42人のうち6人がハチに刺され,病院に搬送されたがいずれも軽症.巣は滝近くの賽銭箱の中にあった.

【オーナーのコメント】
 キイロスズメバチによる刺傷被害である.気づかずに巣に近づきすぎたため被害が発生したと考えられる.スズメバチの生息が予想される場所へ出かける際は,周囲の状況に十分気を配る必要がある.


【ハチに刺され男性死亡  富山県】
 7月30日午後3時15分頃,南砺市の山中で,草刈り中の男性(60歳)が,ハチに刺され,ヘリコプターで病院に搬送されたが死亡した.

【オーナーのコメント】
 草刈り中の死亡事故は時々発生する.オオスズメバチの可能性が高いが,アシナガバチの可能性もある.作業に当たっては防護対策を十分考えて作業する必要がある.


【スズメバチに11人が刺される  横浜市】
 8月22日午後1時35分頃,横浜市金沢区の金沢市民の森で,ハイキング中の中学生10人と引率の教諭1人の合計11人がスズメバチに刺され,病院に搬送されたがいずれも軽傷.

【オーナーのコメント】
 キイロスズメバチによる刺傷被害である.少人数が普通に通行している時には被害は発生しないが,子供たちが多人数で巣の近くを通行して集団で刺されるという事例がしばしばみられるので,野外活動時には十分注意する必要がある.事前の調査が大切であるが,巣の発見にはスズメバチの生態に関する十分な知識と経験が必要であり,被害の予防は難しい.


【スズメバチに7人が刺される  滋賀県】
 8月24日午前7時50分頃,長浜市内のキャンプ場で,親子9人が林道を散歩中に子供2人,大人5人の計7人がスズメバチに刺されたがいずれも軽傷.橋の欄干に直径30cmの巣があった.

【オーナーのコメント】
 キイロスズメバチによる刺傷被害である.山間部では橋に巣を作る事例が結構多いので,通行に際しては十分注意したい.


【スズメバチに12人が刺される  岡山県】
 8月25日午後4時30分頃,勝田郡奈義町で,登山客12人がスズメバチに刺されたがいずれも軽傷.木の根元のオオスズメバチの巣があった.

【オーナーのコメント】
 当初の新聞報道では,アシナガバチに刺された(被害者の申し立て)とのことであった.アシナガバチによる集団被害は極めてまれで,おそらくはスズメバチによる被害と考えていたが,翌日の新聞報道ではオオスズメバチの巣が確認されたとのことであった.巣は40m離れた木の根元にあったということであるが,これほど離れていて集団被害が発生するとは考えにくい.登山道が巣のもっと近くを通っていたのであろうか・・・?


【スズメバチに約50人が刺される  群馬県】
 8月25日午前10時頃,利根郡みなかみ町で,マラソン大会に参加した男女約50人がスズメバチに刺され,3人が病院に搬送された.橋の下側にキイロスズメバチの巣が2個あった.

【オーナーのコメント】
 集団で巣の近くを走ったため巣を刺激する結果となり,集団刺傷被害につながったと考えられる.被害防止には事前の調査が大切であるが,調査に当たってはスズメバチの生態に関する十分な知識と経験が必要となる.今回のように橋の下側にある 巣は発見が難しいが,キイロスズメバチはこうした場所に巣を作ることが少なくないため,事前調査の際には十分注意する必要がある.


【ハチに刺され男性死亡  福島県】
 8月27日午前9時20分頃,、南会津郡南会津町内の町道で,高所作業車に乗って作業をしていた山男性(56歳)が頭をハチに刺されて意識を失い、病院に運ばれたが28日午前11時過ぎに死亡した.

【オーナーのコメント】
 作業中の不運な死亡事故で,キイロスズメバチの可能性が高い.キイロスズメバチは電柱や交通標識などの高い場所に巣を作ることも少なくないので.作業に当たっては注意が必要である.


【スズメバチに3人が刺される  北海道】
 9月10日午前11時5分頃,札幌市南区の真駒内公園で,校外学習中の小学生3人がスズメバチに刺され,病院に搬送されたがいずれも軽症.巣は木の根本付近にあった.

【オーナーのコメント】
 木の根本付近に巣があったとのことからオオスズメバチと考えられる.野外活動で公園内を歩き回る時には注意が必要であるが,事前のチェックは難しい.


【スズメバチに4人が刺される  福島県】
 9月14日午前6時頃,大沼郡会津美里町の神社で清掃作業中の男性4人がキイロスズメバチに刺されたが,いずれも軽症.巣は建物の軒下にあった.

【オーナーのコメント】
 キイロスズメバチは高いところに巣がある場合でも,刺傷被害が発生することが多い.特に多人数が巣の近くで作業する場合は注意が必要である.


【スズメバチに刺され男性死亡  北海道】
 9月19日午前7時10分頃,虻田郡豊浦町の山林で,草刈り作業中の男性(61歳)がオオスズメバチに刺され,病院に搬送されたがまもなく死亡した.

【オーナーのコメント】
  草刈り中にオオスズメバチに刺されて死亡する事故は時々発生する.作業に当たっては防護対策を十分考えて作業する必要がある.


【スズメバチに刺され男性死亡  山形県】
 9月24日午前8時30分頃,西置賜郡小国町の山中で,前日にアケビ採りにでかけた男性(78歳)が死亡しているのが確認された.付近をオオスズメバチが飛び交っており,体には数十ヶ所刺された痕があった.

【オーナーのコメント】
 
秋のキノコ狩りや木の実採りでは,しばしば刺傷被害が発生する.被害を未然に防ぐためには,林内や草むらなど道以外の場所にむやみに立ち入らないことであるが,立ち入る際には周囲の状況に十分注意をはらう必要がある.またできるだけ単独行動は避けるべきである.


【スズメバチに6人が刺される  山形県】
 
9月26日午後2時15分頃,酒田市内の山中で小学生3人と付き添いの大人3人の計6人がオオスズメバチに刺され,病院に搬送されたがいずれも軽症.

【オーナーのコメント】
 野外活動時には,子供達が道以外の場所(山林等)にむやみに立ち入らないよう,特に注意が必要である.巣の有無の事前チェックは難しい.


【スズメバチに7人が刺される  山形県】
 9月28日午後2時30分頃,酒田市内で農作業中の男性がオオスズメバチに刺され,車で避難する途中で意識を失い自損事故を起こした.通報でかけつけた警察官,消防署員ら6人も刺されたがいずれも軽症.

【オーナーのコメント】
 刺傷後は現場から速やかに離れ安静にすることが望ましいが,ショック症状は短時間で出現することも多いため,車の運転は危険である.また,救助に向かった人が二次被害に遭う事例もしばしば見受けられるので,注意が必要である.


【スズメバチに46人が刺される  神奈川県】
 10月4日午前11時頃,三浦郡葉山町で,校外学習中を終えて学校へ帰る途中のの小学生46人が,田んぼの入り口付近の地面にあったクロスズメバチの巣を踏み刺されたがいずれも軽症.

【オーナーのコメント】
 クロスズメバチは田んぼの土手に巣を作ることも多い.小型で比較的おとなしいハチであるが,状況によっては多人数に被害を与えることもあるという点で,興味深い事例である.


【ハチに19人が刺される  岡山県】
 10月6日午前10時20分頃.高梁市成羽町の県道で,自転車競技の参加者19人がハチに刺され,病院で手当てを受けたがいずれも軽傷.会場を移動中にハチの大群に遭遇し,突っ切った際に刺されたもようで,刺したハチはミツバチとみられている.

【オーナーのコメント】
 偶然ニホンミツバチの群れと遭遇したのであろうか.まさしく不幸な出会いとしか考えられないケースである.ニホンミツバチはオオスズメバチの襲撃に対して反撃能力があるが,巣を放棄して集団で逃去することも多い.


【スズメバチに3人が刺される  広島県】
 10月13日午後3時40分頃,広島市南区の似島で,登山中の男女3人がスズメバチとみられるハチに刺され,病院に搬送されたがいずれも軽症.

【オーナーのコメント】
 詳しい状況は不明であるが,オオスズメバチの可能性が高い.山道脇に巣があったのであろうか?


【スズメバチに10人が刺される  愛知県】
 10月17日午前11時20分頃,豊田市内にある小学校近くの山林で,山道を歩いていた校外学習中の児童9人と教諭1人の合計10人がスズメバチに刺され,病院に運ばれたがいいずれも軽症.当初はキイロスズメバチと報道されたが,その後オオスズメバチと判明.巣は山道のすぐ脇の地中にあった.

【オーナーのコメント】
 集団で巣の近くを通行したため振動が巣に伝わり,刺傷被害につながったと考えられる.被害防止には事前の調査が大切であるが,調査に当たってはスズメバチの生態に関する十分な知識と経験が無いと巣の発見は難しい.