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オオスズメバの交尾行動による集団飛行に注意!


オオスズメバチの交尾は巣の入り口付近で行われます.先に羽化した雄が巣の入り口付近で待機し,中から出てくる新女王と交尾します.そのため,新女王の羽化時期である10月中旬頃〜11月になると,午前中(9時〜12時頃)に多数の雄バチが巣の入り口付近に集まりオオスズメバチの巣の付近,周辺をブンブン音をたてて飛び回ります.飛んでいるのは雄バチばかりですから,刺される心配はありませんが,人々に恐怖心を与え相談が寄せられることがあります.

この前後に巣を駆除したり,取り除いて巣がなくなった場合でも,同じような行動が見られることがあります.こうした行動はフェロモンにより引き起こされることが解ってきました.働きバチから分泌される集合フェロモンが,雄バチを巣門(巣の入り口)に誘導し,新女王バチから分泌される性フェロモンが雄バチに交尾行動を引き起こします.


最近,高層マンションの屋上付近を,午前中に多数の雄が飛び回るという,ヒメスズメバチと同じような行動をとる事例が観察されています.