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フタモンアシナガバチ日記 2000(テキスト版)

2000年4月〜12月
4月22日(土)
 花壇の木製のプランターに,フタモンアシナガバチの女王が巣材を集めにやってきています.その内の1頭が8m程離れたサツキに向かって一直線に飛んでいったので,様子を見に行くと,巣が見つかりました.育房の数は現在8個です.巣を作り始め始めたのは1週間ほど前か・・・?.
4月30日(日)
 巣は順調に大きくなっています.現在の育房数は14個です.既に産卵されており,女王バチは巣の上部,付け根の周りに体を密着させて,巣の保温をしています.5月3日現在の育房数は19個です.
5月8日(月)
 この間,強い雨が2日ほど降りましたが,巣は相変わらず順調に大きくなっています.木製のプランターにはフタモンアシアンガバチだけが巣材集めにやってきます. 5月5日の観察では,同時に6匹がやってきていました.市場上の板は,表面が囓り取られて色が変わってしまいました.
5月20日(土)
 昨日からの雨も小やみになった午後,最初見に行った時は女王バチは巣の上にいましたが,デジカメを持って再度見に行ったときは外出中で姿がありませんでした.
 育房の奥行きが少し深くなりました.順調に幼虫が育っているようです.現在の育房数は30個です.
6月3日(土)
 6月1日に車庫の天井に巣を見つけました.既に6個の育房がさなぎになっていました.これで我が家のフタモンの巣は合計5個になりました.
6月10日(土)
 観察を続けてきたサツキに作られた巣が廃巣になっていました.巣の中はアリに食べられてしまって,空になっています.育房数は30個のままでした.現在無事残っている巣は
2個(屋根に上らないと分からない巣があるので+1?)になりました.
 最も順調に育っている東側の軒下にある巣では,相当数がさなぎになっています.
6月25日(日)
 観察しやすい場所にあった巣が廃巣になってしまい,しばらく中断していました.
 2階の軒下に作られ,既に女王バチが死亡した巣から2頭の働きバチが羽化しました.
この巣が今後どうなっていくか観察していきたいと思います.
7月1日(土)
 以前調査した時には巣がなかったはずの場所に,いつの間にか新しい巣ができているのを今日見つけました.場所は昨年観察した巣のすぐ上です.既に数頭の働きバチが羽化していました.巣の規模は昨年の同時期と比べると小さめです.今後はこの巣の様子を報告していきます.
 2階の軒下に作られ,既に女王バチが死亡した巣から羽化した2頭の働きバチは,いつのまにかいなくなり,完全に廃巣になりました.
7月9日(日)
 巣の大きさはあまり変化ありませんが,繭の白いキャップが目立つようになりました.
7月22日(土)
 連日35度を超える猛暑が続いています.雨もほとんど降らず,花壇の花も人間もぐったりというところです.
 さて,我が家のハチ達は,巣を冷やすため花壇の水盤に吸水にやってきます. フタモンアシナガバチはもっぱら水盤のヘリに止まって吸水しています.
8月26日(土)
 約一ヶ月振りの写真です.巣には働きバチが止まっていて,繭の白いキャップもたくさん見られます.オスの姿はまだ見えません.
9月3日(日)
 夕方の巣の様子です.巣には働きバチが止まっていますが,1週間前よりも数が減っています.繭の白いキャップもたくさん見られます.オスはまだ羽化していないようです.
9月30日(土)
 朝から雨の一日になりました.巣の表面には2頭の働きバチが止まっているだけで,ほとんどハチがいなくなりました.巣にの裏側からは何頭かのオスが顔を覗かせています.新女王バチは既に越冬場所へ移動した様子で,巣には見あたりません.
10月1日(日)
 昨日は最高気温が20℃と,寒い一日でしたが,今日は一転して暖かい日になりました.
午後巣の様子を見ると,たくさんのオスバチが巣に止まっていました.どうやら昨日は巣の裏側に隠れていたようです.フタモンアシナガバチのオスは,クリーム色の顔をしています.黄色い三角形が並ぶ様は大変ユーモラスです. 中央付近に1頭だけ働きバチが下向きに止まって,威嚇のポーズをとっています.
10月21日(土)
 昨日までの雨もあがり,朝から暖かい日になりました.我が家の庭中を何十頭ものフタモンアシナガバチのオスが飛び回っています.
 我が家を尋ねて来る人は,少し怖がるかもしれません.耳元でブーンという音がして,思わずのけ反りそうです.日当たりの良い石などの上で,日向ぼっこをしています.
10月29日(日)
 先週の土曜日に残っていたオスも巣を離れてしまったので,今日巣を取り除きました.育房数は85個で,昨年の1/4程度にしかなりませんでした.
11月23日(木)
 このところ暖かい晴天が続きます.気温が上がると,どこからともなくオスが日向に集まってきて飛び回ります.庭中を数十頭ものオスが飛び回る様は壮観ですが,耳元で羽音がしたりすると,ハチが苦手な人は恐怖感を感じるかも知れません.でも全てオスですので刺される心配はありません.
12月2日(土)
 相変わらず暖かい晴天が続きますが,あれほどたくさん飛び回lちていたオスも急に数が少なくなりました.今日は10数頭程度しか姿が見られませんでした.まもなく全て姿を消してしまいます.
12月9日(土)
 今日も10数頭のオスが飛び回っています.昨年よりは遅くまで飛び回っているようです.
12月23日(土)
 昨年は12月上旬に姿を見たのが最後でしたが,今年は23日になってもまだ3頭のオスが飛び回っています. しかし,さすがに元気はないようで,カメラを近づけても飛び去ることなく水道の蛇口の上部に止まったままでした.
12月31日(日)
 24日以降,急に寒さが厳しくなりました.生き残っていたオスバチも全て死んでしまったものと思われます.

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