夜間走行御用達アイテム
1.フロントライト
ダイナモが重い?ならばその対策を教えましょう!
A:充電式電池を標準装備するライト=専用設計
安いものでは充電器込みで6千円前後から。より強力なライトをお望みならば、キャットアイ・スタジアムライトはいかが?HL−MH310の21Wメタルハライドの威力は、80Wの自動車用前照灯に匹敵!価格も定価5万円とダントツですがね。
B:乾電池式ライトに充電式電池を使う=旅行用品の活用
旅行では便利な乾電池式ライトだけど、日常的に使うには電池代が…。そこで市販の充電式電池を使えば、ちゃんと通勤・通学用にも使えます。理想としてはリチウムイオン電池を使いたいけど、現実にはニッケル水素が手一杯。この手のライトは種類が豊富なので、じっくり品定めしてください。以下に代表的な機種のデータを例示しておきますが、他にもさまざまな機種があるのでお好みで選んでください。なおミニLEDライトはほとんどが補助灯であり、道交法に定める前照灯とは認められていないので要注意!
価格 | 電池 | 電球 | 連続照射時間 | 残量表示 | 特徴 | |
キャットアイ HL500 |
オープン (実売1800円前後) |
単2×2 | 2.4V0.5A | 8時間 | なし | 堅実設計のロングセラー |
キャットアイ HL500−U |
2500円 | 単3×4 | 4.8V0.5A 特殊バルブ |
3時間 | なし | 強烈な照射能力 |
キャットアイ HL−EL100 |
3480円 | 単3×4 | 高輝度LED | 30時間 | なし | 驚異的省エネ |
キャットアイ HL−EL200 |
3980円 | 単3×4 | 高輝度LED | 30時間 | なし | 驚異的省エネ 点滅モードは眩しすぎ! |
スペシャライズド SBC2.4 |
3900円 | 単3×4 | 4.8V0.5A | 4時間 | なし | 驚異的耐久性 |
ゼファール HF635 |
3000円〜 | 単3×4 | 4.8V0.5A LED併用 |
4時間 | なし | マルチモード |
C:ダイナモを軽くしてしまえ!=こだわりの古典的手法
「そんな馬鹿な!」と言いたくなる表現ですが、要は回転を軽くすればよい。ということで、前輪のゴムじゃなくてリム部分でダイナモを回すリムドライブとか、ハブ部分がそのまんまダイナモのハブダイナモとかがあります。特にリムドライブは3000円前後で入手できるので、ケチに徹したい向きにはぴったり?夜光塗料で着色したものならば、停止していても光っている♪ハブダイナモでは、シマノが次々と高性能な製品を開発しており、スポーツ車用も充実してきました。
2.テールライト
「しまなみ海道」でも実証されましたが、テールライトは1km後方からでも識別できます。気象条件が悪ければ悪いほど、テールライトの存在は貴重なものになります。リフレクター(反射材)は市街地や悪天候下では気休め程度の効果しかありませんので、なるべくテールライトも使ってくださいね。
A:バッテリーいらずのテール=自家発電式
相場は3000円前後。維持費は安いけど、停止するとライトが消えるんだな〜。(一部蓄電可能な機種あり)
B:小さいフラッシュテール=小粒でも効果絶大
相場は1200〜2000円。常時点灯←→点滅の2モード型が多い。中にはサドル下のシートバッグにおまけで付く物もありますので、合わせてチェックしてみてください。機種によってはナイト2000ばりに光が左右に流れる物あり(笑)持ち運びも便利だし、衣服につけるアタッチメントが付属する場合もあるので、これは便利です。
C:巨大なテール=どこでも目立ってしまう(爆)
スペシャライズド・ヴェガス(私の愛用品)が先鞭をつけた巨大テールライトも、2001年以降機種が増えてます。価格も2000円ちょっとで入手できるようになり、機種によってはブレーキライト機能まで追加されたものも…。今後も目を離せません。
D:ヘルメット用もついに登場!
ドイツのとある会社が、ヘルメット後部のエア抜き穴に付けるフラッシュテールを発売しちゃってます。ボタン電池で動作するのですが、これがまたシンプルながら効果絶大!そりゃそうだ、付ける位置が高いから目立つわな。
3.反射材増設など
悪条件では気休め程度とはいえ、しっかり照らしてもらえばある程度反射してくれます。そしたら面積増やせばいいのでは?ということで反射材増設の例を紹介。
A:スポークに付けまくり=横方向の強化
普通のスポーク反射材でもよいのですが、物足りないとおっしゃる方にはスポークに付けるライトもあります。ただ自家発電式テールとの併用は工夫が必要です。
B:足回りなど=動きゃ目立つ!
MTBやロードレーサーなどは、普通のスラックスでそのままペダルを回すと、チェーンリングに裾が絡みます。それを防ぐのがパンツストラップ。蛍光塗料を塗っている物もあるので結構使えます。スポーツタイプのペダルには反射材が付いてないこともあるので、その場合は追加しましょう。
C:反射たすき=胴に巻いてしまえ!
高齢者が主に使っている反射たすき、面積が広いので結構実用性があります。この手の応用で反射テープなどを多用するのもよいでしょう。蛍光色の手袋も効果があります。
4.ヘッドライト=頭に付けちゃおう!(爆)
文字通り頭に付けちゃう。まるで川口探検隊(笑)だが、キャンプ用品を扱う店なら売ってます。ヘルメットに装着する物もあります。
5.バックミラー
MTBならハンドルバーの反射で後方からの光源に気付くこともありますが、やっぱりあるに越したことはありません。価格も1000〜2000円と手頃なので、試しに付けてみては?