雪のシーズン・・・交通アドバイス(2000年2月緊急更新)
雪道で死亡事故発生!!
ウインタースポーツに絶好の季節です。心弾ませ、雪山へ出掛ける人も多いでしょう。
しかし、慣れない雪道には大きな危険が潜んでいます。下記の事故も決して他人事ではありません。雪道の運転は細心の注意が必要です。
−スキー場に行く途中、スリップして大型トラックと衝突− |
雪道でのスリップ事故を防ぐために!
夏場感覚の運転をしない!
積雪・凍結路面は、乾燥路面に比べ4〜8倍も滑り、どんなタイヤや、どんなブレーキでも夏場同様に停止することは不可能です。
早めに危険を発見し、急ブレーキの必要のない運転を!
「雪のない道」でもアイスバーンを予測!
冬の道路には必ずアイスバーンがあることを予測しましょう。
カーブ・日陰部分・トンネル・橋の上等はあらかじめ、減速して慎重に通過してください。
右左折時は尻振りスリップを警戒!
ブレーキを踏みながらハンドルを切るのは、尻振りスリップにつながります。
左折時…事前に十分減速してブレーキを戻し、その後にハンドルを切る。
右折時…対向車の隙間をぬう性急な動きは、絶対禁物。
堆雪の陰からの横断歩行者を予測!
生活道路を走行する時は堆雪の陰に注意を払いましょう。
堆雪の切れ目、横断歩道の標識、家並みなどを目安にして横断歩行者の早期発見に努め、できるだけ速度を落として走りましょう。
〜雪道に 勝てるタイヤも ブレーキもなし〜
正月帰省のシーズン。都心を離れ故郷に向かうクルマが高速道路、幹線国道に集中、そして地域によってはスキー行きのそれとかち合い混雑する季節でもある。上信越、北陸、東北を往復するクルマの場合、雪道に難渋するかもしれない。それでこのツアーの前、土産品購入より優先順位を上げて欲しいことをいくつか。 タイヤの溝の深さ点検。タイヤチェーンはお持ちか。その摩滅度を見る。摩耗がひどい時は早めに交換。押し詰まったり雪の現場では高価だから。馴れない人は何回か装着の練習を。最近は掛け易いゴムチェーンもあり信頼度、実用性も高い。除雪待ちなどで車内待機の防寒用具(毛布、厚めの靴下、長靴、軍手など)を用意。 もちろん非常食代わりのスナック類も。火を使わずにあたためられる弁当など理想的だ。出発の数日前にはスタンドでも良いからオイル、バッテリ、ワイパーなどの健康診断。非常用ランプの予備電池。もし持っていたら携帯電話は忘れずに。 こう見てくるとお土産どころではなさそうだ。「正月早々大雪なんて…」だが降った実例はある。 |