U12とは

 FFブルとなって2代目のU12型は、熟成が進み、スタイルも洗練された
都会風のものとなった。1987年9月に登場、セダン・ハ−ドトップの両建て
にそれぞれスポ−ティ−なSSS系とア−バンサル−ン系を設定した。
 登場〜1989年9月までが前期型でCA型エンジン搭載。マイナ−チェンジ
を経てSR型エンジンとなり、1991年8月まで販売された。また、1991年に
はオ−ストラリアからの逆輸入車5ドアHB「オ−ズィ−」が販売され、国内で
は千数百台登録、と貴重な存在である。
 また、発売当初からSSS−Rなるホットバ−ジョンも登場!ラリ−ベ−ス車
で、最初からロ−ルバ−、アンダ−ガ−ドなどが設定され、納車=競技参加で
きる程の気合の入れようであった。1988年と1990年の全日本ラリ−選手
権Cクラスのチャンピオンに輝いている。
 U12型の特徴は何といっても4WDのATTESAシステム。ビスカスカップリ
ング付センタ−ディファレンシャル方式フルタイム4WDで、AT対応。技術の日
産を象徴するものであった。他にも、CAエンジンにはNDIS、NICSといった先
進システムが搭載されていた。

前期型
CA18DET−R・・・185PS/6400rpm 24.5kgm/4400rpm 1809CC
CA18DET・・・・・・・175PS/6400rpm 23.0kgm/4000rpm 1809CC
CA18DE・・・・・・・・135PS/6400rpm 16.2kgm/5200rpm 1809CC
CA18i・・・・・・・・・・・88PS/5200rpm 14.5kgm/3200rpm 1809CC

 

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