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欄間付き和室納まり例 座敷欄間、書院欄間、ランマの種類と取り合画像

和室欄間、書院風間仕切り欄間の種類と用途例、欄間上下の蟻壁の取り方と納め

天井一般和室の場合の天井は敷き目天井又は竿縁天井張りが多い(無垢材から突き板貼り、プリント合板製など多くの種類あります) 廻り子、留めの仕口ページ

欄間(ランマ、らんま)内法鴨居から天井との間は(通常壁になっている)部分に開口部を儲け、通風、換気、採光、装飾用などの目的で施工されたスペース 画像は座敷堺によく見られれ彫刻欄間です(和室欄間には組子欄間、彫刻欄間、格子欄間、障子欄間、襖欄間(らんま)出書院欄間など多くの種類がある)外壁廻りアルミ建具のなどにも開口、通風のための欄間付きサッシュもある ※出書院欄間などでは透かし欄間(一枚板に品位のある絵柄模様を切り抜き加工したもの)を使う事が多い出書院断面図

襖戸(ふすま)和室の間仕切り、押入、欄間などに使う建具で木製の枠組みの両面に紙または布を張ったもの一般の手具より軽く、 見込みも少ない仕様になっている※和室側面を襖仕上げ洋間側を合板材などの仕様の建具を戸襖(とぶすま)と呼ぶ (一般には間口1間半で4本襖建て、2間間口では4本襖建てとなるが溝を増やして一方又は両脇に建具を引き込み間仕切り開口を広くする設計工法もある)

吊り束(つりづか)鴨居の内法間が9尺(柱間が1間半)以上になる場合、鴨居を吊り下げる為中間に設ける部材、下げ束とも呼びます

内法長押(うちのりなげし)鴨居の上に水平方向に取り付く装飾部材で書院造り風建築によく見られる 高級和室では風格や品格、安定感が得られ、格付けのある座敷などで良く取り入れられる参考画像 ※取り付く位置によって呼び名も異なり、地長押、腰長押、天井長押などがある ※茶室など数寄屋風の建築には長押や付け鴨居(わりがもいとも言う)は用いないが書院風和室に炉を切ってお茶などを楽しまれる方は、書院、数寄屋の折衷設計も見られる

蟻壁(ありかべ)欄間が付く場合、欄間敷居や欄間鴨居の上下に蟻の通るような狭い壁が出来る部分を言う ※欄間の高さを大きく取りたい場合などは蟻壁部分は省略される敷居鴨居参考ページ

関連ページ: 木造建築用語集 床の間 敷居、鴨居

[主な欄間の種類]

欄間(らんま・ランマ)とは

天井と鴨居の中間(空間)に明かり取、通風、換気などに用いる化粧部材の事。欄間の仕様には組子格子、障子、彫刻、透かし彫り、竹細工や自然銘木の板を嵌め込んだ技法の物がある、職人が最高の技法を施し在来軸組工法の高級和室木造住宅には、欠くことができない装飾品の一種。 書院欄間は1枚として使うが、一般に欄間は2枚セットで続き柄になりはめ殺し(障子欄間以外は開口しない)の納めが多い ランマは一般には和室の部屋堺に嵌め込む形式だが一方が洋間など間取りによっては壁に埋め込んだ形式の欄間もある

彫刻欄間「ちょうこくらんま」

天然木(主に銘木の杉材)の木目を生かし生かした彫刻仕様、絵柄は「松、梅、花、鳥、日本三景、風景など、お目出たい柄が多い」 板の厚みは15mm程度から有るが板が厚いほど絵柄が立体的に彫刻する事が出来るので最高級品とされる ※通常二枚の続き柄で1セットの組み合わせとなる

彫刻欄間

透かし彫り欄間「透かし欄間、切り抜き欄間」

無垢の杉柾に透かし彫り加工(絵柄を切り抜く工法)を施した仕様で出書院欄間に多く用います (画像は鳳凰柄の透かし欄間)※各自宅の家紋を彫り込んだ特注品も見かける出書院欄間では1枚が1セット

透かし欄間

筬欄間(おさらんま)

細い木桟を縦横に組み込んだ仕様のもので、絵柄や形は、それぞれ凝った組子細工や千本格子模様がある ※間仕切り欄間は通常二枚の続き柄で1セットの組み合わせとなる ※出書院欄間としても用いる事がある

おさらんま

竹組子欄間

竹を藤つるで編んだり、自然材を、生かし工夫を凝らして色んなデザインを考えて作った欄間 素朴な材料使う事によって茶席風の感じも出る ※平書院などでも壁窓にこのような感じの細工も見られる

竹組子欄間

障子欄間

部屋、広縁堺の換気や通風の調節が開口が自在な引き違い障子欄間(間仕切りランマでは襖仕様の欄間にすることもある) ※「画像」建具の左右両端の部分(半分)を壁にしたチリ引き(1本引き仕様にする事もある)

障子欄間

壁抜き欄間

壁をくり貫いた左官仕上げの窓に名竹、銘木、変木、幕板形式などをアイデア次第に組み込んだ多種の欄間形式

壁抜き欄間


和室各部材の取り合い納まり例

上画像は彫刻欄間「近江八景柄」
下画像は千本格子欄間

彫刻欄間、下画像は千本格子欄間

下記語句の名称説明は画像で見てください
襖戸、敷居、鴨居、欄間敷居、欄間鴨居、長押、蟻壁、吊り束(下げ束)廻り子、敷き目天井張り
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