桝形城跡
所在 神奈川県川崎市多摩区生田
交通 JR南部線・小田急線登戸駅より徒歩15分
歴史 鎌倉年間、稲毛三郎重成が築城したと伝えられる。永正元年
扇谷山内両上杉氏の紛争に際し、扇谷上杉氏に味方した北条
早雲は伊豆から進軍し立川に陣する際、ここに布陣したと言わ
れる。永禄十二年、甲斐の武田信玄が小田原城を包囲した際、
この地の豪族横山式部弘成は北条氏に味方し、新たに土塁を
築き侵攻に備えたという。
山頂に建つ石碑
山頂に建つ城跡石碑
山頂付近
一言 城は眼下に多摩川を置き、関東平野を望む自然の丘陵地にある。
鎌倉時代には多摩地区から多摩川沿いに多くの丘城・山城が築かれ、
この桝形城の他、小沢・作延・亀井・有馬・井田・加瀬各城があり、鎌
倉幕府の北側を守っていた。
周囲一帯は生田緑地となっており、近くには日本民家園や川崎伝統
工芸館、川崎市青少年科学館などがあり子供が遊べる施設が揃って
いる。
標高も84メートルなので、苦もなく山頂に辿り着ける。
ここでデジカメのコンパクトフラッシュカード(8M)を紛失。かなりメロー。
拾った人、メール下さい(ウソ)。