海老名城跡
所在 海老名市河原口
交通 小田急線厚木駅より徒歩10分
歴史 海老名氏は村上源氏の流れをくむ武蔵横山党の子孫で康平年間(105
8〜1064)、源四郎親季が相模守となってこの地に在住。そのまま在所
によって海老名氏と称し、代々この地を治めた。中でも親季の孫、源八季
定は武勇天下に名高く、保元物語白河殿の奮戦に、また曽我物語にもそ
の名を伝えられている。
その後、永亨の乱(1438)で足利持氏と上杉憲実が争った際、時の城主、
海老名尾張次郎左衛門尉は持氏の配下として戦ったが、敗れて海老名城
に逃げ帰った。しかし追討軍の総攻撃でついに落城、一族は全滅した。
海老名氏墳墓入口
海老名氏霊堂
一言 この霊堂がある一帯が城跡と伝えられているが、遺構は確認できなかった。