【2005年11月26日(土)】

 

ショパン猪狩氏死去。

猪狩さんが飼っているヘビにエサとなる腋毛をあげるのは誰になるのだろう?

 

 

 

 

「一番好きな歌手は誰?」「誰のファン?」と聞かれれば某男性歌手を

挙げるのだが、「一番好きな歌は?」と聞かれれば中島みゆきの『空と

君のあいだに』を挙げるだろう。

 

何故か急にMY LITTLE LOVERの『HELLO,AGAIN』が聞きたく

なった。

「そう言えば当時カラオケに行くと必ず女子の一人はマイラバを歌って

いたなぁ」なんて思うと共に考えたのが私の歌の好みについてである。

 

私は“僕”とか“君”の二人称フレーズが出てくる歌詞(歌)に弱い。

“僕”を主人公にした歌が好きで、更には女性ボーカルが発する“僕”と

いうフレーズに激マンセーだということ。

前述の『空と君〜』はまさにこの条件に当て嵌まりまくりな訳であるし、

急に『HELLO,AGAIN』を聞きたくなったのも、昔(『とんぼ』以前)の

長渕が好きで今の長渕が苦手なのも、そんなところから来ているのかも

しれない。

どうなんでしょう。

「“僕”というフレーズが好きな人は幼児性を持っている」なんて心理的

分析がなされるものなのでしょうか?

 

で、実際にMY LITTLE LOVERの『HELLO,AGAIN』を聞いた。

久しぶりに聞いて思ったのが「ボーカル、下手糞」ということ。もう、ホント

ビックリしちゃうくらい。

あ!いけない。ファンの人もいるんだっけ。

「AKKOの歌声には味があるよね...。」

この心遣いには幼児性は感じられないと思うけど、ネットで『下手糞』と

書いちゃう事自体が幼児性の所以なのかも...。

 

 

【2005年11月23日(水)】

 

“粉モノは儲かる”。

以前、そんな言葉を聞いた事がある。

 

新宿駅から程近いお好み焼き屋に行った時の事。

正直、店の入口で嫌な予感があった。

開け放たれた入口から強烈な油のオイニイ。

「どう考えても服にオイニイが付いちゃうだろ!」と入るのを躊躇したものの、

結局入店。

 

店は座敷のみの作りだが、「とにかく詰めこめ」との店員に対する

経営者の怒号が聞こえてきそうな鉄板の配置具合。

油のオイニイを充分に吸収した、座るのも憚れる座布団に嫌々腰を

降ろすと、たどたどしい日本語を操る異人さんがメニューを持ってくる。

(まぁ、『新宿で異人さん』はお約束だけど。)

ただ、メニューに書いてある『焼き方が解からない人は店員にお聞き下さい』

の文字は私を笑わせるため、もしくはこのお好み焼き屋は語学学校も

兼ねているのか?

 

でも笑えないのが値段設定。

シンプルなもので800円強、普通なもので1000円弱、スペシャルと文字

が付くと軒並み1500円を超える。

「いやいや、土地代があるからそれ程の値段設定なのだろう。それと、それなり

のボリュームがあるからそれだけの値段だろう」と自分に言い聞かせるしかない。

 

先客がいたと思われる隣の鉄板はいつまで経っても片付けられる気配もなく、

鉄板にカピカピに貼りついた焦げの山を視野に、そして常時鼻腔を襲う油の

オイニイに辟易としていると、やがて店員が注文したモノを持ってきた。

キャベツの千切りは「今日、初めて包丁を握りました!」と小学生の調理実習で

作ったかの様な幅。千切りではなく乱切り。そして他店では捨てそうなキャベツの

芯も、ここでは立派な具材。地球に優しい店である。

更には歯ごたえを実感してもらうためにキャベツの芯は敢えて原形を残している

のだろう。感動のためか、涙腺が緩んでくる。(勿論、感動では無いが)

 

以降、注文するもの全てが予測を裏切らないモノばかり。

サラダには分厚いニンジンの輪切り、きのこバターはくず片ばかり。

中でも圧巻だったのが当店ナンバーワンメニューと書かれた『ピリカラ焼き・980円』。

で、出てきたものは豚肉の薄切り3枚と5指で纏めた少量のキムチ、ピーマン3片及び

皿に薄く敷いたもやし。要はブタキムチである。

どんなに高く見積もったとしても原価は200円。光熱費・設備費用・人件費・純利益で

1皿700円強をはじき出す、『当店としては利益率ナンバーワンメニュー』だったのである。

 

以前、大阪・梅田で「地元の味を知ろう」と敢えてトラディショナルな店(汚い店)に入った

ことがあったが、そことは雲泥の差。

その店のトラデショナル感は新宿の店と変わらないが、競合店の多い梅田で商売を続ける

店の料理に対する姿勢と値段は比較にならない。(比較すべくもないが)

 

高くてもいい。

環境(雰囲気)が良ければ。

無駄な環境(雰囲気)を持った店は、それはそれで怒りを覚えるのだが今回は『環境

(雰囲気)』を語る以前のレベル。

そして『出す料理は腹の足しには全くならず、注文を繰りかえさせる』という店側の術中に

嵌まり、お会計は一人5000円。

「軽く食事をしよう」と入った店なのに。

更には私はビール1杯とサワー1杯で前後不覚、新宿駅で電車を3〜4本見送るハメに。

 

“超繁華街で粉モノ屋”

『古いようで新しい、高利潤を生み出すビジネスモデル』としてテレ東のワールドビジネス

サテライトで取上げられる日が近いかもしれない...。

 

 

【2005年11月18日(金)】

 

姉歯設計事務所による耐震強度偽造事件、姉歯建築士の頭髪にも

偽造の声が...と休刊(事実上廃刊)になった雑誌、『噂の真相』の

1行ボツネタチックに。

 

 

ここのところ嫌な事件が多い。

隣の市では男子高校生によるストーカー殺人事件が起こったし、

大阪では姉妹殺人事件が。

テレビでは、事件現場の近所の住民がインタビューを受けているのを

散見するのだが、「ドスンドスンと激しいもの音がした」「『キャー』『助けてー』

と叫び声を聞いた」なんてコメントをしている。

様子を見に行ってやれよ!

と声高に叫びたいところではあるが、実際は難しいところなんだろうな。

 

でも、カメラ前でそんなコメントを顔も隠さずに平気で喋る神経は

やっぱり私には理解できないかな。

もっとも、インタビューを受ける人が悪なのではなく、犯人が絶対悪なんだが...。

 

【2005年11月16日(水)】

 

「カレーライスは食べ物じゃない、飲み物だ!」とは元祖デブタレ、ウガンダ・トラの

明言。今日は何故かその言葉が脳裏にこびり付いて離れません...。

 

 

 

 

花田紀凱氏が書いたコラムを読んだ。

内容としては、氏が福岡で泊まったホテルに関する雑感。

 

・深夜12時にチェックインしたが、フロントに人がいなかった

・1ヶ月前に予約したにも関わらず、チェックイン時に前金を請求された

・朝食を付けるように頼んだが、「予約は21時まで」と断られる

 (交渉の末、朝食を付けてもらう事になった)

・部屋は広く清潔感があるが、床がフローリングで殺風景

・部屋の冷蔵庫にはビールさえなく、フロントに電話すると1階のコンビニを

 紹介された

・翌朝、ビゲを剃ろうとしたらボディソープはあるものの、石鹸がない

・朝食はバイキングだったが、“朝食の定番”である目玉焼きがない

・部屋にはガスレンジとシンク、洗濯機があり、ビジネス客相手ではなく、

 滞在型のホテル。だったらビジネス客を泊めるな。

 

で、ここのホテルらしい。

シングル1泊10Kちょっと。

文句を言うんだったらもっと金出して良い所(シティホテル等)に泊まれよ。

 

仮に1年前に予約したとしても、そのホテルが前金だったら前金。

部屋が広くて清潔感があったら充分じゃねーか。狭くて不潔な部屋がいいのか?

コラムの題名が『天下の暴論』だから題名通りなのかもしれないが、単なる

クレーマーですよ。目玉焼きのくだりなんぞ正に。

そして文句を考える(見つける)暇があったら翌日以降に泊まる宿の情報収集

をすれば?

 

氏は週刊文春の元名物編集長。

今となっては文春全盛時のエネルギーは微塵も感じられません。

 

それにしても、ホテル業(サービス業)ってホントに大変だ...。

 

 

【2005年11月6日(日)】

 

 

いわゆる『迷惑メール』が日に100件を超えるようになった。

 

「私は女子高生です。金銭抜きの交際をしてください」

などという、古典的かつ普遍的な誘い文句を連ねたメールのほか、

「私はフリー・○ッ○ス集団を主宰しているのですが、男性会員が

 足りません。是非とも会員に」

「社長未亡人があなたに逆援を求めています」

「私は29歳の会社社長です。男社会で私みたいな女社長はとかく

ストレスが溜まるんですよね。そんな私を癒してくれる男性を募集

しています」などなど。

 

それにしても、手を変え品を変え、様々な誘い文句だ。

送り手も、人間の深層心理をくすぐる術を最大限に生かそうとしている

んですな。

“逆援”などとワードを並べて人間の三大欲の一つの性欲みならず、

金銭欲も満たすかの様なメール構成に今更ながら感心してしまったりして。

 

でも、最初はオモシロがっていましたが、いい加減飽きてしまいました。

 

で、迷惑メール対策にメールに受信拒否設定を施しています。

フリーメールや変なドメインで送られたメールに対しては、そもそも受信が

なされず廃棄されるので返信のしようがありません。

 

よろしゅう。

 

 

【2005年11月3日(木)】

 

自ら望んで川を渡って北に行き、帰ってきた女性の記者会見。

彼女も「自由っていいな」と思っていると思いますが、私も「(後先考えずに)

自由っていいな」と思ってますよ。

 

 

 

 

山形県にある某博物館に行った時の事。

 

歴史上著名な人物を輩出した地方の博物館・資料館はその足跡にスポットを

当てた展示物が多いのだが、その博物館も他聞に漏れず出身有名人を前面に

押し並べた展示。

中でも、専用シアターで上映される某有名人の一代記の再現フィルムは凄い。

 

何が凄いかと言うと、まずその専用シアターが凄い。スクリーンが左右・正面と

3つあるのである。

その3つのスクリーンに同時に画(え)を投影し物語が進んでいくのだが、

「某有名人の一代記を作るに当たって必要なのか?」との疑念を抱かせる

手法。

正直『斬新さ』より無理にでも3スクリーンで画を映さなくてはいけないという強迫観念が

織り成す映像は、かえって意味のないカット割が目立って肝心の物語が散漫になっている。

 

続いて凄いのは再現フィルムのナレーターと配役。

通常、他の博物館の再現フィルムにはナレーターこそ“そこそこ聞き慣れた声”を

耳にすれど、再現フィルムでは無名の役者が演じるのが定番である。

 

が、しかし。

その博物館の再現フィルムのナレーターはご存知、江守徹。

(バラエティ番組の江守徹は単なる酔っ払いでうるさいオヤジでしかないが、役者・

江守徹彼のセリフ廻しは秀逸であり、「さすが文学座!」と唸らせるものがある。

個人的には役者としては日本人随一と思っている)

更に主役の某有名人には帝王・船越栄一郎の影に隠れど、2時間ドラマでは影の帝王

の称号を与えられてもいいほどその姿をよくみる西村和彦。

そしてその妻役にはNHK朝の連続ドラマ出身、元祖(?)お嬢様女優・紺野美沙子

が務めているのである。

 

これらの役者を拘束時間の長い時代劇再現フィルムに出演させる際に支払った

ギャラはいくらだったのか?

 

建物は『ハコモノ行政』を前面に押し立てた立派すぎる建物。

入館者から徴収する年間の入館料より年間の数より建物の年間維持費

の方がはるかに高いと思われるほど。

 

まさか地方の立派な建物の博物館で、こんな豪勢な俳優陣を揃えた再現フィルムを

100人は入る3面スクリーンのシアターで他の客を含めたった4人で満喫できるとは

夢にも思いませんでした。

ありがとうございます、税金を納められている米沢市民の方々。

 

ただ、その再現フィルムの有名人は『質素・倹約を良しとし、藩政立て直しに尽力した

上杉鷹山』なんですけどねぇ...。

 

 

【2005年10月29日(土)】

 

HEARTの『These dreams』を久しぶりに聞いた。

アンもいいけどナンシーもね。

 

 

サッカーは苦手、というよりも嫌い。

 

サッカーはサッカーで奥の深いスポーツであるのだと思うのだが、

サッカー嫌いの最大の理由は何よりもあの演技。

PKを得るためにワザとゴール前で倒れる『シミレーション』をはじめ

とした演技のためだ。

 

ゴール前で倒れ、苦悶の表情で膝や頭を押さえる選手。

スローモーションで再現すると他の選手と交錯したとしてもちょっと

触れて倒れただけ。無論、膝や頭を強打した訳じゃない。

なのに、相手の反則を取りたいためにグランドで倒れる。

そして冷静に見ていた主審が反則を取らないと知るないなや、さっき

までの苦悶の表情はどこへやら。

さっさと立ち上がって戦線に復帰するのである。

更には選手同士が小競合いになって、片方の選手の手が相手選手の

顔にちょこっと触れただけで、相手選手は顔面を両手で押さえてグランド上で

七転八倒する。

 

サッカー好きに言わせると、どうやらそのシミレーションや七転八倒も『PKを

得る』『相手選手を退場させる』という自軍を有利にする「戦略の一つ」という

ことらしい。

でも、そこにスポーツマンシップがあるのか?

そんな“せせこましい行為”が戦略の一つというならば、サッカーの戦略って

何なのですか?

新体操やフィギュアスケートならいざ知らず、サッカーに演技を求めちゃ

いないのである。

 

スポーツマンシップを無視したずる賢いチームが有利になるサッカー。

そんなシーンを見せつけられると、どうしてもサッカーが好きになれない。

そのような行為をする選手に対しては一発退場・長期出場停止の制度を導入

すべき。そうすればサッカーが楽しく観れるかも。

 

でも、サッカーファンも苦手なんだよね。

その件についてはまた日を改めて...。

 

【2005年9月4日(日)】

 

不在者投票に行ってきたのだが。

 

記憶する限り、不在者投票は初めてである。

せせこましい場所で受付をしたのだが、理解に苦しむのは事前投票の

申請用紙。

まぁ、住所・氏名・生年月日・今日の日付を書くのはいいだろう。

(郵送された受付用紙にはその点が書いてあるのだから、身分証明

を提示すれば、申請用紙自体、書かなくてもいいんじゃないの?との

思いが無い訳ではないが。)

 

でも、どうして『投票日に来れない理由』を書かないといけないのか?

 

・当日は当市町村にいる、いない等の簡単なアンケートなのだが、

アンケートを取ることによって、次回の投票(投票日)において何か

変わるのだろうか?

何も変わらないとしたらアンケートは無意味、選挙管理委員会の

自己満足だけなんじゃないでしょうか?

 

当日は何処にいようと、何をしてようと、『大きなお世話』って思いが。

と立腹していたら、比例で『雑○党』と書いてしまいました。

比例の対象党はじゃないのに。

(『雑○党』はウソです)

 

アンケートは丸を付けるだけです。

単に私のカルシウム摂取量が足りないだけなんですが...。

 

【2005年8月28日(日)】

 

休日の行楽地。

作られた簡易ステージの上では、着ぐるみのキャラクターと露出を

高めた若い女性たちが音楽に合わせてダンスを繰り広げていた。

 

そのイベント自体、どう考えても『子供向け』であるはずなのであるが、

ステージの最前列を占領しているのは平均年齢30を超えた成年の

男性たち。

ファット&メガネそして不必要に大きいリュックの3点セットは必須で。

 

しかも皆ビデオカメラを片手に無表情のまま撮り続けている。

着ぐるみのキャラクターではなく、もちろん露出を高めた女性を、だ。

強い日差しを受けたステージ最前列は、いかにも“スパイシー臭”が漂って

いる感じ。

 

いやいや、世の中には色々な趣味があって、色々なストライクがあります。

しかもそのイベントは不特定多数に公開されており、公開されている以上、

そして、そのダンスが撮影禁止で無い以上、何を撮っても構わないと思う。

 

ただ、正直引きました。

私の理解度が足りないだけです。すいません。

 

よっぽどその集団を携帯カメラで撮ってやろうと思いましたが、ステージ横

からスパイシー集団を撮ろうとすると、ともすれば『ダンスしている女性の後ろ

姿を盗撮する変態野郎』とも捉えかねられないので断念しました。

 

う〜む、残念...。

 

 

【2005年8月21日(日)】

 

 

「見せて」と言って見せてもらうなら、こちらも興味があっての事であるが、

頼んでもいないのにパスケースから出された奥さん・彼女・子供(赤ん坊)

の写真を見せられる時ほどリアクションに困る事はない。

 

人の奥さん・彼女の写真を見て、「え?クレオパトラ??」なんてやり過ぎだし、

「美人だね」「可愛いね」というのも“大きなお世話”的な感覚に囚われて何と

なく憚れる。

また、女性が女友達の彼氏の写真を見てタイプじゃないと「優しそうな人だよね」

という相槌を打つのを知ってしまうと、奥さん・彼女の写真に対して「優しそうな...」

云々も安易に思えてくる。

子供(赤ん坊)の写真にしても、「可愛いねぇ」意外のリアクションってあるのだろうか。

 

見せられた時の“大人の対応”とは何だろう。

 

その昔、Y君とO君を車に乗せた時の事。

Y君はパスケースから最近出来たという彼女の写真をO君に見せた。

Y君の不幸は、O君は余りに自分に正直すぎたことだ。

 

O君は開口一番、「可愛くねーよ!」と絶叫。

一瞬にして凍りつく車内。

その後、低い声でY君が「俺は可愛いと思っているから...」と自分に言い

聞かせるように呟いた事で、車内には決定的な、そして逃れられない重い

空気が...。

 

 

当たり前だが、人(他人)に見せる時点で本人は自信を持って見せてくるの

である。

 

“大人の対応”とはイカした言葉ではなく、例え興味が無くても、「優しそうな

人だよね」とか「可愛い」と言える精神力を備えることから始まるのかもしれない。

 

あ、これを読んだ人は私に写真を見せないでください...。

 

【2005年8月10日(月)】

 

なんと自民党森派会長、森喜朗元首相がオスカーの

助演男優賞にノミネート!?

 

『干からびたチーズ』と『潰れた缶ビール』を手にして受けた

インタビューと、「解散したら派閥の会長を辞める!」と断言

していたにも関わらず、解散後の派閥総会で前言をあっさり

と覆すなど“度胸あふれるガス抜き演技”が評価されたという。

 

さすがは有名新聞社の創業家一族で広末チックに早稲田に

入学、ラグビー部に入部するも練習についていけずに退部

(でも現ラグビー協会会長)し、のち、雄弁会で名を挙げた氏だけ

ある。

 

要は、森とハサミは使いよう、という事。

 

と、書いたところで続報が。

 

ラジー賞をも落選と...。

 

 

 

【2005年8月10日(月)】

 

今朝の読売新聞・人生案内もかなり『青い相談』で心震えるもの

があったのだが、それは置いておいて。

 

今日、知り合いに「『速水もこみち』に似てるって言われたことない?」

聞いたが、その知り合いは『速水もこみち』を知らなかったらしい。

で、実際に検索して画面に出したところ、「え!全然似てないですよぉ...」

と言うものの、まんざらでは無い様子。

私もグッと飲んだ。「いやぁ、焼けた肌の色が」という言葉を。

 

それはそうと、 ウィキペディア(Wikipedia)における『速水もこみち』の説明。

非常にイケメンである

 

やっぱり心震わせる...。

 

 

 

【2005年8月9日(火)】

 

昨日、参議院における郵政法案否決劇。

敢えて『劇』をつけるのだが。

 

動向が注目されていた大仁田議員であったが、「当日決めます」と

あれだけ引っ張っておいて結局は棄権という選択。

もう、がっかり。

結果はともかく、自分の意志で賛否を表明して欲しかった。

 

で、参議院閉会後、テレビの中継を受けた大仁田議員に対してスタジオ

のゲスト、ハマコー(夏の海でも半袖にならない人)が噛み付いた。

「議員として棄権とは国民を愚弄している!」

その指摘に大仁田議員はいつもの調子で吼える。

「仕方ないじゃないですか!私だって棄権したくなかったですよぉぉぉ!!」

 

テレビ越しに反駁されたハマコー。

ただ、やはりハマコー(木更津の元398)は議員を辞しても一枚上手。

「お前、誰に向かって怒鳴ってんだよ!調子に乗ってんじゃねーぞこの野郎!」

その一喝で大仁田議員は意気消沈。借りてきた猫のように大人しくなっていた。

もう、本当にがっかり。

 

 

衆議院選挙では、sorry,sorryのあの人、ミソギでちょんまげを切ったあの人、

刑務所帰りの茨城のあの人、そして、『病気ネタ』『家族(娘)ネタ』を披露しても

全く同情されなかった道(どう)の人、それら懲りない面々が出馬予定。

 

『劇』はまさしくプロローグ...。

 

 

 

【2005年4月25日(月)】

 

その昔、「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」なる番組があり、ポール牧の

『指パッチン』がクイズの題材として取り上げられた。ポール牧が指パッチンして

いる映像を流し、「さて、ポール牧は1分間で何回指パッチンをしたのでしょう?」

というもの。

正解発表の映像では指パッチンするポール牧の姿が早送りで流され、右下の

カウンターが驚異的に上がっていく。

で、残りの10秒はスローモーションで流れ、『正解は○○○回でした!』というもの。

 

「出題の無意味さ」もさる事ながら、早送りされるポール牧の姿(早送りされているが

ポール牧は前後左右にパッチン、回転してパッチンを続けている)と右下のカウンター、

そして最後のスローモーションが「くだらない映像とはこのことだ!」と訴えている様で

妙に記憶に残っている。

 

その他、ポール牧の持ちネタとして“金持ちネタ”というものがあった。

若手芸人が「ポール師匠、そのジャケット高そうですね」と振り、「いやいや、これは安か

ったよ。2千万だけど。」答える。

続いて「そのズボンは高いんじゃないんですか?」「大した事ないよ、5千万だけど」というように。

 

指パッチンを持ちネタとする、そのポール牧が自殺した。

理由は鬱病であったとされるが、“金持ちネタ”を持ちネタとしていたポール牧が金銭面の

理由で自殺したとするならば、それはそれで寂しすぎる...。

 

 

【2005年4月14日(火)】

 

楽しくみてる「新婚さん−」

『テレビ朝日系日曜「新婚さんいらっしゃい」を、妻共々楽しく

笑いながら見ている。山瀬まみの健康的な笑顔がすてきだ。

出場者の話も適当なエッチな内容が入って面白く、それを引き

出す桂三枝の話術にも関心させられる。

我々の新婚時代に出場してみたかった番組。が、もう不可能

なのが残念。「旧婚さんいらっしゃい」という番組ができないもの

かと思っている』(埼玉県・無職・丸山勝也64)

 

今日の読売新聞・放送塔より。

 

この投稿から解かること。

・丸山さんの周りには健康的な笑顔を持つ人が少ない

・丸山さんは64歳でも枯れていない

・丸山さんは奥さんと離婚するつもりはない

・「旧婚さんいらっしゃい」じゃぁ数字が獲れないこと...

 

 

 

【2005年3月31日(木)】

 

愛知万博で弁当解禁(但し家庭で作ったもののみ)。

 

この記事、非常に不快である。

そもそも禁止の大義名分として「食中毒の予防」を掲げていた。

で、今回の説明は「業者・コンビニで買ったものと比べて家庭で作った

弁当なら集団食中毒の心配がないし、食中毒が発生した場合も原因

の調査が容易である」となっている。

 

...意味が解からない。

一定時間を過ぎたら直ぐに廃棄してしまうコンビニ弁当より、(集団で

食中毒にならないにせよ)家庭で作った弁当の方がよっぽど食中毒に

なる危険性が高いと思うし、そういった業者は食中毒が発生した場合に

備えてサンプルの保管が義務付けられており、よっぽど原因の追及が

容易だと思うのですが。

 

会場で持ち込みを止められた人、そしてこの記事を読んだ人はみんな気付

いてますよ。

はっきり言っちゃえば?

「『弁当の持ち込み禁止』を決めたのは万博会場で客にお金を落して欲し

かったから」って。

「収支を合わせたい」って。

「金儲けしたい」って。

 

なのに「食中毒云々」の話は『建て前感』と『騙されている感』全開で不快。

 

東京から交通費2万円。入場料が5000円弱。

行くだけで最低限それだけ掛かる。

 

で、ウリは“冷凍マンモス”と整理券すらままならない“トヨタ・ロボットショー”。

そんな悪条件が揃った万博なんて行く気がしないなぁ...。

 

【2005年3月27日(日)】

 

おいおい!予告編からして期待できるんじゃねーの、本編も!

と言いたいところではありますが、『予告編が本編を上回る出来』ということ

がこの映画にも当て嵌まる悪寒。

 

 

ふとした事から年下の人と映画の話に。

その途中、「今までで最高の映画はなんだった?」との話題となり、

私は自信をもって「BACK TO THE FUTURE(以下、BTTF)だな」と

答えた。

するとどうだろう。「え?あれがですかぁぁ!」との反駁を受けた。

 

何もBTTFが『星の数ほど製作された映画』の中で、万人が認める史上

最高・最強の映画とは思っていない。

 

BTTFが公開されたのは中学生当時、野球部のメンバー数人と新宿まで

BTTFを観に行った映画である。

メンバーが全員五分刈り以下、私に至ってはバリカンのアタッチメントを付け

ない三分刈りの田舎中学生。

そんな中学生が大スクリーン・大音響の中で観たBTTFの衝撃は今をもって

も筆舌に尽くし難い。

映画の最初も最初、マイケル・J・フォックスがエレキの音で吹っ飛ばされる

シーンがあるのだが、そこでの音響の迫力は20年近く経った今でも耳に

残って離れない。

このBTTFはそんな“思い出の映画”であり、“私にとって最高の映画”なので

ある。

 

で、その年下の人にも聞いてみた。「最高の映画は何?」と。

すると『バトル・ロアイヤル』との事。

「あぁ、深作欣ニ監督のやつね。」

私は観てないからそれ以上の言葉をこぼしませんでした、えぇ。

これを“大人の対応”と言うのでしょうか...。

 

 

【2005年3月23日(水)】

 

ライブドア対ニッポン放送の高裁判決の影に隠れた形になるが、

植草被告にも罰金50万円と手鏡1枚没収の判決が。

 

「『ミラーマン』こと元早大大学院教授植草一秀被告の判決が」と

記述する某夕刊紙の仇名のつけっぷり、公判中に検察が提出した証拠

も凄いが、それよりも『求刑手鏡1枚没収』というのがいかにも“嫌がらせ

チック”で凄い。

 

足フェチ(フェティ)・尻フェチ・胸フェチ、はたや下世話な表現だが

“○○プレー”等、人それぞれ、誰しもが各々違った性癖を持っている。

しかしその性癖は決して他人に知られたくないし、もし相手に知られた

とするならば、相手に常に銃口を突きつけられ続けるようなものだ、

と思う。

裁判では有罪を立証しようとする検察は“それ系”の証拠物件を数多く

提出し、かつ原則公開の裁判制度上、公判の模様がその都度不特定

多数の目に止まる紙面・誌上にオモシロおかしく書かれる。

 

こんな状況下で裁判を続けた植草被告。

この裁判では植草被告の『ハートの強さ』が一番凄かったのかもしれない...。

 

【2005年3月16日(水)】

 

「お!岸辺シローが再び憔悴の表情で会見してるぞ!」と思ってよく見たら

亀渕社長。

 

 

久しぶりに凄い店に当たった。

その店の経営母体は某洋酒メーカーで、ここ最近『炭火焼系の店』へと

転換を図ったらしい。

 

エレベーターを降りると照明暗めでシックで落ち着いた店構え。

いかにも、「この店は『大人の隠れ家』的なイメージをコンセプトとしておりまして。。。」と

店のオーナーに対して空間プロデューサーと自称する男がプレゼンの際にこんな鼻に

つくセリフ言っていそう。

 

店内に充満する香り(匂い)は炭火焼とは異質な“甘ったるい”もの。

メニューを見て納得したのだが、ジンギスカン料理もウリにしているらしい。

炭火焼料理屋なのに何故か『カセットコンロにジンギスカン鍋』。

「中目黒辺りで流行っているから」と言ってジンギスカンを安易にメニューに

加えるところなんぞ、いかにも二兎系の話である。

 

案の定、ウリの焼き系以外の副菜はハズレのオンパレード。

(と言ってもウリも美味く無いのであるが)

 

・サラダに“揚げ麺”が散らしてあるのだが、その麺の量が半端ではなく、

 『超』がつくほどのバランスの悪さ(もちろん、味も悪い) 

・ゴーヤチャンプルが筆舌尽くし難い不味さ&見た目がローゲー

・出汁巻卵は“ダシ”が入ってなく、ただ熱して固めただけ

・口直しに頼んだ『漬物盛り合わせ』が異常な不味さ

・デザートのアイスはどう考えても明治乳業スーパーカップ

などなど。

 

私は自他ともに認める味覚障害。

その私が言うのだから鉄板です...。

【2005年3月7日(月)】

 

セルフスタンドで給油した際、給油キャップをし忘れて1週間車を乗り廻して

いた事が判明。(給油口全開のまま)

 

 

運転中、ふとドアミラーを見ると給油口が開いているのである。

「も、もしや...」と思ったのはその前に繁華街のコインパーキング

に駐車していたから。

 

車を停め、恐る恐る給油口を見るとやっぱり給油キャップが無い。

『自転車を盗まれる奴』を冷笑している私が『給油キャップ(ガソリン)を

パクられる』とはまさに嘲笑に値する。

 

「さて、どうしようか...」

 

オートバックスやイエローハットに給油口キャップは置いてないだろう。

車を買ったディーラーは遠いし、“たけのこ剥ぎ”感が強いディーラー

なので、「行ったら行ったでまた訳の判らないものを売付けられるのでは

ないか」との危惧が脳裏を過ぎる。

しかもディーラーで注文・購入したら、あんな給油キャップごときで5000円

は取られるであろう。

 

解体屋に行こうか?

でも、高校時代にドアを電柱にぶつけ、金が無いから解体屋に行ってドア

を購入しようとしたら、いきなり雨ざらしのドアを持ってこられて購入を断り

脱兎の如く逃げ帰った苦い思い出が蘇えってくる。

 

結局、「いつも給油しているセルフガソリンスタンド近くの『縁もゆかりもない』

ディーラーでキャップを注文しよう」と考え車を進めるも、その前に“ダメ元”

でスタンドに寄って忘れていないか確認してみようと行ってみたらあった、というもの。

 

あって良かった。

でも、最後に給油したのは先週の月曜の夜。

『あった』という安堵感よりも、「給油したらキャップを閉める」という基本的な事を

忘れている自分、しかも1週間も気付かない自分に苛立ちを覚える。

 

な、情けない...。

 

 

【2005年3月1日(火)】

 

その昔、祝日で学校が休みの時などは朝からテレ朝のワイドショーを

観ていた。

目的はただ一つ、「宮尾すすむの『あぁ日本の社長』」を観るためだ。

 

番組構成は「ご存知、“啖呵売”から身を興した宮尾すすむが日本

各地の社長宅を訪問、社長をイジりながら邸宅・食生活、そして仕事

ぶりを紹介していく」というもの。

 

高価な家具・壷などを見つけた時にはあのギョロ目で大きなリアクション。

社長に対する小だしなヨイショを絡めつつも、宮尾すすむ自身が放つ“ボケ”

は常に冴えまくっていたし、社長(素人)を微妙にイジっては必ず笑いに

結びつけていた。

長年観ている人には解かる話だが、社長宅で宮尾すすむは必ず冷蔵庫

を開こうとする。(この時点で視聴猛者は水戸黄門の印籠の様な安堵感が。)

そして必ずメロンを発見するのである。

『冷蔵庫にメロン=金持ち』。

この安易ではあるが、この方程式を番組構成のアイテムとして確立した

宮尾すすむに子供ながらある種の感動を覚えていた。

 

今でこそ『ワイドショーにおける素人イジリレポーター王』の座をヨネスケ

に譲ったものの、宮尾すすむ全盛期レポーターぶりを心に留めている人

はきっと同感してもらえると思う。『宮尾すすむは凄かった!』と。

 

そういえば最近、宮尾すすむを見ていない。

『凄かった!』と過去形になっている事も少し寂しい...。

 

 

【2005年2月23日(水)】

 

サークルに籍を置く学生にとって、4月は各サークルの新入生獲得を目的と

した活動期であり、各サークルは説明会を随時開催することになる。

 

今から遡ること十数年前。

大学入学時は辛うじて『バブル期』だった。

 

そんな状況下で新入生として4月を迎えた小生、友人の付き合いでワンダー

フォーゲル部の説明会に(イヤイヤ)参加した事があった。

当時の、私にとってワンダーフォーゲル部とは『登山部ほどの気合が入って

いない山歩き愛好会』程度の認識であり、もとより入部の意思は無い。

そんな確固たる意識のもと部室に導かれるまま歩を進めると、壁には1枚の

ポスターが。

どうやらワンダーフォーゲル部自ら作成したものらしい。

「リュックを背負った男がひとり岩盤上に立っていて、その上方、ポスター3分

の1を占める文字で『君が欲しい』のコピー」という構図。

 

その説明者曰く、「そのワンダーフォーゲル部出身の先輩が今、コピーライターを

やっていて、わざわざこの『君が欲しい』のコピーを考えてくれた」との事。

また、ご丁寧にも「このコピー、マンセー!」的な発言を繰り返すばかりか、

「な!すげぇ良いだろ!マンセーだろ?」と同意を求めてくる始末。

核心であるワンダーフォーゲル部の説明もろくにしないで。

(勿論「マンセー」というのは例えです。えぇ。)

 

正直、当時『君が欲しい』に何を感じれば良いのか、全く理解に苦しんだ。

『君が欲しい』のコピーで何で「マンセー」的な発言になって、かつ、同意を求めて

くるかが。

そもそも、コピーというものは『(生い立ち・趣味・思考・生活環境の異なる)千差万別

不特定多数の人の心をどう捉えるか、そして心に残るか』が最大のポイントであり、

作者にとってはそれが妙味というものであろう。

決して押し付けでは心に響かないはずのだが。

 

折りしもバブル末期。

やれ、「コピーライター」や「クリエーター」等のカタカナ職業がもてはやされた時代。

もはや遠い日の思い出。

 

 

...と書いて思った。

十数年経った今にこんな長文を書けるのは、『君が欲しい』が凄いコピーだったのかも...。

 

【2005年2月14日(月)】

 

連休中に地方に行った時の話。

車のナンバーを見た知らない人(推定年齢60歳)から話かけられた。

「八○子って東京のガス爆発があったところの近くかい?」

まぁ、王子と八○子と勘違いしているのは仕方ない。

「いえいえ。あれは東京23区で、八○子はずっと西の田舎の方です」

旬なネタを織り交ぜながらの質問にちょっと笑みが出たが、それより

なにより、「別に自虐的に説明しなくても」と思う。

 

「どこから来たの?」の問いに「東京の方です」う答える私。

別に嘘じゃないんだから「東京からです」と答える自分になりたい。

 

 

 

2月11日、片側一車線の普段渋滞なんてまず無い道路が大渋滞。

「おいおい!連休中なのに年度末の予算を使い切ろうかと思っての

工事渋滞か?」と思いきや、なんと吉野家の駐車場に入れない車が

道路に溢れての大渋滞。

しかも店舗を横切る際にチラ見をしたら、店に入れない人・テイクアウト

を求める人が2列に並んでいる。その数、ざっと約30。

 

「おいおい!そ、そんなに牛丼食いてぇか?陽も沈んだ午後6時に

寒空の下に大行列作って、そこまでしても牛丼食いてぇのか?そんな

こんなでやっとありついた牛丼はさぞかし甘味なんだろうな!」と思い

つつも、行列が無かったら吉野家に行っていたかもしれない。

 

幼少時、パッケージに“牛肉入り”と書かれたボン・カレーを食した世代

なので...。

 

【2005年2月8日(火)】

 

オカマの映像のバックには必ずと言って良いほど、カルチャー・クラブの

「カーマは気まぐれ」が流れる、というのはテレビ界の常識。

 

♪カマカマカマカマカマ〜♪と『オカマ』を掛けているのは勿論だけれど、

それ以外にもボーカルのボーイ・ジョージの風貌も多分に『意識』している

のだろう。

と言ってもその『意識』がどれだけの視聴者にあるかは別な話だが。

(ボーイ・ジョージって誰?と言われそう。)

 

そのカルチャークラブ。

本国イギリスでは出す曲出す曲がセールスに失敗し、活路を当時MTVが

流れ始めた日本に求めてきた。

歌詞の一部に日本語取り入れたりしての曲作り。

打算と妥協がかいい具合に垣間見れた。

 

♪センソウヘンタイ♪

変態じゃねぇだろ...。

 

 

【2005年2月6日(日)】

 

・寒風吹き荒む気温0℃

・車に轢かれそうになる

・土曜の夜、23時30分

・みんなから嫌がられる

・不特定多数、見ず知らずの人に息を吹きかけてもらう

 しかも、自ら進んで。

 

 

この週末に飲酒検問を受けたのだが、ふと考えた。

『上記条件をすべて揃えた環境下で仕事をされている方々は、どうやって

仕事に対するモチベーションを維持しているのか?』と。

交通事故抑制の一助として?

もし、そうだったら凄いモチベーションである。

でも、仕事っぷりからすると「上から言われて」もしくは「予定(計画)にあるから

活動している」としか思えなかった。いや、そう言ってくれ。

その方々は機械の心ではなく、人間の心を持っていると思いたいから。

 

あ、捕まった訳じゃないですよ。

車の停め方、口調が高圧的だったのでちょっとムッときただけです...。

 

【2005年2月1日(火)】

 

埼玉県蓮田市で1月29日・30日両日にかけて用水路から1700万円もの

金が見つかったらしい。

そんな報道を受けて現場では懐中電灯と網を持った人々が集結。

さながらゴールドラッシュの程をなしているという。

まぁ、「3匹目のドジョウを狙う気持ち」は解からないでもないが、いい歳した

成人男性が網を片手にドブ川を漁るのはどうなんでしょ?

 

で、こういった事件で必ず現れるのが「オレが落とした」と警察に電話する人。

私は正直、こういう人々が大好きである。

 

今回もその例に漏れずの3人の届出が。

しかも、大阪・福岡・岡山在住。

た、たまんねー!

 

是非とも「落とした」と名乗り出た人の氏名を全国紙で公開して欲しい。

そうすれば早く落し主が見つかるかもしれないし、警察も手間が省けるでしょ。

埼玉県警は忙しくて市民の届出をまともに取り合ってくれないところらしいし...。

 

 

【2005年1月17日(火)】

 

誠にもって狭量具合を露呈する訳であるが、本を買う時はなるべく人の

手に触れられていないもの(立読みされていなかったであろう本)を買いたい。

それが新刊・文庫・雑誌を問わずに。

実際、新書平積みの場合だったら上から2〜3冊目を取るし、出来ない場合は

“そういった衝動”に駆られる。

 

これを踏まえて淳久堂なる本屋。

淳久堂ウリは『図書館のようなレイアウトでの本選び』と、『座り読みOK』というよりも、

店側が椅子など用意して『どうぞ座り読みしてください』的な本屋である。

しかも某店舗では店内で買ったコーヒー等の飲みながら購買前の本が読めるという。

 

いやぁ、どう考えても淳久堂で本は買わないでしょう。

アイスコーピーのコップの廻りについた結露の跡が買ったばかりの本にあるのも

発狂モノなのに、これがまともにコーヒーのこぼし跡だったりした時には...間違いなく

淳久堂で本を探して他店で買います。

(尤も、他店に置いていない本を置いている自信がなせるコトなのかもしれないが)

 

で、淳久堂は新宿に新店舗をオープンさせるらしい。

利益率の低い本屋業界において、新宿に大規模店舗を構えるという事はそれなりに

成功している証なのであろう。

 

『とんかつ屋さん』に続く、私には理解できないビジネスモデルである...。

 

【2005年1月12日(水)】

 

現行の死刑制度は犯罪抑止力として有効か?否か?

 

あやふやな答弁を繰り返し、かつ最近、失言してしまったこの人

看護婦出身でありながら、あなたの死刑執行の最終権限を握っているんですよ!

その事実をもっと宣伝すれば、それはそれで抑止力になると思うのだが...。

 

【2005年1月10日(月)】

 

「この前、ドラマのDVD-BOXを予約したんですよ。来たら○○(私)さんに

も貸しますよ!超感動するし、○○(私)さんも絶対ハマリますよ!!」

「あぁ」

会社の後輩とそんな会話をしたのはかれこれ2ヶ月前のことにである。

正直、「超面白いですよ!」とか、「ハマりますよ!」と言われると『絶対、

面白くないだろうし、ハマらねぇよ』と思ってしまう。要はヘソ曲がりなのだが。

 

実はそんな会話すら忘れていた。

しかし、この週末、後輩に突然廊下で呼びとめられた。

「○○(私)さん、今日、持って来ました!3連休で観て下さい!」

 

で、手元に残ったDVD-BOX『TBSドラマ・世界の中心で愛を叫ぶ全6巻』。

超ベストセラーをドラマ化したものだ。

 

DVD1枚に2話、それが5枚(5巻は3話収録)と特別版1枚の計6枚。

CMがカットされていたとしても、どう考えても7時間は必要だ。

しかも、原作の内容を知る限り、絶望に向かって進んでいくという内容である。

アメリカの戦争映画でよくあるパターンで、「『俺、故郷に妻と子供が待っててさ...』

と写真を見ながら切なく語る奴は必ずそのあと戦死する」というのがあるが、

“不治の病系”も同様、生死に関わるドラマには「どうせ泣かせにくるんだろ」と

いう製作者の意図が見えすぎて、正直、苦手なジャンルだという意識が消えない。

平易な言葉にするならば、「ずるい(汚い)作品」とでも言いましょうか。

 

そんな後向きな思いで、3連休最後の日にようやく見始めた「TBSドラマ・世界の

中心で愛を叫ぶ」全6巻。

感想というと...俺の涙腺は壊れていなかったという事。

 

「泣けるか、泣けないか」は「主人公に感情移入ができるか、否か」にかかっているの

だが、その点もキャストの妙も相俟って確実に『完全移入』とまではいかないけれど、

充分に涙腺を刺激するものであった。

途中、外出時間を除いても視聴時間、計12時間。

未見の人の為に敢えて詳細なストーリーは割愛するが、確かに切ない話で見て決して

損はない作品である。

 

で、透明感溢れるヒロイン役を演じた『綾瀬はるか』なる女優、俺の共演者じゃねぇか

(全くもって本末転倒なのだが...。)

 

 

【2005年1月4日(火)】

 

明けましておめでとうございます。

今年は出来るだけ更新していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

...と言いたいところですが、ここのところPC調子が極めて悪く、いつハードディスク

がシャカるか解かりません。よって、どれだけ更新出来るか...。

 

 

12月中盤から今日の正月休みまで、それこそ数多くの飲み会があった。

まぁ、いわゆる『忘年会・新年会』と呼ばれるものであるのだが、年末は体調を

崩した事もあって、下戸の私にとっては、やや辛いシーズンでもあった。

 

で、それら飲み会でつとに痛感するのは“居酒屋の業態変化”である。

やれ、

・個室がウリ

・照明は暗め

・必ず「汲み出し豆腐」系の冷奴があって、それもウリ

・メニューの文字が筆で書いた様な字体で、名前からだと何が出てくるか解からない

 ものがある

・地酒、焼酎のラインナップに注力

・席料、不味そうな切干し大根のお通しで600円も徴収される

・女性客を意識してか、デザートが豊富

 

下戸の私にとっては、正直、そんな店は鼻につく。

「いいんだよ、居酒屋でそんなことは!」「何を居酒屋で小洒落たことしてんだよ!」という

気持ちである。

コースメニューにしても、美味いと感動するものもないし、飲めない私としても『本当にお酒と

合うのか?』と思わずにはいられないような、料理人の独善的な意向が反映しているだけの

料理が並ぶ。

 

そもそも“王道の居酒屋(コースメニュー)”とは、

・小鉢は干からびたきんぴらゴボウ

・山盛りのフライドポテト

・東南アジア方面から“串打ちをしてある状態”で持ってきて、そのまま焼いただけの焼鳥

・冷凍食品丸だしの揚げ春巻きがメイン

・酒は合成酒『大五郎』(業務用)で割ったサワーがメイン、メロンサワーで舌が緑になる

・くず野菜が多分に含まれた、ただ酸っぱいだけのサラダ

・飯モノはキャベツだけのソースヤキソバ

・コースにデザートは最初から含まれず

・コース料理に飲み放題を付けて、3000円ポッキリ

 

店の雰囲気としても、

・ドアを開けた瞬間にUターンしたくなる『若者のイッキコール』が聞こえる

・「数多い選択肢の中、何故このチャンネル?」と疑念を禁じえない有線チャンネルの設定

・トイレが汚い、臭い、ドアに穴が開いている、鍵が辛うじてかかる、手拭ペーパーが切れている

 ドアの前には潰れた若者&介抱者で出入りが困難、異常に狭い

・呼んでもなかなか来ない店員

・酔った若者同士が喧嘩を始める

・雰囲気には関係ないが、欠けた皿、汚いコップを出してくる

 

これこそが、『王道の居酒屋』というものである。

 

...と列記してみたものの、『王道の居酒屋』もヤダなぁ...。