今年は信州方面は行かないつもりでしたが、ひょんな事で、旧友と再会して、避暑に誘われました。
 よって今回の旅は旧友の信州さくらんぼさんの全面的なご協力によるものです。
 なお、ここで突然の登場となる信州さくらんぼさんは掲示板には出て参りませんが、つばさワンダーランドの常連さん化しています。そのうち、ひょっこりと出てくると思いますので、みなさまよろしくお願い致します。m(__)m
 そもそも目的が「避暑静養」ということで、前半はほとんどごろ寝でした。名古屋の夏は暑くて神経をやられていたのです。それに、長年、突っ走っていた疲れが出たと思います。
 で、信州滞在中ごろ寝でも良かったのですが、それではあんまりにもかわいそうだとでも思ったのか(?)、さくらんぼさんが車に乗せて連れて行ってくれました。長年の疲れが出たといっても精神的なもので、大したことはなかったのです。
 松代は長野市の南にある城下町で、江戸時代は真田氏が治めていました。松代城(海津城)は残っていましたが、小諸城同様石垣のみの城跡でした。
 まず、真田宝物館というところに行きました。真田氏に関する物がたくさんありました。しかし、真田太平記もまだ読んでいない私にとって、初めて知ることが多すぎて、みな覚えられませんでした。名古屋に徳川美術館というところがありますが、そこに似ていると思いました。
 でも、NHKの人形劇に使った人形まで展示してあるのにはちょっと驚きました。
 翌日は、私が行きたがっていた、池田満寿夫美術館へ。実は、長野にあるとは知っていましたが、松代にあるとは知らなかったのです。
 何しろ書くのは下手ですが、見るのは大好きという芸術ファンの私です。これは見ないで帰る手はないという気構えで、さくらんぼさんに無理にお願いしちゃいました。
 その結果、私はそれなりに面白かったのですが、案の定、秀才のはずのさくらんぼさんには?が50個ついた様子です。(笑)
 マルチな活動をしていたので、いろいろ言われた人でしたが、色彩の使い方、造形の仕方が、やはり個性的で面白かったです。
 でも、前衛芸術をかなり見慣れていないと、理解に苦しむんじゃないかな、と思いました。ただ、いえることは前衛美術は、自分がそれをみて、何をどう感じたか、とりあえずはそれでいいのではと思います。難しいことは抜きにして、まずは楽しむことだと思います。

宇宙から来たヴィーナス

天使の門
「もっと解りやすい所へ行こう」ということで、オリンピックスタジアムと川中島古戦場へ行きました。
 オリンピックスタジアムは開会式と閉会式が行われたということで、聖火台がたっていました。暑いせいか、噴水のある池では、小さな子供たちが水遊びをしていました。この時ばかりは子供たちがうらやましいと思いました。長野といえど日向は暑かったからです。
 ここは一目みて解りました。

聖火台

オリンピックスタジアム
 確かに川中島古戦場も、何処に誰の陣があってどう動いたのかが案内図になっていて解りやすかったです。武田信玄の陣は今は神社になっていました。信玄と謙信の直接対決の像がたっていました。しかし、この直接対決、真偽のほどは解らないということです。
しかし、名古屋に帰ってきて、やはり長野は涼しいとつくづく思いました。

川中島古戦場
以上