9.今回の教訓警告 階層社会化による住宅取得困難化 |
||||||||
今回、私たちは、さくらんぼの貯蓄とつぱさの貯蓄を使って、住宅ローンに頼らず、改築をしました。しかし、そういう人ばかりではありません。殆どが長年の住宅ローンに家計を圧迫されていると思います。 で、参考にならないと思いますが、今回、学んだ教訓を話します。 @ 住宅のみに使う分とその付帯費用に分けて、総支出予算は住宅分+25パーセントとする。新築でも改築でもその割合は同じぐらいかと思います。 A 親と同居の場合も親の資産を当てにしない。(誰がこれから主に住むのか?どちらが普通長生きするのか?考えてみれば自明の理でしょう)だから私たちはそれぞれの両親の中で唯一生きているつばさママを頼りませんでした。ただ、未来の同居人と言うことで契約と地鎮祭の時参加を願ったのみです。 B 親との同居の場合、なるべく、親世代の生活場所と子世代の生活場所を分ける。(うちは、二階と一階で分けました)
とまあ、列挙しましたが、借金以外は守れる事と思います。 ローンを借りる場合は、賃貸住宅の家賃と同じ感覚で月々の支払額は全額で手取り給与の3割を限度にしましょう。それと、ボーナス払いはお勧めできません。ボーナス時期は何かと物入り。突然、使わなければならないお金が出てくると思います。ボーナスはあくまでおまけと考えましょう。私(つばさ)の亡父は自営でしたのでボーナスは一生縁がない生活でした。晩年、ボーナスが出るたび私をうらやましがってました。 なお、個人的な話で恐縮ですが、カード購入の場合、リボルディング払いというのがあります。あれ、使わない方がいいと思います。使って失敗しました。単なる十二回払えば完済と思っていましたが、いつの間にか半額になり、いつ終るかと思いましたらなんと来年の七月。計算したら一割利息取られてました……。とほほです。道理て、購入先も常設してないわけです。あほな失敗談ですが、いい勉強になりました。 |
||||||||
それと、最近、富める者とそうでない者との格差が広がっているようです。 皆が、皆、家を購入できたのは昔の話になりました。私の団地でも昔は一様に同じような家が並んでいたと夫から聞きましたが、今では、そうではありません。改築したのは一部。で、老朽化したり、空き家になったりしている家が目だって来ています。小さな地方都市の郊外の新興住宅地でもそうです。都市部ですと格差がさぞ大きいでしょう。 私共は今、改築を終えましたが、これからの若い人には、家を購入出来るのは大変なことと思います。それをつけこんで騙したりする業者も多く出ることでしょう。騙されないためにも、本職並みと申しますのは無理としても、建築について、少しは勉強してから家を建てたり、リフォームする事をお勧めします。本やインターネットを活用しましょう。ただ、インターネットでも信用できないところがあります。公共性がある所にアクセスすることをお勧めいたします。建築業者の中でも、建築について講習会をしているところがあります。そこに参加されるのも手だと思います。 私(つばさ)は、たまたま夫が以前、建築系のソフトを開発していたということもありまして我が家の改築が成ったと思っています。なんとか建ったのも夫のおかげでしょう。(と、最後に夫をおだてておこう……)←ジトっ(ーー;) By さくらんぼ 最後に、私たちの家を建ててくださったS社の方々、下請けの職人様、建築に関わった皆様、そして騒音にご迷惑をお掛けし、見守って下さったご近所の皆様に心よりお礼申し上げます。m(__)m |
||||||||
参考資料 ・書籍 「下流社会 新たな階層集団の出現」 三浦展/著 光文社新書 ・書籍 「国家の品格」 藤原正彦/著 新潮新書 ・書籍 「超バカの壁」 養老孟司/著 新潮新書 ・書籍 「10年後の日本」 『日本の論点』編集部/編 文春新書 ・NIKKEI NET ・All About(オールアバウト) 他多数 私的ホームページとはいえ、勝手に使用してすみませんでした。 |
||||||||
文 つばさ 監修 信州さくらんぼ 以上 |