ペパーミントティー携帯版

2015/07/22 第十四版


さわやかなペパーミントの香りに寄せて、ちょっと書いてみました。これを読んで、ほっと一息入れていただければうれしく思います。

携帯版は、本館版とは別です。ダイジェスト版ではありません。あしからず、御了承下さい。


暑中見舞い申し上げます。
 かなりご無沙汰しておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 先年十二月、長野に地震がありました。こちらの方は大したことはありませんでしたが、善光寺様の鐘楼に被害があったとか。こりゃまた今年の御開帳はどうなるかと心配しておりました。とはいえ、かかわりのない私はどうすることもできず、お賽銭を多めに出して来ただけです。

 心配はしていましたが、何とか鐘楼の修繕も終わり、松代から回向柱も運ばれて、無事、御開帳も終わり、ほっとしています。今年は戸隠神社の例祭も重なり、長野に出かけた人は多かったのではないでしょうか。
 私は何故か御開帳に三度も行きました。ちょっと長野駅方面に行けば寄れる距離です。私は信心深い方ではありません。むしろ素行では極楽浄土の反対の方に縁が多い方です。
 それでも、三度目は同じく、全く素行では極楽の方だと思いますが、信心深くないさくらんぼも行きました。近くで住んでいながら初めてだったらしいんです。そのせいか、または新幹線開通のせいか、御開帳の期間中は参拝客の人数が最高だったそうです。しかし、どうやって数えたのでしょうかねえ。まさか、お坊さんが門前で立って数えていたのでもあるまいし……。(それらしい人もいませんでした)

 去年から今年は、自然災害の多い年でした。御嶽山が噴火、浅間山も小規模での噴火、箱根山の噴火、島の噴火で全国噴火だらけではないでしょうか。これは今の政権が馬鹿な時代錯誤の法案を可決したり、東京オリンピックがどーのとやっているからなのでしょう。まず、解決させるものを見過ごしてはいませんか?国会議員も、地方議員も老人たちばかり。若い人にバトンタッチしません。

 トップの首相はやっている事といえば、自分の祖父の仇討と弱者切り捨てばかり。で、官僚は貧困層の生活も知らない、お坊ちゃまばかり。その取り巻きも諌める人はいません。この首相でこの国は亡びるのではと心配しています。中国の各王朝の末期や、ヨーロッパの王政末期。日本でも江戸時代含む時代の末期症状ではないかと……。
 しかし、徒党を組む事を嫌う、私一人、ここでそう叫んでも蟷螂の斧です。そこは何とか日本の国民も馬鹿ばかりではないことを信じたい。けれど、芥川賞まで、お笑い芸人(芸人といっても、芸無しですが。芸人なら津軽三味線名取とか、日本舞踊が師匠なみとかそういう意味で使うならいいですが。タレントを芸人と言うのは、可笑しいと思います)が受賞しちゃう世の中ではだめですね。もっとも、芥川賞自体が過去、飛んでもないバカ作(例 なんとなくクリスタルや太陽の季節、あれ、どこがいいのか解りません)を取り上げて来ましたが……。正統派の作家が次々と物故していきます。残念な話です。
 この日本を何とか武力ではなく知力で守るのは、私たち以降の世代です。心ある人が、国の中心に立っていただきたいものですね。


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