ペパーミントティー携帯版
2012/03/27 第十一版
さわやかなペパーミントの香りに寄せて、ちょっと書いてみました。これを読んで、ほっと一息入れていただければうれしく思います。
携帯版は、本館版とは別です。ダイジェスト版ではありません。あしからず、御了承下さい。
暖冬続きの昨今でしたが、今年は超寒かったです。
もう、とっくの昔に梅が咲いているはずなんですが、まだ咲いていません。桜も開花が遅れているようです。
まさか、と思うのですが、去年の震災・原発事故以来の省エネが、温室効果ガスを少しだけ、少なくしてしまったのかと、ふと思ったりして……。
宣伝では、原発は温室効果ガスを出さないと言われていましたが、実は大ウソのようです。冷却と核分裂を誘導させるために、火力より多いエネルギーを使っているそうな。
私は中立の立場ですが、どの発電も長所と短所があります。でも、今の少子高齢化でもうすぐ人口の自然減が始まろうとしている日本に、大規模な原子力発電所は必要か、と疑問に思えてきます。
現に、今住んでいる長野は自動車がないと、ちょっとした買い物にも出られない土地柄ですが、少し、車通りが減ったように感じます。過疎高齢化が大都市よりも進んでいるという事でしょう。
話が変わりますが、河東線が今月一杯で廃止になります。残念な事です。しかし、収益が見込めないのなら、仕方のない事です。ただあの松代駅の駅舎、何とか残して欲しいと個人的に思います、確かに滅茶苦茶に古いです。口の悪いさくらんぼは「ボロ駅舎」と呼んでいました。が、第二次世界大戦の戦火も逃れて立っている建物は今では珍しいです。何とも風情があり、趣深かったです。桜が咲いている頃は、一番絵になりました。
駅舎としての役割を終えても、取り壊すことなく、みんなの休憩や連絡場所として、保存して欲しいものです。
お年寄りには、近くのスーパーからバス停まで歩くのも大変と思います。松代駅のベンチで休憩出来れば、負担が軽くなると思います。
学生さんも、バスが来るまでの雨宿り、もしくは雪よけの待合室も必要でしょう。
本来の役目を終えても、古いものを再生させる、そう言う努力も必要です。壊してしまっては、もう二度と同じものが再生出来ません。それっこそ、「もったいない」の一言です。廃止になっても、今年も桜の季節になったら撮影に行きたいと思います。