カンフー・カルト・マスター/魔教教主
監督:バリー・ウォン
出演:ジェット・リー、サモ・ハン・キンポー、チンミー・ヤウ、チョン・マンほか

ひとこと感想:人が飛ぶ!かめはめ波が出る!ストーリーが途中で切れる!

↑ひとこと感想なんて言ってますが全然一言じゃないですよね。まあいいんです。書きたいことを書いてるんですから。そんなに気にすんな。

荒唐無稽アミューズメントの巨匠、バリー・ウォンの名に恥じない荒唐無稽ムービーです。ワイヤーワーク使いまくりで出てくる人がぶっ飛んでます。ジャンプシーンの補助に使うなんてもんじゃありません。みんな舞空術使ってます。さらにかめはめ波も出ます。ドラゴソボール(一応名前変えといた)みたいです。

以下、雑感。

リンチェイ - 坊主でも辮髪でもない長髪のカツラです。凛々しくて似合ってます。アクションは相変わらず華麗。ゆるゆる太極拳じゃない本格武術用の太極拳が見られます。
サモハン - 最初どこに出てるかわかりませんでした。よく見るとおじいさん役(リンチェイの師匠で太極拳の始祖の、張三豊役)で出てました。アクション控えめ。
チンミー・ヤウ - この人この映画ではじめて見ました。一目でファンになりました。今では死語に近いキュートという言葉が似合います。アクションもできるんですねー。バリー・ウォン作品の常連。何故か?それを知るとバリー・ウォンが憎たらしくなります。
チョン・マン - 妖しい魅力系の美人さん。悪役(かな?)で出てきます。「クール&ビューティーといえばこの人!」だそうです。空を飛んで去って行きます。
映画のストーリー - 金庸の武侠小説「倚天屠龍記」がベースです。でも続編を予定していたようで思いっきり意味ありげなエンディングのくせしてこの作品があまり売れなかったので続編打ち切りです!ひでぇ。アンジェラスみたいじゃねーか(スイマセン。オールドPCゲームネタです。わかる人だけわかってください)!

この作品、視覚的なアミューズメント性やキャスティングはいいと思いますが、なにせストーリーが途中で切れるので不満度の高いまま終わってしまいます。

続編作れ!