一般電気機器は、良質の電源(ノイズのない安定して正弦波の定格電圧)で使用することが望ましいのですが、実際に使用される電源電圧は、さまざまな要因で常に変化しており、種々のノイズが混入しているのが実状です。
 弊社が開発した新型自動電圧調整器(AVR)は、電源電圧のノイズを吸収し自動的に電圧を調整することで、良質な安定した電力を供給することができます。
 したがって、弊社のAVRを用いると、電気機器の動作を最良に保ち、寿命を延ばすことができますし、余分な電圧を下げることにより、省エネルギーに貢献し、その上AVR自身の効率がトランスなみによく、メンテナンスフリーのため大変経済的です。
 省エネルギーが叫ばれる今日、弊社の新型AVRがお役に立つものと確信しております。


  • 小型・軽量
    大きさは従来タイプの約2/3、しかも重さは(三相50KVAの場合)約1/2です。

  • 高効率
    トランスなみの高効率です。

  • 出力波形が良い。
    歪み率1%以下の正弦波形で機器内発生歪みはほとんどありません。

  • 磁気漏れが少ない。
    リアクトルを全く使用していない為、磁気漏れはほとんどありません。

  • ノイズフィルタートランス内蔵
    SD型は弊社の特許品であるダブルシールド型ノイズフィルタートランスを内蔵しており、ノイズ対策は万全です。

  • 低騒音
    騒音の発生源であるリアクトルや空冷用ファンを使用していませんので静かです。(ただし三相75KVA単相25KVAを超える場合はファンを使用)

  • メンテナンスフリー
    静止型AVRの為、消耗部品はありません。

  • 過渡応答速度が速い。
    負荷の急変に対しての変動量が少なく、入力電圧の急変に対しても応答が速い。

  • 安全保護回路を標準装備
    過負荷時や出力電圧が定格の±10%を超えた場合、自動的に無瞬断でトランスに切りかわります。

  • AVRからトランスへの切替が可能
    スナップスイッチで簡単にAVRからトランスへ切替ができます。

  • 実効値による検出
    RMS/DCコンバータICによる実効値検出回路を採用しましたので、入力電源の歪みに影響されず精度を保つことができます。

新旧タイプの比較(三相50KVAの場合)

  従来タイプ/SL-3型50KVA 新タイプ/SD-3型50KVA
入力電圧変動範囲 標準電圧±10% 標準電圧±10%
周波数 50Hz又は60Hz 50Hz又は60Hz
出力精度 ±1.5% ±1.5%
波形歪み率 5%以下 1%以下
効率 90%以上 96%以上
電源応答 0.5秒以下 0.2秒以下(60Hzの時)
負荷応答 0.5秒以下 0.1秒以下(60Hzの時)
外形寸法 900×1000×1800 750×700×1700
重量 約1200Kg 約600Kg
磁気漏れ 少々あり ほとんどなし
トランスへの切替 オプションにてあり 標準装備
制御回路 トランジスターの平均値検出によるアナログ制御 RMS/DCコンバータICの実効値検出によるディジタル制御



仕様

  SD型 D型 備考
相数 単相又は三相  
周波数 50Hz又は60Hz  
定格入力電圧 100V又は200V又は400V その他御指定に応じ製作
入力電圧変動許容範囲 ±10%  
定格出力電圧 100V又は200V又は400V その他御指定に応じ製作
出力電圧精度 ±1.5%以内  
負荷変動範囲 0〜100%  
波形歪率 1%以下  
効率 15KVA未満 90%以上
15KVA以上 93%以上
30KVA以上 95%以上
入出力同じ電圧の場合
98%以上
定格入力、定格負荷にて
電源応答時間 50Hz-0.24秒以下
60Hz-0.20秒以下
 
負荷応答時間 50Hz-0.12秒以下
60Hz-0.10秒以下
 
温度上昇 JEC準用 トランス類はH種絶縁
耐圧絶縁抵抗  
塗装色 標準5Y7/1 その他御指定に応じます
使用用途 コンピュータ用
/ダブルシールド
ノイズフィルター内蔵
一般用  

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