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プロローグ
わてら陽気なブル仲間!。ブルのしわの数ほど幸せな!ブルのよだれの様な太く長い絆でつながれた!ブルの動きの様に穏やかな仲間達!
年齢も職業も住まいも違う仲間達がブルドッグと言う犬種を通して知り合い何十年来の仲間の様にブルについて語りあう。私達をすっかり魅了した究極の癒し犬ブルドッグの魅力をたっぷり紹介します。
私自信も完全にブルドッグにハマってしまい新米ブルドッガーとして、ホームページ『はなちゃんどっとこむ』を通して私達をHAPPYにしてくれるブルドッグの魅力と正しい理解の促進のため情報を発信し続けていますので機会があれば是非御立ちよりください。
ブルドッグに関して
【ブルドッグのスタンダード】
まずは、ブルドッグを語る前に色一般的に言われているブルドッグのスタンダードとはどのようなものなのかを書きたいと思います。
体高は、30cm〜40cm。体重は18kg〜25kg程度とされています。
外観としてブルドッグ独特の顎は、アンダーショット(下顎突出)が良い理想です。かみ合わせのバランス、下顎の幅、厚み等がある方が良いとされます。
耳は、理想としては、ローズイヤーと呼ばれる正面から見て、耳の内面が見える状態が良いとされます。後方に寝た様に見える小さな垂れ耳、半立ち耳が良いとされます。
背骨は、ローチバックまたは、ホイールバックと呼ばれる、肩から御尻にかけてアーチがある背骨が良いとされ、尾は位置も重用とされ御尻の高い位置に付いていることが良いとされます。形状は、元気なノの字、スクリュー、短いストレートが良いとされます。
皮毛
は、直毛で短く平らに密生してなめらかでつややかなことが良いとされます。カラーは、
ブリンドル、単色のホワイト、レッド、フォーン、パイポールド(白地に不規則な薄く見える黒い班)はOKとされます。ブラウン、リバーはミスカラーとしてスタンダードとしては認められない様です。
あくまで、一般的に言われている理想的なブルドッグ像を書きましたが、絵に描いた様なブルドッグはまず存在しないでしょう。私も何十等ものブルドッグ達と会いましたが、ブルドッグほど固体差の大きな犬種もいないと思われるほど個性が強い犬種です。皆さんから提供された写真からも解かる様に、まず自分の所とそっくりなんて子を見つけることは不可能でしょう。ブルドッグを楽しむなら健康で性格の良い子が一番と私は思います。
ブルドッガー達の理想のブルドッグは、自分の所の子が一番!きっとそう答えるでしょう。そんなブルドッガーのブルドッグは皆幸せそうな顔をしているでしょ。
【ブルドッグの性格】
見た目は怖そうですが、先代ブリーダさん達がブル・ベイティングの時に培われた凶暴な性格を改良し、ブルドックと言う犬種を家庭犬として残す努力をした結果、現在のブルドッグは、とても性格が温厚です。
私の知っているブルドッグ達は、小さい子供と暮らしている子が多く良く子供の面倒を見ます。『えーい』なんて子供達にやられても我慢!我慢!小さい犬に吠えられても我慢!我慢!時には逃げ出すことも...。吠えることも滅多にないので番犬イメージのブルドッグは、間違い無くブルドッグのキャラクターが作りだしたTVや雑誌等の影響でしょう。
見た目としては番犬として威力を発揮すると思いますが、番犬として活躍できますか?と聞かれると、無理でしょ~と多分ブルドッグを知っている方なら間違い無くこう回答することでしょう。
動きは見かけに寄らず機敏で、ソファーの上に飛び乗ったり、走り回ったりとブルドックジャンキー達をドキドキさせます。
性格はブルドックって利口じゃないじゃない〜なんて印象を与えますが、ブルドッカーなら解かってますよね。賢く明朗な性格と自己主張が強くスーパー頑固者なことを!散歩等でだだこねられると帰りは抱っこか?なんてことも...。日常の生活の中で、『出かける』っていったら耳がピクっとしなかったか?なんて何度か体験したブルドッカー方も多いと思います。絶対言ってること解かってるはずなのに、自分の気が向いた時か賄賂のおやつが無いと御座りや御手なんかもやらないことも多いんです。気が向いた時なんかは、賄賂なんかなくてもきちっと御代わりや伏せなどのコマンドを理解します。はなちゃんなんて新聞までゴマすりで持ってくる始末です。
【ブルドッグの魅力】
ブルドッグの魅了?『う〜ん!』多分ブルドッガーならまず唸ることは間違いないでしょう。それは、ブルドッグは存在全てが魅力だからです。
その中でも何が一番の魅力なのかを答えるとすれば、スーパー甘えん坊な性格でしょうか。一般的な美的感覚からはとてもかわいいと言えない不恰好なイカツイ容姿が、全ての人に対して心を許し全身を使って甘えてくるのです。その姿を想像して見てください。
甘えん坊な様子が一番良く解かるのは、ブルドックの側でヒョイと腰を下ろすと、膝の上にどさくさにまぎれて座ってきます。私自信も数十等のブルドッグに会っていますが、自然に人の懐に入りヨイショと腰を下ろされたことが何度もあります。
もし、この本を読んでくれて頂いた人で、運良く御散歩中のブルドッグに遭遇したら、声をかけて見てください。あなたがイカツイ容姿にとらわれず、ブルドッグに心を許しくれれば、ブルドッグは必ずあなたに心を許し癒してくれるでしょう。
【ブルドッグと御散歩】
御散歩ちょっとでいいから楽でしょ?なんて言うのはとんでも無いことです。あの不自然な体を安全に散歩させることってとても気を使う作業なんです。御散歩3原則は、第1に.涼しい時間を選ぶことです。ブルドッグの特徴である、口の位置より下がった潰れた鼻のせいで、気管が狭いため暑さに弱いんです。雰囲気的には、軽自動車のラジエータを付けたアメ車のものだとと時々思ったりします。そんなもので、20℃を超えた温度下ではオーバーヒートで過呼吸になるのことがしばしばです。はなちゃんも、ちょっと暑い日は、50mも歩いて居ないのに近所の方に『どこまで言ってきたの?』とか『おにーちゃんと一緒だから一杯遊んでもらったんでしょ〜』なんてしばしば声を掛けられます。余り過呼吸状態が続くと心臓に負担を掛けることになりますので、遠出する時や車で御出かけの時は、携帯酸素等なんかも持ち歩き体調管理に気をつかっています。
第2に.時間に余裕を持って御散歩を行うことです。涼しい日でも少し歩くと息使いが激しくなることはしばしばです。そんな時に無理をして歩くと、心臓に負担が掛かるだけでは無く、気管が荒れる原因になります。そんな時に無理にリードを引っ張ると、余計に気管を潰してしまうことに成りかねません。余りに甘やかしは、もともと頑固な犬種ですのでわがままを助長しまいますが、様子を見ながら、ある程度ブルドッグのペースに併せてやることが必要です。
途中で歩かなくなって抱っこで帰って来るなんて大仕事になりかねません。ブルドッグは一般的に20kgオーバーですから。
第3に.こまめな水分補給を忘れないことです。御散歩中はどうしても、息使いが激しいため、喉が乾燥し、よだれや泡も口の周りに出てくるので呼吸経路を十分に確保できる様に、様子を見ながら水分を補給して上がることが必要です。
ブルドッグの御散歩の基本は、呼吸経路の確保です。胴輪等を利用したりして気管を潰さない様に工夫しているブルドッガーが多いです。
また、ブルドッグは闘犬禁止以降、そのユニークな体のためショー用としてインパクトがある体に改良されることとなり、改良に改良が重ねられているため、ブルドッグ独特のローリングゲート(モンローウオーク)とも言われる御尻を振って歩く姿からも想像がつく様に一般的な犬種だと骨の奇形から発生するNGとされる歩き方や後ろ足が前足の間から見える状態が正常なんです。ある意味、奇形スレスレな状態が正常なブルドッグなんです。そんな体ですので、関節、骨等に負担を少なくするため芝生や土等やわらかい場所を選んで散歩をさせたり、コンクリートの上では余り走らせない様にする等の気使いも必要です。
どうです。結構気を使うでしょ!でもそれもブルドッガーにとっては溜まらない魅力の一つでしょう。
【ブルドッグの御手入れ】
誰でもブルドッグと言うとしわしわを思い浮かべることと思いますが、御手入れで一番ネックになるのがこのしわになります。
御散歩等が終わると、暑い蒸しタオルで、鼻の周りのしわ、耳、足の指の間、尻尾の回りを丁寧に拭いて上げることが必要です。特にポイントとなるのは、鼻の周りのしわと尻尾の周りになります。しわの間は、特に夏場は、蒸れたり、汗疹になったり何かとトラブルの原因となり、ちょっと御手入れを手抜きすると、それはこの世のものとは思えない悪臭を放つこともこともしばしばあります。鼻の周りのしわも、固体差が大きく、すごく深いもの、浅いもの、しわのちいさいもの、一段のもの、2段のものと様々です。尻尾も固体差が大きく、シュークリームの様に渦を巻いたもの、団子の様に丸いもの、ノの字のもの、凹んだものと様々です。
御手入れしていもどうしても蒸れてしまう所なので個々の状況に応じたこまめな御手入れが必要です。
ブルドックジャンキーの間には、御手入れの時に、そのなんとも言えない匂いを嗅ぐと『とても愛犬のことがいとおしくなって抱きしめちゃう!』なんて話しもしばしば耳にします。
また、短毛種ですが、かなりの抜け毛がありますので、ゴム製のブラシや、手ぐしで、被毛をとかしてあげることも大切です。
ブルドッグの皮膚はデリケートで汚れを嫌います。アレルギー体質の子や、食べ物等の影響で指の間、皮膚等に脂肪の固まりができてしまう子も多いです。これも個々の固体に応じたこまめな御手入れが必要ですが、はなちゃんの場合週に2回から3回夏場はほぼ毎日御風呂に入っています。
イカツイ顔と体に似合わず、結構手間の掛かる犬種なんです。そんな苦労もブルドッガーの楽しみの一つなんです。
ブルドッグに似合う首輪を作ってくれる首輪屋さん
ブルドッグに似合うハードで手の込んだ首輪が欲しい〜なんてブルドッガー達の願いをかなえてくれるはなちゃんをモデルにしてくれたはなちゃん御用達の首輪屋さん。『忠犬堂』さん!
オーナーで元ウエスタンベルト製作の職人さんである角田満夫さんが作るブルドッグ用に作られた首輪は、デザイン、素材選び、製作とブルドッグのパワーにもばっちり耐える耐久性の高い全てが御本人手作りのこだわりの一品です。
使うのがもったいなくなる位デザインもいいんです。私自信すっかりこの首輪の虜になってしまい。既に3本も製作して頂いたんです。リードフックに飾っても絵になるんですよ〜。
『ブルドッグは個性的で創造力が膨らむ』と言う角田満夫さん自信も大のブルマニアで多数のブルドッググッツも所有しています。
お店は、横浜みなとみらいフリーマーケットアート地区に毎月不定期で出店しています。
最後に
この記事を見てブルドッグを飼いたいなんて思う方がいたら、ブルドッグの大変な部分、繊細な部分に目を向けて理解を深めてください。そして迎え入れたブルドッグのために愛情と時間を惜しみ無く使って上げてください。世の中に、健康で幸せなブルドッグが一匹でも多く増えることをブルドッガー一同心から願っています。
以上
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