初詣は神田明神(笑)。
突然ですが、新年最初のイベントと言えば?と聞かれると大抵は「初詣」と答えるはず。
皆様はどちらへ参拝されました? 私の場合はアキバが近いというだけで、毎年欠かさず
「神田明神」へお参りしております(爆)。
神田明神というのは秋葉原のJR山手線/京浜東北線線路から見て、中央通りの一つ裏
側にある昌平橋通りの、さらに裏側の小高い台地 (本郷台地 :これが本来「山の手」と言
われていた)の上にあります。 裏側と言ってもアキバ思考で考えると、であって、最寄り駅
のJRお茶の水駅から見れば秋葉原が神田明神の裏側になる訳ですが (^^;)
さて神田明神と言えば平将門(の首塚)、 徳川幕政下での「江戸の総鎮守」、神田明神祭
などが有名です。 さらにご祭神の大黒様 (=大国主命:おおくにぬしのみこと)に肖って、
商売繁盛祈願で仕事始めに背広姿の営業マンがぞろぞろ初詣をする姿は、テレビですっ
かりお馴染みです。それから忘れちゃいけないのが戦前の有名な作家、野村胡堂の小説
「銭形平次捕物控」の主人公、 銭形平次がこの明神下に住んでいた(お話の中の設定で
すが) というのもありますね。
ちなみに境内には銭形平次の碑があって、事情を知らないコギャル(死語)が「あ〜、
これ
がル☆ンに出てくる、 銭形警部の碑ね」などと馬鹿なこと言っている光景を時折見かけま
す(爆)が、これは戦後に作家など有志の方々が建立したもの。
別にこの下に銭形平次が眠っているとか、本物の碑とか、 そういう訳じゃありませんので
お間違いの無いように (^^;)
銭形平次もびっくり?な「お守り」
さて、いつものように参拝を済ませた後に境内で破魔矢など購入しようとして、ふと変なも
のを見つけてしまいました。「2002年新登場」と書かれている、 その名も「IT情報安全祈
願守り」(写真1)。 お値段は700円(税込)、今年から新発売?の一品です (^^;)
写真1 「IT情報安全祈願守り」全景(笑)
袋を開けると縦型の基盤?をイメージした「カード(紙製)」(写真2)と横長のメモリ?をイメ
ージした「シール」(写真3)がセットになっています。
写真2 基盤をイメージした?カード(紙製)
写真3 メモリをイメージした?シール
流石「世界のアキハバラ」の近所にある神社仏閣、目の付け所がシャープです(笑)。
しかも廃基盤や中古基盤を使うというアクセサリー界の正攻法にこだわることなく、
紙やシ
ールでそれらしく見えるようにしているチープさが大胆不敵というか怪しさ満点です(爆)。
それに、 128MBのメモリが千円単位で買える時代、紙とシールに700円もかけているので
すから、 これには天下の銭形平次もあっと驚くからくりが仕組まれているに違いありません。
...メモリに挿すと本当に動くとか(バキッ@★#) 動かないってば...
昨年はハードディスクが吹っ飛んだという貴方、 マシンの増設でトラブル続きだった貴方、
パソコンを買い換えたとたんに後継の新機種が発売されて地団駄を踏んだ貴方、そんな皆
様にぴったり...かも知れない(爆)神頼みグッズ、お一つ如何ですか?
なお、効能があるかどうかはそれこそ「神のみぞ知る」だと思いますので、後は自己責任※
ということで...
※当「携帯電脳庵」では責任を負いかねますので(笑)って言うまでもないことですけど念のため
(^^;)
(2002-01-05)