関東平野の西のはずれ、秩父多摩国立公園の東に位置するあたりに、標高500mから900m程の山々が連なり、その峯々の合間には秩父に通じる名の知れた峠が数多くあります。この八高線、東上線、西武線、秩父電鉄に囲まれた一帯はまた、都民のハイキングコースとして永く
親しまれてきました。
この付近一帯の山々は古くから「奥武蔵高原」と呼ばれ、西武線沿線の正丸峠、顔振峠、高山不動など、小・中学校の遠足でも良く使われ、広く知られています。
この一帯の山々のうち東上線沿線の山々は、最近「外秩父」という名称で紹介されています。特に「外秩父七峰縦走コース」は、全行程42㎞のコースが展望と起伏に富み、道も良く整備されていて最近人気が高いコースです。 |