NO2 | 1969年撮影 |
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ベヨネーズ列岩 | 鳥島全景 | 小笠原の島々 | 二見港岩壁 | 二見港の椿丸 | 返還1周年式典 |
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島の広場 | 支庁舎 | 二見湾 | 母島の高地 | 無人島 | 母島全景 |
概 要 |
昭和44年(1969年)6月26日の小笠原返還1周年記念式典に列席する東京都知事(当時美濃部知事)の一行に加わり小笠原を訪問した時の写真です。 東京竹芝桟橋を6月24日の11時頃出帆した東海汽船の椿丸(当時はまだ定期船が運行されていなかったので、東京都が臨時に雇い上げ、不定期に運行されていた)は、途中前年の噴火で測候所を閉鎖した鳥島を経由して、一路小笠原諸島父島へと向いました。 父島二見港までおよそ二昼夜の船旅は、とても穏やかな航海で、船上から鳥島を観察したり、太平洋上に突然姿をあらわしている岩礁に驚かされたり、鯨が数頭群れている姿に出会ったりと、貴重な経験をしました。 父島には記念式典のため、海上自衛隊の護衛艦が二艘入ってきて、音楽隊も式典に参加するなど、当時まだ島民が少なかった島も、いっとき賑わいを見せていました。 式典の後、母島を訪問しました。母島は当時無人島同然で、港湾の設備も無く、はしけで上陸しましたが、島全体が樹木に被われているような感じでした。島の小高い丘の上からは、大小の美しい島が点在しているのが見られ、砂浜が白く見える対岸の島に渡ったりもしました。 ここに掲載している写真は、リバーサルフィルム、カメラは当時流行だったハーフサイズカメラ「オリンパスペンD」で撮ったものですが、比較的色合いも画質も良く、貴重な記録でもあると思いますが、どうでしょうか? |