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[No.105] 薬師岳 投稿者:にんじん   投稿日:2009/08/02(Sun) 21:01:00

大雨の中薬師岳に行ってきました。
7月31日の午後9時に蒲郡を出発し、翌1日の午前1時に仮眠するためのロッジに入りました。
5時頃に起床し、5時20分ロッジを出発。林道有峰線が6時開門なので、時間調整をしながら7時過ぎに登山口である折戸に到着。7時25分から登山を始めました。
あいにくの天気で気分爽快な登山とは行きませんでしたが、雲間から下の有峰湖や富山湾が見え、3000m級の山に登っているんだな〜〜と実感しました。
登山開始から約5時間経過した、12時20分太郎平小屋に到着。雨が強くなり、雨宿りできるスペースもなかったため、休憩もそこそこに私たちが宿泊する薬師岳山荘に出発しました。
アップダウンを繰り返し、私たちの前に現れたのは、岩だらけの沢でした。
「え!ここを登るんですか??」
と内心思いましたが、そこは冷静になりもくもくとその沢を登りました。時間にして30分ぐらい沢を登ったでしょうか・・・雨の寒さと水の冷たさで体の心まで凍え、頭が痛くなってきました。
やっとの思いで沢を登りきり、今度は岩だらけの登山道を登り、稜線にでると強風が容赦なく私たちの体を消耗させます。
「この頭痛は風邪を引いたのか?それとも高山病??」
そんなことを少し考えましたが、兎に角山小屋まで歩を進めるしかありません。雨は強くなるばかりです。
途中、愛知大学の学生が13名遭難した遭難の碑に手を合わせ、歯を食いしばって2時10分に山小屋につきました。
「こんな日に良くいらっしゃいました。寒かったでしょ?あったかいお茶がありますからどうぞ」という山小屋の女将さんの言葉にいやされ、一息つきました。いくら最新のレインコートに身を包んでも、やはり自然には勝てないこと痛感しました。
その夜は8時に就寝。そんな早くに寝れるわけないと思いながら、爆睡していましたw。
翌朝も雨が容赦なく降り、何名かの人が山頂を目指すことを断念しましたが、「折角ここまできて山頂に行かないわけにいかない!!」とリーダーの方がおっしゃってくれたので、大雨、強風の中午前4時20分山頂を目指し始めました。


[No.109] Re: 薬師岳 投稿者:管理人   投稿日:2009/08/06(Thu) 06:31:16

ご投稿いただきありがとうございます。
管理人は、今週月曜日から水曜日まで信州白馬方面へ家族サービスしてきましたので返事が遅くなりました。
雨の中の薬師岳登山、にんじんさんはタフですね。無事帰られお疲れさまでした。大雨、強風の中山頂を目指し始めたとの事、続きを楽しみにしています。