| 2008年6月8日マドリード、ラス・ベンタス(第1級)闘牛場のアニベルサリオ(記念闘牛)6日目最終日(今年44回目)の結果。 19時開始、21時分頃終了。 プレシデンテ、トゥリニダ・ロペス・パストル。今年何回目かのノー・アイ・ビジェテで満員の入り。 サンティアゴ・ドメク(1,2,3,4,6頭目)、アナ・マリア・ボオルケス(5頭目)牧場の牛。 全体。 1頭目、。2頭目、。3頭目、 4頭目、。5頭目、。6頭目、。 ソブレロ:ホセ・ルイス・ペレダ 闘牛士 ウセダ・レアル 沈黙、挨拶。 ミゲル・アベジャン 沈黙、沈黙。 マティアス・テヘラ 沈黙、耳要求で挨拶。 |
曇。時々日が当るが肌寒くなるが長袖がないと寒い。。サンティアゴ・ドメク牧場(牛Procedencia
actual=現在の起源<基の血統>、ファン・ペドロ・ドメク、カルロス・ヌニェス、ホセ・ルイス・オスボルネ牧場)。闘牛士、。ノー・アイ・ビジェテで満員。ソルのテンディド5バッホにて、Tさん、Yさんと一緒に、ビデオ撮影しながら観戦する。
ウセダ・レアルは、華がない。いつも地味。今日はいつも良い剣刺しだけが良かった。1頭目の剣刺し。今年観た剣刺しで1番良かったと、思う。それだけかな。
ミゲル・アベジャンは、今年もバカジャン。2頭目の牛は悪く交換になって、出て来た牛は良い牛。でも、風の状態も、牛の良さも判ってないから何も出来ない。つくづく考えて闘牛をやっていないのが判った。自分の闘牛が終わった最後のマティアス・テヘラのピカが終わったとき、カジェホンでテンディド7の観客と口論していたが、クルサードもしないでパセを繋いで喜んでいるようじゃ、3流闘牛士って自分で烙印を押しているようなもの。他の人に訊いたら、去年のオトーニョで耳を切った印象がないという。再び、バカジャン!
マティアス・テヘラは、最後のダメ牛で、良くあそこまでファエナをした。偉い!あれだけやれば充分だ。ファエナは、感動的だった。その努力を観客が認めて、耳を要求した。2年前のプエルタ・グランデを逃したときのファエナを思い出した。あの時も、ダメ牛で必死になってファエナをして観客を熱狂させた。観ていて何とかしてあげたくなるなる闘牛士だ。今日は、マドリード闘牛学校の3人の闘牛だったが、1番良かった。マティアス・テヘラと同期の三羽がらすは、セサル・ヒメネス、イバン・ガルシア。しかし、今生き残っているのは、マティアス・テヘラだけだ。君にカリーニョ光線を送り続けたい!
闘牛が終わって、みんなに会った。ウセダ・レアルは、来年から呼んで貰えないんじゃないという、意見が多かった。アベジャンは話題にも上らない。はずれ馬券を握りしめてゴール前に熱狂しているのも良いだろうけど、これじゃ2000年のプエルタ・グランデは何だったんだろうと思ってしまう。余りにも非道い闘牛だった。マティアス・テヘラだけが、この中で生き残っていくんだろうなぁと、思った。
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