エル・フリがプエルタ・グランデ!ウセダ・レアル、マンサナレス、耳1枚。ビクトリアーノ・デル・リオ牧場は良い牛を出した。

2007年5月23日マドリード、ラス・ベンタス(第1級)闘牛場のサン・イシドロ14日目(今年28回目)結果。

19時開始、エル・フリがプエルタ・グランデを通ったのは21時22分。19時53分照明点灯。

プレシデンテ、フリオ・マルティネス・モレノ。今年8回目のノー・アイ・ビジェテ。満員。

ビクトリアーノ・デル・リオ牧場の牛(2頭目から6頭目)、コルテス牧場の牛(1頭目)

   全体的に、素晴らしい牛を出した。
   1頭目、普通。2頭目、良い牛。3頭目、集中力がない牛。
   4頭目、体がでかいのと反応が悪い牛。5頭目、普通。6頭目、非常に良い牛。


闘牛士

ウセダ・レアル 耳1枚、挨拶。

エル・フリ 耳1枚と強いもう1枚要求で場内2周、プレシデンテに強い抗議、耳1枚とそれに対する抗議。

ホセ・マリア・マンサナレス 沈黙、耳1枚。

 追記: 4頭目のピカで、ウセダ・レアルのピカドール、イスラエル・デ・ペドロが、
6頭目のバンデリージャでホセ・マリア・マンサナレスのバンデリジェーロ、ファン・ホセ・トルヒジョが喝采を受け挨拶をした。

 小雨が時々降ったが気にならない程度。風が強く寒い。ビクトリアーノ・デル・リオ牧場の牛(Procedencia actual=現在の起源<基の血統>、ファン・ペドロ・ドメク牧場)。闘牛士、ウセダ・レアル、エル・フリ、ホセ・マリア・マンサナレス。ノー・アイ・ビジェテで満員。ソルのテンディド6にて観戦する。

 ウセダ・レアルは、優等生的な闘牛だが良い闘牛をする。距離の取り方も良いし、牛の誘い方も良い。当然の耳1枚。3人の中では1番良い闘牛をしていた。面白味はないけど。

 エル・フリは、始めの牛で耳2枚が切れたはずだ。観客は強い耳要求をしているのにプレシデンテは耳1枚しか出さなかった。あれはプレシデンテの間違いだ!5頭目で耳1枚出すのも間違い!あれは耳じゃない!トータルで帳尻を合わせたような結果。変だよなぁ。こう言うのって・・・。

 ホセ・マリア・マンサナレスは、最後は良い牛を引き当てた。耳2枚切れる牛だった。ちゃんとやらないから牛が変な動きをしだした。勿体ないよなぁ。牛には耳2枚付いているのに・・・。

 


http://www2u.biglobe.ne.jp/~tougyuu/以下のHPの著作権は、斎藤祐司のものです。勝手に転載、または使用することを禁止する。


ホームへ戻る  2007年闘牛観戦記