2007年5月19日マドリード、ラス・ベンタス(第1級)闘牛場のサン・イシドロ10日目(今年24回目)結果。 19時開始、21時11分頃ディエゴ・ベントゥラがプエルタ・グランデを通った。20時34分照明点灯。 プレシデンテ、フリオ・マルティネス・モレノ。満員。今年7回目のノー・アイ・ビジェテ。 ベニテス・クベロ牧場の牛 全体的に、不満だが結果的には満足。 1頭目、。2頭目、。3頭目、。 4頭目、。5頭目、。6頭目、。 闘牛士 アントニオ・ドメク 場内1周、挨拶。 セルヒオ・ガラン 強い耳要求で場内1周、耳1枚。 ディエゴ・ベントゥラ 沈黙、耳2枚。 |
曇時々晴。過ごしやすい。ベニテス・クベロ牧場の牛(Procedencia actual=現在の起源<基の血統>、アタナシオ・フェルナンデス、リサルド・サンチェス牧場)。闘牛士、セサル・ヒメネス、セラフィン・マリン、マティアス・テヘラ。満員。ソルのテンディド6にて観戦する。
アントニオ・ドメクは、誰も要求しないのに勝手に場内1周をした。失敗ない。でも、それだけ。1番眠くなった。
セルヒオ・ガランは、2頭目で観客が耳を要求したが、プレシデンテが出さなかった。5頭目では、剣が半分しか刺さっていないのに耳1枚が出た。まあまあの出来だった。彼は2頭共トリル(牛門)の前で待つといういわゆるポルタガジョーラから始めた。
ディエゴ・ベントゥラは、3頭目の牛でピンチャッソを繰り返し耳をなくした。その代わり、最後の牛では、アレナ中央で出てくる牛を待ち、勢いよく出て来たら、キエブロでレホンを打って観客を驚かせ喝采を浴びた。バンデリージャでは、牛の7,8m前で、馬の前脚をピョンピョン跳ねさせて、牛を誘い、牛が動いたらキエブロで交わしてバンデリージャを2回打って喝采を受けた。若々しい手綱捌きで闘牛場を熱狂させた。短いバンデリージャも3回連続で牛の周りを廻りながら打ち、その後も牛の周りを廻りながら牛の頭を触って喝采を受けた。剣が入り牛が直ぐに口から血を吐きながら倒れ観客は白いハンカチを振り続け口笛を吹き続けた。プレシデンテは、耳2枚出すことを許可した。
今年からラス・ベンタス闘牛場のプログラムには、馬の名前、どのテルシオで使う馬か、毛色、馬具、馬種が記された表が別紙で付いていた。馬種だけ書けば、アントニオ・ドメクはスペイン馬とアラブの掛け合わせが多く、セルヒオ・ガランはポルトガル馬が多く、ディエゴ・ベントゥラもポルトガル人なのでポルトガル馬が多かった。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~tougyuu/以下のHPの著作権は、斎藤祐司のものです。勝手に転載、または使用することを禁止する。