バジャ・トロス!バジャ・エル・カペア!

2007年5月11日マドリード、ラス・ベンタス(第1級)闘牛場のサン・イシドロ2日目(今年16回目)結果。

19時開始、21時08分頃終了。20時47分照明点灯。

プレシデンテ、セサル・ゴメス・ロドリゲス。観客は目測で、満員に近い入り。

ラグナハンダ牧場の牛

   全体的に、脚に欠陥があり非道い牛が多く闘牛にならなかった。
   1頭目、。2頭目、。3頭目、。
   4頭目は、。5頭目、。6頭目は、。
ソブレロ:ホセ・ルイス・ペレダ(5頭目)、エスパルタコ(6頭目)


闘牛士

ロペス・チャベス 沈黙、沈黙。

エドゥアルド・ガジョ 沈黙、沈黙。

エル・カペア 沈黙、沈黙。

 サン・イシドロ初日を迎えた。晴れて暑い。20時19分に日陰になると風が吹いているので肌寒くなる。ラグナハンダ牧場の牛(Procedencia actual=現在の起源<基の血統>、ハンディージャ(ファン・ペドロ・ドメク)牧場)。闘牛士、ロペス・チャベス、エドゥアルド・ガジョ、エル・カペア。満員に近い入り。ソルのテンディド6にて観戦する。

 ロペス・チャベスは、牛が悪くて闘牛が出来なかった。

 エドゥアルド・ガジョは、5頭目で頑張った。フリが良くやるように、動かない牛の前に立って勇気があるぞと見せるような事をやっていたが、僕は良い牛の時ならそれは認めるが、自分の勇敢さんをそうやって見せようとする態度は好きではない。でも、今日はガジョが1番良かった。それだけは言える。

 エル・カペアは、何しに出てきたんだ!牛が悪くてもガジョは頑張った。でも、最後の牛はそんなに悪くないだろう。それで、パセをするときに足が動く、パセ・デ・ペチョの時にあんなに脇が開いて牛を外にパセするようなムレタ捌き。クルサードしていない、とか言う問題以前の問題。ノビジェーロより非道い!これじゃ非道すぎて、カペア(素人闘牛)を観ているようなものだ。これでお金を稼いでいること自体に腹が立つ。ハッキリ言って泥棒だ!観る価値の全くない闘牛士!去年ブラック・リストに載ったが、三つ星クラスの超ダメさ加減!単なる親の七光り、と言っても全然光っていない!光っているとすれば、ダメさ加減がピカ一!牛が扱えるとか扱えないとか言う以前の問題でこれ以上非道い闘牛士がいたら教えて欲しい。何でサン・イシドロ出て来たわけ!それも1回じゃなく15日アレハンドロ・タラバンテと一緒にまた出るというのが許せない!

 ラグナハンダ牧場の非道い牛を見続けて疲れた。バランスが悪く、膝を着いたり、後ろ脚から崩れたり、パセをすればパセにならない。良くこういう牛を出したもんだ。それと最後の牛は普通なのに、エル・カペアは闘牛という物が出来ない闘牛士だ。終わってからコロキオで、Mさんにあんなの牛を替えったって替えなくても一緒なのにと、言ったら、それは、牛は替えなきゃダメなのと、諭された。それは、そうだけど、時間の無駄だ!


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