2006年6月4日マドリード、ラス・ベンタス(第1級)闘牛場の41回目開催の結果。 19時開始、終了記録できず。パブロ・エルモソ・デ・メンドーサのプエルタ・グランデは21時15分頃。 プレシデンテ、マヌエル・ムニョス・インファンテ。観客はほぼ満員。 フィデル・サン・ロマン牧場 全体的に、。 1頭目、。2頭目、。3頭目は、。 4頭目は、。5頭目、。6頭目は、。 騎馬闘牛士 パブロ・エルモソ・デ・メンドーサ 耳2枚、耳2枚。 ジョアオ・モウラ(息子) 挨拶、耳1枚と強いもう1枚要求でプレシデンテに抗議。 レオナルド・エルナンデス(息子)のコンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ 挨拶、耳1枚と強いもう1枚要求。 追記:ジョアオ・モウラは、右手骨折の可能性がある。 |
晴れ。日が暮れると寒くなった。強い風が時々吹いていた。フィデル・サン・ロマン牧場の牛(Procedencia
actual=現在の起源<基の血統>、マルケス・デ・ビジャマルタ牧場)。騎馬闘牛士、パブロ・エルモソ・デ・メンドーサ、ジョアオ・モウラ(息子)、レオナルド・エルナンデス(息子)のコンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ。ロイヤル・ボックスで、ファン・カルロス国王とエレナ王女が観戦する。パブロ・エルモソ・デ・メンドーサは、2頭目の牛をファン・カルロス国王に捧げた。ほぼ満員の入り。ソルのテンディド4にて観戦する。
パブロ・エルモソ・デ・メンドーサは、もう凄い!あなたは間違いなく騎馬闘牛史上最高の騎馬闘牛士です!尊敬します。観客があなたを待っています。「アルティスタ」「ヌメロ・ウノ」そんな言葉が客席から飛ぶのは不思議な事じゃない。
ジョアオ・モウラ(息子)は、去年より成長している。闘牛場で学習来た成果が出ている。手綱捌きだけでなく盛り上げ方も判ってきた。やっぱり親父より上手い。
レオナルド・エルナンデス(息子)は今日がコンフィルマシオン・デ・アルテルナティーバ。よって1頭目と6頭目の牛を相手にした。1頭目は、そんな良くなかったが、最後の牛は素晴らしかった。危なっかしい手綱捌きも若いからそれで良い。短いバンデリージャでのビオリンは素晴らしかった。
こんな素晴らしい騎馬闘牛は、もう2度と観ることは出来ないかも知れない。パブロ・エルモソ・デ・メンドーサはファン・カルロス国王とエレナ王女の目の前で最高のファエナを2回した。わざわざ来た甲斐があったというモノだ。国王がロイヤル・ボックスの始まる直前に到着すると、観客が歓声を上げた。どんなことをしても観たかったのよね、きっと。ジョアオ・モウラ(息子)、レオナルド・エルナンデス(息子)の2人は、将来騎馬闘牛を背負って立つだろう。そのコンフィルマシオンで、パドリーノを務めたパブロ・エルモソ・デ・メンドーサは、兎に角素晴らしい!騎馬闘牛でも、耳4枚をラス・ベンタス闘牛場で取るのは非常に難しいことだ。それをやってのけるのが凄い!
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