牛が悪い、闘牛士もダメ。退屈な午後。

2003年6月1日マドリード、ラス・ベンタス闘牛場(第1級闘牛場)の結果。

 ラス・ベンタス闘牛場。バルシアル牧場。闘牛士、フラスクエロ、ホセ・ルイス・モレノ、アルベルト・ラミレス。ほぼ満員。テンディド6でYさんと観戦す。

 今日は、遠足に行っていたので闘牛場到着が19時40分頃。3頭目の牛が登場するのがTVに映っている。ダメだTVを観よう。取りあえず入り口のバルのTVを観て後ろを振り返ると扉が開いていて係員がいたので滑り込むようにして客席へ。Yさんも今来たばかりだという。今日はTさんはサン・フェルナンド・デ・エナレスでフェルナンド・ロブレニョの闘牛を観ている。羨ましい。

 フラスクエロ。何もする意志がないのなら出て来なきゃ良いのに。

 ホセ・ルイス・モレノは5頭目の牛は右角がブスカンドする牛で、それを理解してナトゥラルを繋いでいたので牛を良く見ていることは解った。でも、その牛から良いパセを出すようにすることは出来なかった。

 アルベルト・ラミレスは、自分の良いところ、何処でも良いから見せようとしていると、言うのは判るが、技量も足りないし、気持ちの空回りも大きい。

 牛は4頭観たがダメだった。闘牛士もダメ。退屈でしかも牛が出てくると、もうどうなるか解ってしまって退屈だった。静かな気持ちでお金返して欲しいなぁと、思った。


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