99年5月19日、ラス・ベンタス(マドリード)の結果

マリオとエル・レンコがやる気を見せた。

por 斎藤祐司

 

 若牛、サン・マルティン。見習い闘牛士、エル・レンコ、マリオ・コエロ、ビクトル・デ・ラ・セルナ。

 雲があったが日が射している。風が吹いて寒い中で闘牛が行われた。

 エル・レンコは、トリルの前に行って、両膝を着いてラルガ・カンビアールから始めたり、カポーテ捌きも普通に出来ていた。ムレタではクルサードが足りない。ムレタ捌きも注目するほど良いものは出せなかった。年も年だし期待できるかどうかは、海のものとの山のものとも分からない。

 マリオ・コエロは、今日出た中では1番良い印象を受けた。彼もトリルの前に行って、両膝を着いてラルガ・カンビアールから始めたりしたし、バンデリージャでの見せ場も持っている。カポーテ捌きも良い。ムレタでは、左手でやるパセ・デ・ペチョは光った。彼の年だがエル・レンコよりは期待できそうだった。

 ビクトル・デ・ラ・セルナは、一体何について行って良いのか分からない。才能が足りないと思う。


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