パセ・デ・ペチョ(Pase de Pecho)

por 斎藤祐司(Yuji Saito)

ホセ・トマス(Jose Tomas)

ムレタでの一連のパセの最後を締めるのがパセ・デ・ペチョ。上記の写真は左手でのもの。ナトゥラル(左手のパセ)は、通常、闘牛士の体の左側を牛が通過する。この写真の牛の向きが反対になる。牛を誘うときは腹の方から誘うが、パセ・デ・ペチョは、誘うときは尻の方から誘って胸(ペチョ)の下を通過させる。ムレタは、上に向けて振り、牛の首を上に向けるようにして動きを止める。この後闘牛士は、牛との距離を取って再び一連のパセを始める。

パセ・デ・ペチョが決まると、闘牛士は見栄を切ったりしてどうだと言うように観客を見上げる。一連のパセが素晴らしければ観客は喝采を送る。そうでなければそんなに盛り上がらない。

また、良いパセ・デ・ペチョは、牛を進行方向に45度に曲げるのが良いとされる。それ以上ならなお良い。僕が見た中では、エウヘニオ・デ・モラのパセ・デ・ペチョが1番良い。


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