NBC Symphony Orchestra
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The Strings of NBC Symphony Orchestra

NBC交響楽団の弦楽器群


Mischa Mischaskoff : Concertmaster
ミッシャ・ミシャコフ (コンサートマスター)

 ミシャコフはロシアのヴァイオリニストである。1895年4月3日プロスコウロヴに生まれ、聖 ペテルブルグの帝室音楽院で学び、1912年にルービンシュタイン賞を得た。  彼はニズニ・ノヴゴロド音楽院の教授をしモスクワ・グランド歌劇場管弦楽団やワルソー・フィルハーモニー 管弦楽団のコンサートマスターを務めた。
渡米後は各地の管弦楽団の演奏会に独奏者として出演、1930年シカゴのアメリカ音楽院のヴァイオリン科の主任教授となった。 1937年NBC交響楽団の創立に際しては招かれコンサートマスターとなった。  ミシャコフはロシアのヴァイオリニストである。1895年4月3日プロスコウロヴに生まれ、聖ペテルブルグの帝室音楽院で学び、 1912年にルービンシュタイン賞を得た。
【補足】
 彼はニズニ・ノヴゴロド音楽院の教授をしモスクワ・グランド歌劇場管弦楽団やワルソー・フィルハーモニー 管弦楽団のコンサートマスターを務めた。  渡米後は各地の管弦楽団の演奏会に独奏者として出演、1930年シカゴの アメリカ音楽院のヴァイオリン科の主任教授となった。1937年NBC交響楽団の創立に際しては招かれコンサートマスターと なった。 ミシャコフは独奏家であると共に、ミシャコフ弦楽四重奏団を12年も主催していて、室内楽演奏家としても優れている。 彼の趣味はイタリアの古いヴァイオリンを蒐集することで、五万ドルのストラディヴァリウスをそのコレクションに持っている。
Samuel Antek - Violin -
サミュエル・アンテック (ヴァイオリン)

 アンテックはシカゴに生まれ、ヨセフ・アクロンやレオポルド・アワーに師事するためニューヨークに出た。 アワー教授の死後はジュリアード・グラデュエード音楽学校の補助金を与えられ、ルイス・パーシンガーや アルバート・スポールディングについた。16才から独奏家として成功し、ストコフスキー、ダムロッシュ、ワルターの指揮した オーケストラと共演した。

 アンテックはテニスも上手であり、心理学の研究に余暇を過ごしていた。
Edwin Bachmann - Violin -
エドウィン・バッハマン (ヴァイオリン)

 バハマンの父は合唱指揮者で、母はブダペストで知られたピアノ独奏家である。母と同様にブダペスト音楽院で学び、卒業と 同時にブダペスト交響楽団のコンサートマスターとなった。これは如き若いヴァイオリン演奏家には珍しい出来事であった。 3ヶ年間この交響楽団で活躍してから渡米し、ニューヨークのロシア交響楽団に加わり、二楽季演奏後、ニューヨーク交響 管弦楽団に入り5年間演奏した。彼はアワーやジンバリストと共にフィラデルフィアのカーティス音楽院の教授であった。 またレンツやミッシャ・エルマン弦楽四重奏団に加わり、ハイフェッツとの共演もニューヨークで高く賞賛されている。  バハマンの趣味は音楽書を集めていて、自筆楽譜のコレクションは有名である。
Lucian Barenblatt - Violin -
ルシアン・バレンブラット (ヴァイオリン)

 バレンブラッドはポーランド生まれでワルソー音楽院を卒業後、更にブリュッセルの王立音楽院で学んだ。彼の先生は マルショー、ツィムマー、オンノウである。ワルソー・フィルハーモニー管弦楽団とブリュッセル管弦楽団を指揮で演奏し、1930年にはベルギー のアルバート国王から金メダルを授与され、更に1932年リェージュの国際競技大会ではクライスラー賞を獲得した。彼のひいているヴァイオリンは ジャン・パブティスト・ヴィルローメの使用したものである。
バレンブラッの趣味はテニスを好み、また音楽的才能のある家族の写真を撮っている楽人である。
Arcadie Birkenholz - Violin -
アーケーディ・バーケンホルツ (ヴァイオリン)

 バーケンホルツはニューヨークで生まれ、アワーの弟子である。1925年に独奏家として初演に成功、それ以来各地の管弦楽団 と共演したり、放送演奏の指揮を「していた。彼はガリアノの作ったヴァイオリンを持っている。  バーケンホルツはピアノの演奏も上手い。
Tobias Bloom - Violin -
トビアス・ブルーム (ヴァイオリン)

 ブルームはNBC交響楽団入団当時(1937年)26才の若さであった。ジュリアード・グラデュエード音楽学校に入り、プレス、 フレッシュやコハンスキーに学んだ。二楽季をミネアポリス交響楽団で過ごし、ラジオ・シティ音楽堂管弦楽団で一年間演奏し、 モンテ・カルロのルシアン・バレーにも一楽季出演したこともあった。
彼はバレーレ室内合奏団やマガニニ・シンフォニエッタに加わり、室内楽の演奏にも従事した。
ブルームは写真を撮ることが好きであった。スポーツは水泳をした。
Remo Bolognini - Violin -
レモ・ボローニニ (ヴァイオリン)

 ボローニニはブエノス・アイレスに生まれた。南米で最も名高い独奏家である。十三才で独奏会に初出演。イザイエに師事した。 間もなくイタリアへ演奏旅行をし、その素晴らしい演技はトスカニーニの注意を引いた。この結果ニューヨーク・フィルハーモニーと 共演するようになった。五ヶ年のブエノスアイレスのフィルハーモニーのコンサート・マスターを務め、次いでシカゴ交響楽団の コンサート・マスター(次席)を二年、ニューヨーク・フィルハーモニーのコンサート・マスターを四年していた経験がある。  ノスコ氏と共にNBC交響楽団の重要な席を占めている。
Henry Clifton - Violin -
ヘンリー・クリフトン (ヴァイオリン)

 クリフトンはイギリス人を両親として、ウィーンに生まれた。プラハとウィーン音楽院で学び、アーノルド・ロゼーやフランツ・オンドリセック の弟子である。ヨーロッパで独奏家として名声を得て渡米したのである。
 彼は七年間ニューヨーク管弦楽団に在籍したし、ニューヨーク・フィルハーモニーにも二ヶ年在籍した。
 クリフトンの趣味は人類学、医学、薬品についての書籍を集めることであった。
Manuel Compinsky - Vioin -
マヌエル・コンピンスキー (ヴァイオリン)

 コムビンスキーはイギリスの演奏家で、1901年に生まれた。エミール・ゾーレとレオポルド・アワーに師事した。 ロンドンのトリニティー大学の先生をしたこともあったし、弟妹のサラ(ピアノ)やアレックス(チェロ)と共にコンビンスキー 三重奏団を作っていた。
 1930年にエオリアン弦楽四重奏団を組織し、室内楽を演奏し、ロス・アンゼルスの太平洋交響楽団の指揮者をしていた。 彼は作曲や編曲もしている。乗馬がなによりも好きであった。
Benjamin Feldhan - Violin -
ベンジャミン・フェルドハン (ヴァイオリン)

 フェルドハンはニューヨークのミュージカル・アート学院を出ると共に、ジュリアード音楽院の補助を受け、スピーアリング、デティア 、クナイゼル、レッツやコハンスキーに学んだ。その後、フリッツ・ライナーの指揮したシンシナティ交響楽団に入り2ヶ年出演した。
フェルドハンはニューヨーク生まれで、ピアノも上手で巧み弾き、テニスや心理学が趣味であった。
 彼はヴァイオリンの教授法にも興味を持ちセイモア音楽再教育学校のヴァイオリン科を受け持った事があった。
Philip Frank - Violin -
フィリップ・フランク (ヴァイオリン)

 フランクはアメリカのブルックリンに生まれ、カーティス音楽院に入学しアワーやジンバリストに師事した。イギリス国王ジョージとメリー女王の金婚式 の祝典に際し、ヨゼフ・ホフマンにより選出されたアメリカの代表的演奏家の一人で、ロンドンではアスター夫人の邸宅とアメリカ大使館で演奏の光栄に 浴した。また、ザルツブルグ音楽祭では各国から集まった音楽家の前で、モーツァルトのイ長調協奏曲を演奏し好評を博した。この二つの出来事は フランクにとって忘れがたいもので云う。彼の大伯父も有名な音楽家で、オーストリアの皇帝であったフランツ・ヨゼフの御前で演奏した記録が残っている と云う。
Rafael Galindo - Violin -
ラファエル・ガリンド (ヴァイオリン)

 ガリンドの父はメキシコ・シティの音楽院で名高かったチェロの先生であった。 ラファエルはパリでルシアン・カペーやヨゼフ・ホワイトに師事した。 フランス、スペイン、ポルトガルで独奏会をし、マドリッドのフィルハーモニック管弦楽団の コンサートマスターを6ヶ年務めた。渡米してからNBC系を通じて放送演奏をしていた。 趣味はスケッチと作曲であった。
Jacques Gasselin - Violin -
ジャック・ガセラン (ヴァイオリン)

 ガセランは15才でパリ音楽院を優等で卒業した。7才から独奏会を開き、その後久しい間パリ・オペラ座管弦楽団やパリ音楽院管弦楽団 のコンサート・マスターを務めた。スポーツは乗馬、趣味は音楽書や楽譜の初版を集めることであった。NBC交響楽団で彼は副コンサート・マスターを 務め、ミシャコフと共に第1ヴァイオリン群の前列に座る。
William Gegner - Violin -
ウィリアム・ゲグナー (ヴァイオリン)

 ゲグナーはロシアで生まれた。祖父や兄がヴァイオリン奏者で、ヨアヒムの弟子でもあったと云う。ゲグナーはマンハッタン交響楽団や シャリアピン歌劇団のコンサート・マスターをしており、メトロポリタン歌劇場やベルリン国立歌劇場管弦楽団の一員でもあった。
 彼はNBC系の放送に出演して7年にもなるため当時の全米聴取者に馴染みが深かったそうである。
Josef Gingold - Violin -
ヨーゼフ・ギンゴールド (ヴァイオリン)

 ギンゴールドはポーランドで生まれた。子供の時にアメリカに渡ったが、イザイェに師事するため16才の時ヨーロッパに赴いた。 3ヶ年の勉強の後アントワープ交響楽団の独奏者として初公演した。この時の成功が素晴らしいものであったので、フランスやオランダやベルギーで 40回の演奏会を開いた。
 アメリカに帰ってからは主として独奏家として活躍し、その後はネオ・ルシアンやクライナー弦楽四重奏団にも加わり室内楽の演奏もした。 彼の趣味は写真と野球である。
Maurice Golodner - Violin -
モーリス・ゴロドナー (ヴァイオリン)

 ゴロドナーはNBC交響楽団員の中でも最古参の一人である。既にこの放送管弦楽団の前身から6ヶ年も演奏している。
 彼はNBCに加わる前は7ヶ年キャピトル劇場とロキシー劇場のコンサート・マスターであった。
 コロンビア大学音楽部の出身で、アレクサンダー・ブロッホやフィリップ・ミッテルに師事した。
 彼はジャン・バブティスト・ヴィロームの奏したヴァイオリンを所有している。余暇には写真を撮ったり、テニスを楽しんでいた。
Frank Goodrich - Violin -
フランク・グッドリッチ (ヴァイオリン)

 グッドリッチはニューヨークに生まれで、トランペット奏者の父から音楽好きなところを受け継いだ。
 ヴァイオリン教授として名高いジョージ・レーマンに師事してヴァイオリン奏法を究め、ロシア交響楽団に入り、2ヶ年演奏に 従事した。その後、10年間はニューヨーク交響楽団に在籍、傍らメトロポリタン歌劇場管弦楽団にもエキストラとして出演していた。
 彼はガリアノの製作した楽器を持っていた。趣味は珍しい本を集めることです。スポーツはテニスと水泳が好きであった。
 グッドリッチの娘は優秀なピアニストである。
Theodore Katz - Violin -
テオドル・カッツ (ヴァイオリン)

 カッツの父はロシアの指揮者であった。テオドルはトルコのアドリアノブルに生まれた。ペテルグラード音楽院ではアワーに師事し、 パリではルシアン・カペーに学んだ。
 ロシアや欧州各地で独奏者として演奏し、その伴奏はメンゲルベルグ、サフォノヴ、グラズノフの指揮であった。またロシア皇后の召され 御前演奏の光栄に浴した事もあった。
 渡米後はシカゴ交響楽団に招かれ、同市の歌劇場管弦楽団に7楽季出演した。  カッツはゴルフが大好きである。また彼の写真は素人の域を脱していると云われていた。
Boris koutzen - Violin -
ボリス・クーツェン (ヴァイオリン)

 クーツェンはロシアの作曲家で教授としても令名がある。1901年に生まれ、モスクワでグリエルに師事した。フィラデルフィア音楽院 ヴァイオリン科の主任教授で、同地の現代音楽協会の一員であった。
 彼の作品は「詩曲・ノクチェルヌ」、「孤独」(これはフィラデルフィアとサンフランシスコで上演)、ヴァイオリンと管弦楽の一楽章、 交響詩「ヴァレー・フォージ」、交響曲、室内楽等である。 クーツェンはチェルソン音楽院ヴァイオリン科主任教授であった父から最初ヴァイオリンを学び、次いでレオ・ザイトリンに師事した。 グリエルからは作曲法を指導されたのであった。 
【補足】
 音楽院を出てしばらくは、ドイツ各地で独奏者として演奏し、次いでモスクワ歌劇場管弦楽団に入り3年在籍、セルゲィ・クーセヴィッキー 交響楽団2年出演していた。渡米後フィラデルフィア管弦楽団に招かれ数楽季出演、更に5年間音楽基金協会の四重奏団に 加わり演奏していた。彼の趣味は写真を撮ることであった。
Jacques Larner - violin -
ジャックス・ラーナー(ヴィオリン)

 NBC交響楽団のヴァイオリン奏者達の中で、ラーナーは最も若い一人であった。1914年南部サウスダコタ州のミッチェルで 生まれバーシンガー、クロールに学び、ジュリアード音楽院ではディテエに師事した。バレーレとチョータウクワ管弦楽団に各3年在籍 ヴースター祝祭管弦楽団に一年在籍して演奏していた。
 彼の持っているヴァイオリンはペトラス・グワリネウスの作である。スポーツは水泳が大好きで、飛行機の操縦もする。
Henri Nosco - violin -
ヘンリー・ノスコ (ヴィオリン)

 ノスコはNBC交響楽団の副コンンサート・マスター次席で、フランス人としての情熱を持って演奏に全力を尽くしている。 パリ音楽院に入学して1年後、15歳でサン・サーンスの前で奏かされた天才である。
 サン・サーンスの予言通り優等で卒業し、それに満足せず更にエネスコ、プーレー、プルン等に学んだ。 パードルー管弦楽団、コンセール・トゥシェを経て、1931年NBCの前身に招かれた。
 彼の趣味は切手蒐集であり、スポーツは野球を観るのが好きであった。
Carlton Cooley - Viola -
カールトン・クーリー (ヴィオラ)

 クーリーは現代音楽の作曲者で、ニュージャージーのミルフォードに生まれた。NBC交響楽団に加わる前の15楽季 (1923年〜37年)はクリーヴランド管弦楽団のヴィオラ奏者として演奏していた。彼の交響詩「カポンサッキ」は1933年ロドヴィンスキー 指揮で初演された。クーリーはゴルフも上手だった。
Reuben Metz - Viola -
レウベン・メッツ (ヴィオラ)

 メッツは1907年ロンドンで生まれた。最初ヴィクター・キュズデーにヴァイオリンを学び、後にヴィオラに転向、レオ・バルザンに師事した。 バルザンの指揮したナショナル管弦楽協会の第一ヴィオラとして4年演奏、リッチモンド、セントルイス交響楽団にも在籍した。
 彼の趣味は写真を撮ったり切手の蒐集をすることであった。
Sol Patchook - Viola -
ソル・パテューク (ヴィオラ)

 パテュークはロシア生まれで、チシェイノウ音楽院でセルブロー教授についた。卒業後、オデッサ歌劇場管弦楽団に招かれ 第一ヴァイオリンを奏き、交響楽団の演奏会にも出演した。
 渡米後はデトロイトや桑港(読み方不明につき、どなたかご教授くだされたし・・・)の管弦楽団で演奏し、名高いボヘミアン・クラブ・ シンフォニック合奏団にも在籍していた。
 彼の所有している楽器はヨセフ・ガリアノの作である。彼は音楽に関係した芸術は何でも楽しみ、戸外運動にも参加している。
Leon Fleitman - Viola -
レオン・フライトマン (ヴィオラ)

 フライトマンは南ロシアで、五代音楽家を出した家庭に生まれた。1919年に聖ペテルスブルグ帝室音楽院を出て、フィッテルベルク の指揮していた「音楽劇団」に加わり数楽季出演した。
 渡米後はクリーヴランド交響楽団に入団し6楽季出演していた。余暇には写真と切手蒐集を楽しみ、スポーツは水泳とテニスをやっていた。
Arthur Granik - Viola -
アーサー・グラニック (ヴィオラ)

 グラニックはロシアの著名なヴァイオリン製作家であった祖父から弦楽に対する愛着を引き継いだ。
 16才で渡米した時、太平洋岸の或弦楽四重奏団からヴァイオリン奏者として招かれる話しがあったけれど、補助金を 交付されたのでカーティス音楽院に入り、ルイス・ベーリーの許でヴィオラを専攻した。ヴァイオリンはジャック・マルキンに学んだのである。 卒業後、1ヶ月間ハンス・キンドラー博士の指揮したナショナル交響楽団でヴィオラ独奏者を務めた。彼はモンタニャナの製作したヴィオラを 奏いてはいるけれど、ピアノの演奏にも相当の腕前を持っている。
 グラニックの好きなスポーツは水泳とテニスであるらしい。
Elias Lifschey - Viola -
エリアス・リフシェー (ヴィオラ)

 リフシェーはニューヨーク生まれで、同志で教育され、1939年(推定)までニューヨークの楽団で活躍していた。 彼は最初フォン・エンデ音楽学校に入学、更に音楽芸術院でデティエやクナイゼルにヴァイオリンを学び、ゲシウスや ロヴィンソンから作曲法を指導された。 卒業後はメンゲルベルグの指揮していたニューヨーク・フィルハーモニーに3楽季出演、アメリカ弦楽四重奏団、 シティ交響楽団、ステート交響楽団に在籍、コンサートマスターとしても演奏していたらしい。最近5年間は(1939年の時点) コロンビア放送会社専属管弦楽団(コロンビア交響楽団であろう?)で演奏していたらしい。彼の最も好きなジャンルは室内楽 である。スポーツはゴルフをやった。
Edward Kreiner - Viola -
エドワード・クライナー (ヴィオラ)

 クライナーはポーランドのヴィオラ奏者で、教授もした。1890年5月1日ポーランドに生まれ、ベルリンの高等音楽学校に入学 アンリー・マルトーに学んだ。
3年後マルトーの後任として母校で教えたのであった。彼はマルトー四重奏団に入り、ヴィオラを 奏していた。
 渡米してからニューヨーク交響管弦楽団とレッツ弦楽四重奏団の一員となった。後、クライナー弦楽四重奏団を創始した。  クライナーの父は医者であったがヴァイオリンが大変上手であったという。エドワードはクライスラー、ホフマン、バワー、ガブリロヴィッチ等の 音楽家と共演して好評を得ている。
【補足】
 彼の所有しているヴィオラは1590年にガスパル・ダ・サロの作った名器である。クライナー四重奏団のメンバー全員はNBC交響楽団の メンバーであったがNBC交響楽団を辞めても尚この室内楽団は引き続いて存在していたらしい。
Louis Kievman - Viola -
ルイス・キーヴマン (ヴィオラ)

 キーヴマンはニューヨークの音楽芸術院の卒業で、クナイゼル、ヤコブセンやアワーに師事した。彼はヴィオラの他にピアノもヴァイオリンも 奏く。そして余暇には骨董屋を漁り、支那(中国)人形を買い集めている。このコレクションは相当なものであった。スポーツは何でも好きであるが 、特にスキーが得意であった。彼は独身であった。
Maurice Helfand - Viola -
モーリス・ヘルファンド (ヴィオラ)

 ヘルファンドはニューヨークで生まれ、同地の音楽芸術院でレオポルド・アワーに師事した。最初はクリーヴランド管弦楽団に入り、 間もなく独奏者となった。1931年からNBCの音楽部員に加わり、放送に従事し重要な曲目の演奏をしたので全米に知られている。
 ヘルファンドは作曲もしていて自作「炉端で」は1932年にラジオで初演され、好評を得た。
 彼は独身で、管弦楽譜の珍しいものの蒐集家である。スポーツはゴルフが上手い。彼の持っている楽器はモンターニャの作である。
Abraham Edison - Cello -
アブラハム・エディソン (チェロ)

 エディソンはロシア生まれで、兄弟(ハーリー)してNBC交響楽団に加わっている。ウィリアム・エバンやレオ・シュルツにチェロを学んだ。四年半ロシア交響楽団に あって経験を積み、ニューヨーク・フィルハーモニーに入り、トスカニーニ、メンゲルベルグ、フルトヴェングラーの指揮した演奏に出た。 NBC交響楽団が正式に発足前の10年前に、その前身に入り、ダムロッシュやブラックの指揮した放送演奏に従事してきた。 彼の趣味は釣りとテニスであった。
Osvaldo Mazzucchi - Cello -
オスワルド・マヅッチ (チェロ)

 マヅッチはNBCのチェロ首席奏者である。南米のウルグアイでチェロ奏者を両親として生まれた。音楽的才能に恵まれて いたので補助金を交付されて欧州に赴き、ミラノ音楽院を優秀な成績で卒業した。サン・サーンスの指揮していたブエノスアイレス のコロン歌劇場管弦楽団で3ヶ月間演奏し、南米と欧州で独奏会を開いている。
 北米に来てからはニューヨーク・フィルハーモニーとニューヨーク・スタディアム交響楽団の独奏者であった。同時にフィルハーモニー 弦楽四重奏団のメンバーとして5年間在籍した。彼の趣味は釣りであった。
Edgar Lustgarten - Cello -
エドガー・ルストガルテン (チェロ)
 ルストガルテンは1932年15歳でコンサート・デビュー。独奏会をシカゴで開催した新人である。父のサミュエル・ルストガルテンは ヴァイオリン奏者で、以前にベルリン・フィルハーモニーに在籍したことがあり、母のメータ・ルストガルテンは著名な歌手であり声楽の 教師である。 エドガーはワレンシュタインとファイアマンに師事し、ハンス・ヘスについた。ヘスは「今までに教授した弟子の中で最も有能な手腕を持っている と述べていた。 2年間ナショナル交響楽団にあって演奏しRCAマジック・キーの時間にハイドンの協奏曲の第一楽章を奏して放送初演をなした。エドガーは 独奏会に出演すると共に、天才と云われている兄弟ヴァイオリン奏者と共演したりしている。  彼は絵画に興味を持ち、スポーツは水泳をやった。
Meyer Pitchersky - Bass -
マイヤー・ピチェルフスキー (ダブルベース)

 ピチェルフスキーはロシアで生まれた。幼いときからヴァイオリン、テューバやダブルベースを学んだ。渡米してからセントルイス交響楽団 に3楽季出演、デトロイト交響楽団には9ヶ年在籍した。
 彼は木工細工が好きで、ピアノの為にその技術を生かしてピアニシモの練習をする器具を考案した。好きなスポーツはハンド・ボールで 趣味はドライブである。
David・R・Oliver - Bass -
デーヴィッド・R・オリヴァー (ダブルベース)

 オリヴァーはニューヨークの生まれで、30年以上メトロポリタン歌劇場管弦楽団と関係し、ヴィクター・ハーバート管弦楽団の夏期演奏旅行に15楽季 加わった。彼はニューヨーク・フィルハーモニー、クナイゼル弦楽四重奏団やフランク・ブラックの指揮するNBC弦楽合奏団にも在籍していた。
 オリヴァー家は代々音楽家を輩出している。父はヴァイオリンを奏し、祖父はダブルベースの演奏で名をなしていた。オリヴァーの一人息子は ハリウッドで映画俳優をしている。彼はダブルベースの他にピアノとテューバを奏く。趣味は水泳と釣りであった。
Samuel Levitan - Base -
サミュエル・レヴィタン (ダブルベース)

 レヴィタンは1912年にニューヨークに生まれた。 レヴィタンもNBC交響楽団の若人の一人であった。13歳でニューヨーク音楽芸術院へ特待学生として入学を許された天才で 、更にはラインシャーゲンとマノリーに師事した。卒業と共にハドレーの指揮していたマンハッタン交響楽団に入り2ヶ年在籍、 次いでライベリーター合奏団と共に全米を演奏し、マガニニ、ニューヨーク、リッチモンド管弦楽団を経て、ラジオ・シティに出演、 WINS放送管弦楽団に入った。 スポーツはテニスである。趣味は変わった手紙の蒐集である。
George Koukly - Base -
ジョージ・クークリィ (ダブルベース)

 クークリィはロシアで生まれた。ペトログラード音楽院を出て、同地の交響楽団のメンバーとなり3ヶ年在籍した。 渡米と共にニューヨーク交響管弦楽団に入り9ヶ年演奏し、1920年にダムロッシュ博士に率いられて、この管弦楽団の歴史的 演奏旅行に加わった。その後、デトロイト交響楽団に、ドイツ歌劇場管弦楽団などにいて、1935年からNBCの一員となった。
 クークリィはコントラバスの他に、ピアノも弾く。スポーツはスケートをする。当時、彼の15歳の息子は天才的な ピアニストだと評されていた。
Henry Greenberg - Base -
ヘンリー・グリーンヴェルグ (ダブルベース)

 グリーンヴェルグはポーランドに生まれ、ワルソー音楽院でベック教授やヴォラネック教授についた。1923年に渡米するまで グリーンヴェルグはワルソー管弦楽団に13年間も在籍し、ワルソー・フィルハーモニーの演奏会にも数楽季出演した。
 渡米後はガブリロウィッチの指揮したデトロイト交響楽団に在籍し、更にニューヨーク交響楽団に招かれ、ソコロフ、ステッセルや ダムロッシュの指揮で演奏していた。
 グリーンヴェルグの父は軍楽隊の指揮者であり、母は相当なピアニストであったということだ。彼はダブルベース を主として奏するがピアノやヴァイオリンも旨い。 彼の趣味は写真とゴルフで映画も好きであった。
The Strings of NBC Symphony Orchestra -ADDITIONAL MEMBERS
Albert Pratz Violin
Alfred Lustgarten Violin
Angelo Sasso Violin
Arved Kurtz Violin
Bernard Kundell Violin
Bernard Robhins Violin
Ben Steinberg Violin
Daniel Guilet Violin
David Sarser Violin
Felix Galimir Violin
Giorgio Ciompi Violin
Harry Glickman Violin
Harry Lookofsky Violin
Henry Siegi Violin
Herman Spielber Violin
Herman Weinberg Violin
Hillard Lubie Violin
Jascha Rushkin Violin
Joscph Gorner Violin
Kolman Smit Violin
Laurence Steinhard Violin
Louis Graeler Violin
Marius Vitetta Violin
Marshall Moss Violin
Max Hollander Violin
Oscar Shumsky Violin
Paul Pitkowsky Violin
Paul Winter Violin
Ralph Silverman Violin
Sai Spinelli Violin
Samuel Kissei Violin
Samuel Rabinowitz Violin
Saul Sharrow Violin
Seymour Suskind Violin
Stefan Sponkin Violin
Sylvan Shulman Violin
William Gcgner Violin
The Strings of NBC Symphony Orchestra -ADDITIONAL MEMBERS
David Dawson Viola
David Epstcin Viola
Emanuel Vardi Viola
Frank Brieff Viola
Herbert Borodkin Viola
Jacques Tuchinsky Viola
Louis Kievman Viola
Milton Katims Viola
Nathan Gordon Viola
Nicolas Moldavan Viola
Selig Posner Viola
Tibor Serly Viola
William Primrose Viola
The Strings of NBC Symphony Orchestra -ADDITIONAL MEMBERS
Alan Shulman Cello
Anthony Sophos Cello
Benar Heifrtz Cello
Carl Stern Cello
Carl Ziegler Cello
Emmerich Gara Cello
Ernst Silherstein Cello
Frank Miller Cello
Gdal Saleski Cello
George Koutzen Cello
Hervey Shapiro Cello
Isadore Gusikoff Cello
Jacob Bernstein Cello
Jascha Schwarzmann Cello
Leo Kostal Cello
Milton Prinz Cello
Naoum Benditzky Cello
The Strings of NBC Symphony Orchestra -ADDITIONAL MEMBERS
David walter Contrabass
Frank Sollner Contrabass
George Torke Contrabass
Gerald Fiore Contrabass
Harold Smith Contrabass
John Van de Graaf Contrabass
John Mancini Contrabass
Luigi Giobbe Contrabass
Michael Krasnopolsky Contrabass
Max Pfeiffer Contrabass
Milton Kestenbaum Contrabass
Oscar Zimmerman Contrabass
Philip Sklar Contrabass
Walter Botti Contrabass