「2年の国際理解でマザーグースの授業があるらしい・・・。でも、マザーグースっていったい何?」こんな声を聞きます。「マザーグース」というのは英語圏の伝承童謡の総称で、『きらきら星』や『メリーさんの羊』、『ロンドン橋』など、みなさんおなじみの歌です。
でも、「子供の唄なんて、別に興味ないわ」なんて言わないでくださいね。マザーグースは新聞や映画やビートルズの歌など、いろんなところで引用されていて、英語圏の人々の共通認識、常識となっています。今後、みなさんが英語を勉強していく上で、欠かすことのできない基本知識なのです。
国際理解の授業では、講談社英語文庫の『マザーグース』をテキストにして、さまざまな歌を勉強します。
1人ひとつのマザーグースを担当して、訳・語句の意味・解説などを書いたプリントを作り、クラスの前で発表する、というワークショップ形式の授業です。
それでは、今年の2年生の感想をいくつかご紹介しましょう。
マザーグースってこんなにかわいくておもしろいんだと授業を通して初めて知りました。全然思っていたイメージと違っていて知れば知るほど、とても好きになりました。先生の持ってきた本もすごくかわいくて、先生がマザーグースの大ファンになるのもわかりました。 由樹子
マザーグースの本を読んで、自分で書いて発表したり、みんなの発表を聞いたりして、いろいろな歌を知ることができました。私の知っている映画や有名な映画にマザーグースがたくさん使われていることを知ってびっくりしました。私は映画が大好きなので、マザーグースが使われている映画をこれからたくさん見ようと思います。 佳奈子
マザーグースは歌になっているので、口にだしやすいから、家でテープを聴きながら一緒に歌ったりしています。書店へ行くと、ついマザーグースの本を探したりしています。もう少し、時間がとれるようになったら、いろいろなマザーグースの本を読んでみたいと思いました。先輩が作っていたような自分だけのマザーグースの絵本も作ってみたいです。 美紀
ハンプティ・ダンプティの歌も、なんとなくしか知らなかったので、いっぱいわかってよかったです。英語でも言えて書けるようになったし。マザーグースのおもちゃや絵本とかは、手が込んでいてかわいかったです。 侑子
マザーグースという言葉は、よく聞いたことがあったけど、内容はあまり知りませんでした。マザーグースの歌は、なんかすぐに頭の中に入ってきて、いつの間にか覚えていて、無意識のうちに歌っているということがよくありました。発表は、人によってそれぞれ訳の仕方が個性的でおもしろかったです。私は"Baa baa black sheep" を訳したんですが、リズムがよくてとても気に入りました。 英璃乃
マザーグースは、映画やアニメの中にまで出ていて驚きました。マザーグースの歌を知らないと意味がわからないという映画もあったので、以前よりも英語やマザーグースに興味を持ちました。この授業で、私は英語をもっと知りたいと思いました。そして英語が少し楽しく感じられました。それは、先生とマザーグースのおかげだと思います。 敦美
自分の発表は緊張したけど、ちゃんとできてよかったです。他の人の発表を聞いて訳を見たら、「おもしろい!」とか思うのがいくつかありました。12番のマザーグースが印象的で、「もっとマザーグースを知りたい!」と思いました。先生のホームページも行ってみます!もっとマザーグースやりたかったです。 未沙子
マザーグースは、歌を聞いただけだったら意味がわからない歌もたくさんあったけど、みんなが調べた解説を聞いて、どの歌にもちゃんと意味があって奥が深いなぁと思いました。ロンドン橋のところにさらし首がおいてあった話がけっこう印象に残っています。そして、なにより鳥山先生のマザーグースの好きさにびっくりしました。 愛
マザーグースは、ほぼ全部知りたいぐらい楽しかったです。ちゃんと子供向けでありながら、大人も一緒に楽しめるような気がします。将来、自分に子供ができたらマザーグースを教えてあげたいです。国際理解でこの授業ができてよかったと思います。映画など見るときも、マザーグースがでてこないか考えながら見るようになりました。 美佳
マザーグースは、本当にいろんな種類の歌があるなぁと感心しました。僕たちのクラスがやったマザーグースは、だいたい20個ぐらいでした