2006.2.23

阿吽の呼吸  あうんのこきゅう
互いの微妙な気持ちや調子が一致することを呼吸でたとえた言葉。「阿」は吐く息「吽」は吸う息のこと
挨拶は時の氏神 あいさつはときのうじがみ
争い事の時仲裁人が入ったなら意地や見栄は捨てとりなしに従った方が良いと言うこと。 「挨拶」は仲裁人「時の氏神」は都合良く現れた救いの神。
一に看病二に薬 いちにかんびょう ににくすり
病気の治療には薬も大切だが、心のこもった看病が何よりも大切であると言うこと。
一文惜しみの百知らず いちもんおしみのひゃくしらず
僅かな金を惜しんだために、将来百倍の損を招くことに気づかない愚か者を言う。将来の利益を見据えた金遣いが大切との戒め。
一将功なりて万骨枯る いっしょうこうなりてばんこつかる
一人の将軍が功名をあげた陰には屍を戦場にさらした万人の兵士がいる。平時でも上に立つ者の華やかな功績の陰には、大勢の部下の犠牲があると言うこと。
石に布団は着せられず いしにふとんは、きせられず
親の墓石に寒かろうと布団をかけてあげても、親孝行にはならない。親が死んでしまった後では、親孝行をしたくても出来ない。のたとえ
一樹の陰一河の流れも他生の縁 いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん
見知らぬ者同士が一本の樹木の陰で休み、同じ河の水をともに飲むのも、みな前世からの因縁である。「他生の縁」は前世で結ばれた因縁の意。この世の中で起こる出来事はすべて前世からの因縁によるものだから、大切にしなければならない。と言う仏教の教え。
一寸の虫にも五分の魂 いっすんのむしにもごぶのたましい
体長一寸(約3cm)ほどの虫でも、半分ほどの魂を持っている。どんなに小さい弱者でもそれ相応の意地を持っていると言うたとえ。またどんなに卑小に見える相手でも決して侮ってはいけないという戒め。
一敗地に塗る いっぱいちにまみる
死体の内蔵が踏みにじられ、泥まみれになるほど戦で完敗することから、再起不能になるほど徹底的に打ち負かされることを言う。
有為転変は世の習い ういてんぺんはよのならい
世の中の有様、すべての事柄は、激しく移り変わるものだと言うこと。「有為」は仏教用語で、さまざまな因縁で生じる現象、存在の意味。
有卦に入る  うけにいる  
幸運な運勢に入ること。幸運に巡り会うこと。陰陽道(おんようどう)では幸運な年回りである「有卦」にと七年間それが続くとされている。反対の「無卦むけ」は有卦が終わった後の五年間の凶運期を言う。
氏より育ち じよりそだち
人間形成にとって大切なのは、家柄や身分ではなく、環境や本人の努力だということ。京都いろはカルタの一つ。
怨みに報ずるに徳を以てす。 うらみにほうずるにとくをもってす。
たとえ恨みをもっている相手であっても、報復するようなことはせず、広い心で恩恵を施せと言うこと。
縁なき衆生は度し難し   えんなき、しゅじょうはどしがたし
広大な無辺な仏の慈悲をもってしても、仏縁の無い者は救いようがない。人の言うことを聞かない者は救ってやりようがないと言うこと。★「縁」は仏の教えを聞く機会のこと。「度」は、法を説いて悟りを聞かすこと。
縁の目には霧が降る   えんのめにはきりがふる
縁あって結ばれる者の目には、お互いに霧がかかったように、相手の欠点が見えないばかりか、かえって美しく見えること。
解語の花    かいごのはな
言葉を理解する花。すなわち美人のこと。 昔、唐の玄始皇帝が楊貴妃をこう称した、所から。
蓋世の気  がいせいのき
世をおおいつくし、圧倒するほどの盛んな意気。雄大な気性や才能を言う。
中国・秦(しん)の時代の末期、楚(そ)の王、項羽(こうう)が作った詩の一句。「力抜山兮気蓋世」
(力は山を抜き、気は世をおおう)による。
隗よりはじめよ  かいよりはじめよ
大きな事業を始める時には、手近なところから着手するのが良い。また事をはじめる際にには言い出した人からはじめよ。と言うたとえ。
中国の戦国時代、燕(えん)の昭王に賢者を招く方法を聞かれた郭隗(かくかい)が「先ずこの隗(自分)を優遇しなさい。そうすれば自分以上の者が続々と参集するでしょう。」と答えた所から。
鼎の軽重を問う  かなえのけいちょうをとう
権威や権力のある者の実力を疑うこと。「鼎」は古代中国で食物を煮るために使われた三本足の青銅製の器。祭器として用いられ、権威の象徴とされていた。
禍福は糾える縄のごとし  かふくはあざなえるなわのごとし
幸、不孝は、よりあわせた縄のように巡り巡ってやってくる。不孝を嘆いているとそれが、いつの間にか福に変わり、幸せを喜んでいると、それが次は災いに変わるということ。