レジストリの構造

 

レジストリはそれが解ると細かいトラブル等まで回避しやすいものですが、ひとつ間違えるとパソコンが起動しなくなってしまうものです。
操作に自信がない方は絶対にいじらないでください。
レジストリを操作するのはレジストリエディタでやります。

スタート → プログラムを指定して実行 → regedit → OK

で呼び出すことができます。

レジストリの構造−6つのルートキー

レジストリエディタを起動してみるとレジストリの構造は6つのメインキーがあり、その下にさらにサブキーがずらりとならぶツリー状になっていることがわかります。

CLASS_ROOT HKEY_CLASS_ROOT このキーは拡張子とアプリケーションの関連付け情報など関するすべてのが収められています。 ・拡張子の関連付けデータ
・アイコンデータ
・OLE関連情報
CURRENT_USER HKEY_CURRENT_USER このキーはHKEY USERS から現在ログインしているユーザーの設定を含むキーがここにコピーされ、終了時にHKEY USERS の対応するキーに書きこまれます。
ここのキーはほとんどが自動作成されるものなので
作り直すときには思い切って消しても平気な場合が多いです
・アプリケーションの個別設定
・コントロールパネルの設定
・ユーザーの個別設定
LOCAL_MACHINE HKEY_LOCAL_MACHINE 使用しているコンピュータのシステム全体の情報を網羅。そのコンピュータ独自の設定をすべて記録しています
物にもよりますが、ここのキーは失敗すると命取りになりかねませんので、できればいじらないほうが・・・
このページの一番下にあるmail toの設定は失敗しても影響が小さいから大丈夫ですけれど(^ ^;
・接続された周辺機器のリスト
・プラグ&プレイ情報
・windows の基本設定
USERS HKEY_USERS 各ユーザー別の設定が保存されている。「コントロールパネル」の各アプレットから変更した部分の情報などが含まれる。また、windows のデフォルトの情報も収められています。 ・パスワード情報
・ユーザー毎の設定情報
・windows の初期設定
CURRENT_CONFIG HKEY_CURRENT_CONFIG ディスプレイプリンタなどのハードウェア設定情報を処理するキー。「システム」のプロパティでチェックする「ハードウェア環境」はこのキーを参照しています。 ・解像度や表示フォント
・ディスプレイの設定情報
・通常使うプリンタの設定情報
DYN_DATA HKEY_DYN_DATA マシンに接続されている各種ハードウェアデバイスの動的ステータスを定義しているキー。プラグ&プレイ機能にも大いに関係しています。 ・ハードウェア構成
・デバイスの障害情報
・パフォーマンス情報

文字列とバイナリ

文字列・・・アプリケーションへのパスやマウスの速度などの設定をテキストデータ形式で格納したものです。通常文字列は(”)ではさまれて表示されます。
バイナリ・・・アプリケーションや OS に直接渡すデータや設定値を16進法の数値で指定します。この値は、最低でも4バイト以上です。
DWORD 値もバイナリデータの1つです。

※ここまでは見てもかまいませんが、自信がない方は絶対にいじったりしないでください。
※これを応用するとよくホームページなどに載せてあるアイコンをクリックするとアドレス入力済みのメーラーが起動するものがあります
 が、これはOutlookExpressが起動してきてしまうのがしょっちゅうありますが、これを他のメーラーに変更することができます。


 mail toのメーラー変更はこちら!!