アサギマダラ
9月から11月にかけて北部の山地にいる。渡りをする蝶。町内の南部では夏季に幼虫も見られる。
カブトムシ
夏になると町内ほとんどの雑木林に生息。水銀灯にも飛んでくる夏の昆虫の王様。
ギフチョウ
希少だが、桜の開花時期に町内数ヶ所の場所で出現する。スミレやショウジョウバカマで吸蜜する。
クマゼミ
夏の朝はこの鳴き声で始まる。町内いたるところにいる。年によって発生数に差がある。
シオカラトンボ
近頃数は減っているが、まだまだ健在。少年時代を懐かしむ虫。メスは俗名ムギワラトンボ。
ベニシジミ
春から夏にかけて草むらでよく見かけるおなじみの蝶。夏出現する個体の方が黒みが強い。
ヒメアカタテハ
町内では成虫で越冬するため早春から初冬まで真冬を除きほぼ一年中見られる。
タマムシ
広葉樹林にいる。美しい金属色は自然の芸術といえる。最近数が減ったのが少し気がかり。
トゲナナフシ
翅が無く飛べない。本州ではメスしかいない不思議な虫。名は腹の節が7個であることから。
ミヤマクワガタ
ひと夏で死んでしまうが、人気の種類。町内の北部山地にいる。水銀灯にも集まる。
マイマイカブリ
翅があっても飛べないので、動きが素早い。カタツムリだけでなくダンゴムシや小昆虫も食す。
モンシロチョウ
キャベツ畑では嫌われ者だが、春の使者として最も親しまれる。石のすき間や軒先で蛹で越冬する。
キマワリ
何ともユニークな名前だ。すばしっこく逃げ足が速い。樹木の比較的低いところで見つかる。
コミスジ
初夏から夏にかけ草原でスィースィーと軽快に飛んでいる。山地や雑木林で普通に見られる。
ホシホウジャク
特に秋になると庭先にきてせわしげに飛びながら花の蜜を吸う。主に昼間に活動する蛾。
タケトラカミキリ
竹林にいる竹の害虫。近縁の種が多く、このグループは幼虫期間が長くて、2〜5年程もある。
モンキチョウ
モンシロチョウとともに春を呼ぶ蝶。この幼虫はマメ科を食す。オスは黄だがメスは黄と白の2型。
モンキアゲハ
町内ではミカン栽培が盛んなため非常に多い。初夏から晩秋にかけて見られる。特に秋に多い。
ミヤマカミキリ
広葉樹とくにドングリ類の幹にいる。夜、明かりにもよってくる。日本産最大級のカミキリ。
アオマツムシ
東南アジアからの帰化昆虫でオスは秋になると草むらで鳴く。ご本家マツムシをもしのぐ生命力。
ハナアブ
ミツバチに似るがれっきとしたアブ。成虫で越冬するため冬でも気温が高いと活動する。
トノサマバッタ(幼虫)
以前とくらべ町内でもバッタの数はかなり減っている。空き地の減少、農薬散布が主な原因だろう。
ウバタマムシ
松林に多くいる。この幼虫の食害が著しいと松は枯れるがマツクイムシとは別のもの。
オオゾウムシ
象の鼻の様に見える口で幹に穴をあけ吸汁する。体は硬く鳥などの天敵から身を守っている。
イチモンジセセリ
蛾だと思う人がいるが立派な蝶。幼虫はイネ科を食し、町内でも田んぼの害虫として有名。
サキグロムシヒキ
ムシヒキアブの仲間はハエやアブなどを捕らえて口にぶら下げて飛んでいる。
ゴマダラカミキリ
このカミキリはミカンの天敵として恐れられている。イチジクやクワの木などにもいる。
ケラ
成虫で越冬するためケラが鳴き始めると初夏を感じる。日本産ではほぼ唯一のメスも鳴く昆虫。
キチョウ
越冬態が成虫のため、早春の個体の翔はボロボロになっている。集団で吸水することもある。
ヒメホシカメムシ
アカメガシワの実に集まり、灯火にもくる。体のデザインはよく見ると人の顔に似ている。
カマドウマ
洞穴や下水、家の縁の下などの薄暗い湿気のあるところにいる。卵は土の中でかえる。
カマキリ
どう猛な肉食昆虫。交尾中または交尾後にメスがオスを食べてしまう。緑色と茶色の2型がある。
オンブバッタ
親子のように見えるがオスメスのペア。体長はメスの方が倍近く長い。田畑の害虫でもある。
ゴマダラチョウ
冬、エノキの落葉の中で越冬幼虫を発見できることがある。数は多くないが春から夏に見られる。
アキアカネ
いわゆるアカトンボ類。初夏に羽化し夏には高地に上り、初秋には人里に下りて群れをなす。
ハンミョウ
ひときわきれいな甲虫。春先、山道を歩くと先へ先へと飛んで来る。別名"春の道案内"とも。
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