第3回
パドックの暴れん坊将軍
サンテスシンオー

サンテスシンオー 西岡 厩舎
父 : サンテステフ
母 : バンシューウェー

通算 15 ・ 8 ・ 2 ・ 23

(写真 下條騎手とサンテスシンオー)

兄はあの アブクマポーロ。
それだけでも注目に値するサンテスシンオーですが、この馬は違う意味でも要注目です。

A級優勝天山賞のパドックで、馬具をてんこ盛りにして、立ち止まっては厩務員を困らせ、周回の途中で装鞍所に連れ戻される、そんな馬がいたら、それがサンテスシンオーです(笑)。

騎手が乗るのも、他馬が下見所を出て走路に向かった後で、それから1頭だけで周回しています。

昨年末の天山賞パドックで サンテスの頭らくがすっぽりと外れた時には本当にヒヤヒヤしましたが、幸い放馬することもなく、あの時は本当に無事で良かったと思います。
入場後も騎手を振り落とすなどの芸を見せる(関係者の皆さん、ごめんなさい)サンテスですが、B級の頃は走れば勝つという強さでした。

(写真右端:下條騎手騎乗がサンテスシンオー写真 中:鮫島騎手騎乗はケイウンベスト)

さすがにOPでは簡単には勝たせてもらえませんが、天山賞勝ちや昨年のサラGPをケイウンベストの2着(逃粘)など、活躍しています。

5月9日の天山賞でレースに戻ってきました。
結果はシンガリ負けでしたが、個性派サンテスは7月の佐賀記念にむけて頑張って欲しい1頭です。

最近で印象に残っているレースは昨年11月の天山賞。
転入初戦のエアジャスティスが逃げ切るかと思ったところに、まさかの位置から見事な末脚を披露してくれ、差し切り勝ち。
大外だったのと、届くとは思わなかった とで、ゴールの写真を撮り損ねました(笑。ばっちり、エアジャスティスしか写ってません)。

とにかく一度パドックでご覧になってみて下さい。
偉大な兄貴に一歩でも近づけるように応援してあげて下さい。
頑張れ、サンテス!
(あきやん)

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