新着語源


【ちょこざい】

 漢字で書けば「猪口才」。「猪口」は、お酒をつぎ入れる猪口形の小さい杯(=おちょこ)のことですね。そこから、おちょこのように小さくてつまらない才能しかないという意味になり、転じて、生意気なこと、こざかしいことと言う意味になりました。
 「猪口は」当て字で、「ちょこ=ちょっとした」 という説もあります。


【沈黙は金】

 「雄弁は銀」と対になって使われます。ローマ時代からヨーロッパで言われていた言葉のようです。
 一見、金の方が価値が高そうに見えますが、もともとヨーロッパでは銀の方が価値が高かったのです。しかし、コロンブスらによる新大陸の発見によって、銀の供給量が増加し、銀の希少性が下がりました。そこで、相対的に金の価値が上がったのです。ですから、「雄弁は沈黙よりも価値がある」という意味なのです。


【ばつが悪い】

 「ばつ」は、「場都合(その場の都合)」の略。そこから、決まりが悪い、気まずい思いをするという意味になりました。
 「ばつ」は、書物の終わりに書き記す「跋」に由来するという説もあります。


【ハレンチ】

 漢字で書けば「破廉恥」。「廉」は高潔の意。「廉恥」は高潔で恥を知る心の強いことです。そこから、その「廉恥」を破ること、恥を恥とも思わないこと、道義に外れた行為をすることを「ハレンチ」を言うようになりました。


【物色する】

 「物色」は、生け贄の動物の毛色のこと。もともと、生け贄の動物を探すことを「物色する」と言いました。転じて、人物を探し求めるという意味で使われるようになり、さらに、動物や人に限らず、広く適当なものを探し求めるという意味になりました