雷鳴ったらヘソ隠せ


“雷様は子供のヘソが大好きだから”とか、
“かえるにヘソがないのは、雷様にとられてしまったからだ”などと、
子供の頃よくおどかされました。

しかし、雷様なんてものは実在しないし、
かえるはほ乳類ではないからヘソがないということはご承知の通り。
子供の頃抱いていた夢のあるロマンチックな世界は、
いとも簡単に否定されてしまいました。

では、このフレーズは単なる子供だましなのでしょうか?
どうも子供だましではなく、しっかりとした意味があるようです。

雷が鳴るときは、これから雨が降るわけですから、気温が下がります。
ところが、子供は、よく腹を出して寝てしまいます。
気温が下がっているのに腹を出して寝ていては、寝冷えしたり、腹をこわしますよね。

このフレーズは、“雷が鳴っているようなときに腹を出してると、腹をこわすゾ”
という趣旨だろうと思います。



星が瞬くと風が強くなる


星がチカチカ瞬くのは、空気がゆれているから。
上空の風が強ければ強いほど、瞬きは激しくなります。

『ドラえ◯ん』とかでは、いつも星がキラキラ輝いていたので、
小さい頃は星は瞬くものだと信じていました。
ん?・・・ということは、アニメでは常に上空に強い風が吹いているのでしょうか?

このフレーズは、“上空で激しい風が吹いているので、明日は地上でも強い風が吹く”
という意味です。


   
  お天気編